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2005年11月29日
CANON S80 ライカとの相性
あいにくの強風、私の持ち味である「ドアップ撮影」には最悪の条件。明日から海外出張なのでカワちゃんが写せる時に写しておこうと考え、30分撮影を敢行。
三脚をジッツォ5型&マンフ#503、足を伸ばさず地面に膝立撮影・・・しかし、機材は揺れる、カワちゃんも吹き飛ばされそうになる強風のなか1/3秒のスロー撮影、やっぱ良い撮影はできませんでした。
LEICAアポテレビット77/32XWBB/CANON S80
画像入力機器のモデル名 Canon PowerShot S80
露出時間 1/3 s
F ナンバー 6.3
露光補正値 -0.666667
レンズ最小 F 値 4
測光方式 中央部重点測光
レンズ焦点距離 13.1 mm
色合いもニコンとは面持ちが異なり、WBを太陽光にして下の画像。
S80の発色の良さがクリアなライカアポテレ77の良さを引き出すのだと思う。なんといっても色収差の出ないカメラって信頼できて良いですね。
この写真はISO100、等倍トリミングです。色合いや羽の形状表現などを参考にしてください。
画像入力機器のモデル名 Canon PowerShot S80
使用ソフトウェア名 Adobe Photoshop 7.0
露出時間 1/250 s
F ナンバー 5
露光補正値 0
測光方式 中央部重点測光
レンズ焦点距離 17.5 mm
CANON S80アダプター
S80に逝きたいと思っている方が何人かおいでのようなので、取り急ぎ今回の試作内容を解説します。光軸&クリアランス調整が結構手間がかかります。着手される際は覚悟の上(笑)でお願いします。
●準備するもの
・CANON LA-DC20
・ニコンF-CP5000
・アルミ板 厚さ0.4~0.5mm
・瞬間接着剤
・金ノコ
・カッターナイフ
・ノギス、定規など
・ウオータープライヤーなど
●手順
注意:前カバーを触ると突然鏡筒が伸びて思わぬ事故を招く場合があります。バッテリーの装着はしないでください。
1、LA-DC20の切断
そのまま使用してステップアップリングで接続するとレンズクリアランスが広すぎてワイド接眼レンズで中域までケラレてしまいます。そこで思い切って切断してFCP5000と繋ぐことを考えました。切断する位置は図の位置。工具は金ノコやカッターで根気良く切ります。切り口が多少汚くても支障ありまん。
2、F-CP5000の切断(F-CP5000は市場在庫少ないかも)
LA-DC20と接合するために胴部内径が38mm以上のアダプターを探すとクールピクス5000用のF-CP5000が良いので採用した。図の位置を金ノコ(私は旋盤で切りました)で切断してください。
3、スペーサーアルミ板の製作
実はハギレが残っていないので厚さがはっきりしません(^^; たぶん0.4mmか0.5mmでしょう。幅8mmの短冊を作り、F-CP5000の外周弱で切り輪に丸めて型をつけておいてください。
4、接合
切断されたLA-DC20の外周にアルミ板を巻いて、その上からF-CP5000を嵌めてください。LA-DC20の鏡筒は適度な抜きテーパがついているのでウォータープライヤーなどで徐々にシックリ嵌るまで押し込んでください。
5、光軸&クリアランス調整(ここではじめてバッテリーを使います。鏡筒接触にご注意)
とにかくLA-DC20は寸法の規準がとり難いので接合したF-CP5000とS80鏡筒の関係を見ながら調整・採寸~調整・採寸を根気良く繰り返し光軸とレンズ位置を割り出してください。S80は接眼レンズ側のアイレリーフや視野角に対し余裕がありません。例えば30XWFAの場合ワイド端時にレンズクリアランスは0.5~0.7mm程度が良いようなのでF-CP5000の58mmメスネジ下部の段差のレベルにカメラ鏡筒先端(ワイド端)に一致させてください。その際、58mmメスネジ内側~鏡筒先端外周まで16.3mm(全周)になるように接合調整をしてください。この場合は、LA-DC20をS80のカメラネジにしっかり所定の位置に固定してから調整・採寸してください。
6、接着固定
私は瞬間接着剤をLA-DC20、アルミ板、F-CP5000間に浸透&接着させ固定しました。
レリーズステーや照準器は各自工夫して加工してください。
え?冷たい?教えろ?(笑)
2005年11月28日
CANON S80 レンズ性能
30XWFL(38倍)での撮影結果と60XWFN(75倍)での撮影結果の比較をしてみた。他のデジタルカメラの場合、大きな倍率で写す場合、接眼レンズの倍率を高めてカメラのズーム倍率を少なくしたほうが画質面で有利と考えていた。もちろん、75倍を使ったテレ端撮影が必要な場合は75倍をチョイスせざるを得ないが、100倍程度までであればカメラズームのテレ側を使うかワイド側を使うかの選択ができる。
上の画像は水面に青空の映りこみはあるが下の画像と概ね同じ場所、同じ距離で写した60XWFNでの作例である。
下の画像はうっすら白い雲が写りこんだ水面がバックの30XWFLでの作例である。
画質自体は概ね同等。いずれP1などでも実験してみたいが、S80ならではの結果のように思う。75倍や50倍のニコン系接眼レンズはアイレリーフが短めでワイド端より3~5ステップ目で周辺減光が出ることが多い、今回の試写もかなり周辺減光には悩まされた。つかえる範囲が限られている撮影は操作も煩雑になり、構図も制限を受ける。S80においては100倍程度までの撮影であれば30XWFL(30XWFA)が最適と言えそうである。
結論としてはS80の光学性能がテレ端に至っても破綻することなく分解能を維持できるということがわかった。
テレ端まで使えるのであれば守備範囲の広い30XWFLのみで撮影できるのでこれ1本で行きたいと思う。
次回は・・・・ライカアポテレとの相性をあたってみたい。
2005年11月27日
CANON S80 階調について
カワセミが来る前にコサギで練習。ワイド端から2ステップ目ではみ出しちゃいました。
ED78/60XWFN/S80
そう、今日は75倍接眼レンズです。接眼レンズの効果については別途エントリーを作りますので読んでやってください。ここでは明るさの階調について気が付いたことを書きます。この画像を見てもらうと「普通のコサギじゃん」と思われるでしょうが、S80の劣悪液晶&インターフェイスでは階調を表現できずなんと、コサギちゃんは輝く真っ白!AiAFが合焦マークを出しているのでなんとか写せました。まあ、液晶についての文句はほどほどにしてここで見て頂きたいのは明るさの階調です。他の8M機に比べて、なんだか階調豊かに見えませんか?色収差が極少なのでノイズに邪魔されず表現されるのか・・とにかく良い感じです。
画像入力機器のモデル名 Canon PowerShot S80
使用ソフトウェア名 Adobe Photoshop 7.0
露出時間 1/500 s
F ナンバー 3.2
測光方式 中央部重点測光
レンズ焦点距離 7.27 mm
オリンパスSP-350用レリーズステー
某ショップの店長Kさんが以前に作ったこのレリーズステーをやたらに褒める・・・・
ほめられて悪い気持ちはしないので話を聞いていると「今月5個作ってください・・」って(^^;
え~~~結構大変なんだよ~~ とはいうもののいろいろ借りもあるので(;^_^A
どうも、Kさんは自分でも使いたいようで(笑) スピードは遅くても画質が良さそうなので使いたいのだろうなぁ。ま、しょうがないので作ることにしました。
30日からケアンズ出張なので、今日は図面を書いて・・・も~~時間無いじゃん
CANON S80 画質など
今日は久々に長崎ちゃんぽんを食べました。基本的にラーメン系が好きなのでとても良い気分になりました。良い気分のまま撮影に出かけました。2時間強で400枚オーバーという撮影枚数。S80のバッテリーを1本半程度消費。モニターオフを2分にセットしているので燃費が良いのではないだろうか。
メモリは150倍2Gをはじめて使用。8M機で連写の良いカメラの場合、最低1Gは欲しい。今回はメモリを気にせず撮影できると思っていたけれど、残りが100枚ぐらいになっていたので、1日撮影する時は途中でストレージなどにストックしなければならないかも知れない。来年発売されるであろう9M~10M機が出たらどしましょう・・(^^;
上の写真は等倍表示の作例。実はこの程度の写真が50枚以上。なにがすごいって、望遠端まできっちり撮れるのです。E4300ぐらいまでは望遠端でもそこそこ撮れた思い出があるのですが、その後のカメラはズーム中域までしか使えないと思い込んでいたのでしたが・・ん~~~テレ端でも写せるって・・なんかカルチャーショック(笑) 下の画像はリサイズ&ノーレタ。
P1との比較のためにPOUさんにP1システム(カメラ以外は同一)で同じ場所で写してもらった。もちろんきっちり撮れるのであるが、ワイド端~中域までがオススメ。望遠端ではちょっと画像処理したくなってしまう。P1との比較はSP-350やP2、E7900などのテスト撮影を含めて総合的に報告する予定なので、楽しみに待っていてください。
S80に関しては
①ワイド端以外は望遠端まで解像感高く使える
②発色が良い(派手)、色合いの調整幅も広いので自然な色合いも作りやすそう
③応答性が良い
④連写性能は無限連写&書き込み待機時間少ない
⑤液晶画面の質が× 慣れると使えるが・・・
⑥ピントが合いやすい、早い(ニコンに慣れている人は絶対思います)
⑦電源&レンズカバーは誤作動が発生するので×
⑧純正アダプターは固定はしっかりできるがレンズクリアランスが広すぎ
⑨連写設定を電源復帰後操作しなおさなくてはいけない
⑩ED78の場合ですが、色収差が出ない・・・これ、すごい
⑪ISO50ならノイズは少ない。ISO100までは常用できそう。
結論はもう少し試してみてから出したい。
明日は高倍率接眼レンズを試すか、他のスコープを試すか・・・
2005年11月25日
CANON S80 とりあえず完成
前面のレンズカバーがオンオフスイッチになっていて、妙に誤作動を起こす??な作りに閉口。CANONのデザイナーって凄いんだか凄くないんだか良くわかりません・・・
このレンズカバーだからレンズ先端に装備されるものよりレンズ機構に影響を与えず光軸をキープできると誰かが言っていた・・やっぱCANONのデザイナーはすごいのかも?????アハハ
レンズカバーに仮につけたレリーズステーはNGでした。撮影中に突然電源がオンオフされて使い物になりませんでした。皆さん真似しないように(笑)。そこで今回はアルミブロックを削ってレリーズステーを作りました。照準器付きのアダプターシステムが下部の固定ネジ1つですべて外せるように工夫してあります。
といっても、こんなステーは今後作ることも無いので解説はここまで(^^; 今後、撮影を重ね、使える8M機であると確信できたらDIGISCO.COMオリジナルでブラケットを製品化しちゃおうかなぁ~「BR-S80」なんて目論んでいます。
明日は、またカワセミを写しに行きます。
投稿者 turbo : 23:55
2005年11月24日
画像管理・編集ソフト acdsee7
今日は第1回デジスコミーティング@東京に参加しました。総勢30人弱の参加で思いっきり盛り上がりました。次の予定は来年1月に@愛知と計画されているそうです。お近くの方、予定に入れておいてくださいね。
さて、今日は画像処理ソフトのご紹介です。
㈱アイフォーから発売されているACDSee7 です。(PENTAXにはバンドルされているかも)
実は私、このソフトは画像ビューワーとしてのみ使用していたものでしたが、「画像編集能力が強烈に補強されているよ~」という情報があったので残っていたポイントで衝動買いしてしまいました。
●ビューワーとして
クリエーター御用達ビューワーとして有名だったACDSee。マウスのダイヤルをグリグリするだけでフォルダーの画像がビシビシ見れるし、ピンボケ&ブレ写真などの削除もスピーディーにできる。撮影から帰ってきて数百枚の画像の選別もあっという間にできてしまう。この機能はオススメですよ。
●画像管理ソフトとして
私は撮影した画像をカードリーダー経由でフォルダー毎HDDに納め、「051124東京港」などどフォルダー名を変えて保存しています。エクスプローラー風のファイル検索が簡単にでき、見やすいサムネイル表示がなされる。バスケットなる機能があり、画像編集したいものなどを自由に入れることができる。EXIFも見やすく◎
●画像編集
ん~~これって、ひょっとするとフォトショップいらないかも(笑)かなり良い感じですよ。まず、トリミング、露出調整トーンカーブ、リサイズ、アンシャープマスク・・・フォトショップLE以上ですよ!まだ、パラメータなどオススメ数値は算出していないけど、いやはやデジスコでは充分すぎる調整ができます。
まだまだいろいろな機能があるけれど、乗り換えパッケージなら5,040円、通常パッケージでも8190円って買得のように思います。
画像ビューワーだけでしか見ていなかったけど、安くて使いやすい&高機能。いいぞ~~!!
表示画質はまったく問題なし、初級の方には絶対オススメです。
あ、ちなみに本国ではACDSee8 が販売されているようですね。
2005年11月22日
CANON S80結構いけるかも
昨晩は結局朝4時までいじりまくり調整。レリーズステーの取付け場所に不満が残るままいつものFieldにでかけた。カワセミはいつものようにお決まりの場所を転々と移動している。いつもと異なるのはS80のみ。天気は晴れ、晴天の日陰なのだがWBは蛍光灯で撮影した。
操作に慣れていないので手際が悪いが、操作面では特に問題はなさそう。慣れたらいいかも。電池1本で200枚超の撮影をしても残量不足は出なかった。秒間1.8コマの無限連写は良いです。もちろんシャッター速度が遅くなると連写速度は減る。
一番弱いところは液晶モニター。ピントの山がつかみにくく、スルー画面や再生画面の解像度が低すぎ。ちょっとがっかりするぐらい悪い。良い感触がないまま帰宅し、パソコンで開いてみると・・え!!
画質はなにが印象的かというと「発色」が素晴らしい。IXY600でも感じたCANONっぽい色でカワセミには良いかもしれない。さらに色収差がほとんど出ないのも◎鮮明な画像が混じっているので次の画像を開くのが楽しくなる。
ニコンED78/30XWFL/CANON S80での撮影
画像入力機器のモデル名 Canon PowerShot S80
使用ソフトウェア名 Adobe Photoshop 7.0
露出時間 1/30 s
F ナンバー 3.5
絞り値 3.625
露光補正値 -1.33333
レンズ最小 F 値 3.625
測光方式 中央部重点測光
フラッシュ
レンズ焦点距離 11.4 mm
センサー方式 ワンチップカラー領域センサー
しばらくは試写を続け慣れることを目的とする。まだまだ機能はたくさんありそうなので徐々にチャレンジしていきたい。8Mのメインカメラ候補としてかなり有力であると言えそうなスタートであった。
投稿者 turbo : 17:18
CANONパワーショットS80 その1
今朝、ヨドバシカメラで買ってきました。昨日のSONY N1 での不完全燃焼と前々から気になっていた
8M機だったので、N1での夢を捨てた今S80 に行ってしまいました。
コンバージョンレンズアダプターLA-DC20 をそのまま使うとワイド端から3ステップほどケラレが残る。そこで、28mmのワイド端のみ捨てて、概ね35mm~100mmのズームが楽しめれば良しとしてワイド端にて最短にレンズ間を近接させることとした。
LA-DC20はφ36.5mmのメスネジが切ってある。レンズ間を近接するにはこのネジ部が邪魔なので思い切ってシルク印刷ラインを金ノコで切断。 TA4を取り付けたいのでニコンF-CP5000アダプター を写真の様にカット。被せるには隙間が発生するので0.5mmのアルミ板を短冊に切断し、隙間に挟み込んだ。
LA-DC20は成形抜きテーパが着いているので被せた状態で徐々に押し込み光軸を合わせ接着。結構手間がかかったが丹念に光軸合わせするとテストチャートで収差の偏りがなくなるので納得いくまで調整した。
LA-DC20の固定密着は結構強固であるので重さ250g+照準器+フードを充分保持できそうである。ED78/30XWFL/TA4/FCP5000改(接着)0.5mmスペーサー+LA-DC20/S80においてワイド端のみお月様状ケラレ、2ステップ~7ステップまではケラレなしに調整できた。
ロングアイレリーフ30mmクラスならLA-DC20/ステップアップリング/TA4/P1/TSE-664など組合せも可能かもしれない。(試してません)但し、ワイド側ではケラレるでしょう。
今日は、以前にSONY P150用に大量に作ってしまったステーを改造してレンズカバーにレリーズステーとして取り付けたが、ここがオンオフスイッチになっているので、近々カメラ上部などに変更する予定。
液晶フードは上部光学ファインダー部が台座に干渉するのでヤスリで削って会わせた。
明日は照準器ステーを作る予定であるが、その前にテスト撮影(カワセミ)に出かけたい。とにかく、きっちり写せる8M機が欲しい。S80にはかなり期待している。P1 、SP-350 、S80と3種目の実用化テストである。いずれ、カシオやソニーから有望なカメラが出そうなので順次チャレンジしてみたい。
カメラの使い勝手や性能については明日以降まとめてみたい。
投稿者 turbo : 02:12
2005年11月21日
今日のカワセミ
いつものフィールドで撮影です。
2時間で300枚の撮影ができました。晴天でありながら薄っすら雲がかかるというデジスコ日和。
いつもの仲良しペアが大サービス。撮影距離は7m~15mという好条件。
背景の水面が暗かったので結構くっきり写りました。
そそ、最近ホワイトバランスを「蛍光灯 FL2」にしています。青と赤が強調されるみたいです。
年式の古いニコンスコープ&ニコンデジタルカメラで楽しんでいる人は一度試してみてください。
ED78/30XWFL/BR7900 ノートリ リサイズ
画像入力機器のメーカー名 NIKON
画像入力機器のモデル名 E7900
使用ソフトウェア名 Adobe Photoshop CS2 Windows
露出時間 1/43 s
F ナンバー 2.9
露出プログラム 標準プログラム
ISO スピード レート 50
露光補正値 -1.7
レンズ最小 F 値 3
測光方式 中央部重点測光
レンズ焦点距離 8.5 mm
投稿者 turbo : 03:37
SONY サイバーショット N1
ん~~残念!!
今日、買う気でヤマダ電機に行きました。
23万画素タッチパネル液晶は綺麗だし、使い勝手も良さそうだし◎
ケラレも出にくいバリオテッサーレンズでワクワク状態。
しかぁ~~し、記録時間が長すぎ。1枚写すと5秒待機しなければ次の操作ができない。
4枚連写の後は20秒・・・・
野鳥撮影には実用的ではないので断念しました。
買う気で出かけて手ぶらで帰るって・・はっきり言って不完全燃焼です。はい。
次回は、パワーショットS80で~す。
投稿者 turbo : 03:25
2005年11月12日
逆光での撮影
今日は、木枯らし1号が吹き、色づいた木の葉が吹かれ舞っていました。会社の近くに引っ越してきて、近所のフィールドを探索するのに、始めて「自転車」を購入しました。自転車に乗れない・・と言うと「え~~~っ!」と驚かれる方も多いとおもいますが、いままで丘の上に住んでいたこともあり、自転車は指折り数えて数回くらいしか乗ったことがなったのです(^^; これで、少しは行動範囲が広がるかな??
明日は、早速近くの河原に行ってきたいと思います。
写真は、引越し前に撮影したカワセミ。 逆光だったので、いろいろ露出を変えて撮影しました。やはりプラス補正にして明るめに撮影したものが一番綺麗に撮れていました。 ちょっと色づいた赤い実と、逆光のせいでかわせみの輪郭が光っているところが、いい感じでしょ♪
投稿者 pou : 23:16
2005年11月10日
初めてのデジスコ写真
私のパソコンに残っているデータで、スコープを通してデジスコをした始めての写真カメラは、E800、200万画素のデジタルカメラです。このときは、今のようにアダプターが無かったので、スコープのアイピースのところにカメラを押し付けて撮影するという方法での撮影でした。
思い返せば、片手でカメラを押さえ、別の手でスコープのピントを合わせたら、シャッターを押す。 たったこれだけの為に、1分以上もかかった記憶があります。片手でカメラを押さえるのですが、ちょっと手がずれるとケラレが生じ、シャッターを手で押ていたので、ほとんどの写真がブレブレ写真でした。
写真は、ブレボケしていますが、思い出に残る一枚です。
投稿者 pou : 01:13
2005年11月09日
鮮明画質の謎 3
クールピクス880のまぐれ当たり以降、良質な撮影結果が出ないまま試行錯誤を繰り返していました。待望のクールピクス4300が新発売となり早速ヨドバシカメラで入手。この頃にはTurboAdapterの前身である30/38倍のスペシャルレンズを手に入れたり、手製のレリーズステーを作って準備万端。相棒のPOUを連れて比較テスト撮影に出かけました。今となっては有名なおやまの水場です。
なんと・・私は万全のはずが・・雲台のシューを忘れてしまい楽しみにしていたシェイクダウンがぁ~~・・・
遠路はるばるお山まで来たのだからこのまま帰るわけにはいかず、「これ使ってみてよ」とPOUに(引きつった笑顔で・・)新品のE4300セットを渡し、指をくわえて見学の一日となってしまいました。
後の話題にしようと考えていますが、新品のデジタルカメラって画質が良い場合が多いようです。使い込んだり、鏡筒をぶつけたりしたカメラは画質が落ちるという経験則を私は持っています。この経験則どおり結果はこの画質。しかも、成功確率が高く思わぬ幸運に恵まれたPOUはニコニコ顔。良い写真が撮れれば、私も嬉しいはずなのですが、当然仏頂面。
ノイズが少なく、メリハリがありE880で悩まされた歪曲もなし、鮮明な画像を見た私はカルチャーショックを受け悶絶状態(~_~;)
さて、ここでの鮮明画質の要因は複数あるので謎は深まるばかりであるが、間違いなく言えることは「シューを忘れない」こと(笑)
この頃からアダプターでしっかり繋いで良質のカメラで写すことがデジスコの常識となってきました。
あ、そー言えば、幸運に恵まれたPOUのニコニコ顔がいっぺんに消え去る事件もありました。お山で撮影に熱中していたため、荷物に気が回らず・・・お財布を抜き取られて警察沙汰になりがっかり。浮き沈みの激しい一日でした。皆様も置き引きにはくれぐれもご注意下さい。
投稿者 turbo : 02:26
2005年11月08日
鮮明画質の謎 2
これが5年前に偶然撮影できたカワセミです。私にとって、この写真には深い思いがあります。このころはまだデジスコを「遊び」と考え本気で楽しんではいませんでした。この写真も接眼レンズ(20~45ズーム)とデジタルカメラ(クールピクス880)をホースで繋ぎ、ホースバンドで固定するという今から考えると非常に簡易な機材で撮影していました。スコープは買ったばかりのED78。
現在は機材も格段の進歩を遂げ、誰が写してもかなりのアベレージで良い撮影ができるようになりました。もちろん私自身、当時に比べれば操作も簡略化され撮影に専念できるようになりました。仕事上、撮影の機会も増え、良い写真、良い撮影もかなりの確率でできるようになってきたと思っています。
しかし・・・実は、この写真を上回る写真が現在でもなかなか写せません。見かけ上の画質はグンと上がっているのですが満足できません。
この画質をはるかに上回る写真が写せるはず!と信じてがんばってきましたが、5年経った今、改めて見てもなかなか手強い写真です。330万画素ですのでプリントでは最新の800万画素には敵わない部分もありますが、やっぱすごい写真と感じてしまいます。
画像入力機器のメーカー名 NIKON
画像入力機器のモデル名 E880
使用ソフトウェア名 E880v1.0
露出時間 1/29 s
F ナンバー 4.2
露出プログラム 標準プログラム
ISO スピード レート 100
露光補正値 0
レンズ最小 F 値 3.5
測光方式 中央部重点測光
レンズ焦点距離 20 mm
実効画像幅 2048
実効画像高さ 1536
天気は晴れ(若干薄い雲)11月、撮影距離7~8m、2枚写せた中の1枚。現在の機材なら10枚以上写せているように思いますが、当時は照準器も連写も無しなのでこれが限界でした。結構明るいのに1/29秒のSSなので接眼レンズズームが中域以上(40~50倍)、カメラは2倍程度、ざっと3000~4000mmでの撮影と思います。
この写真が撮れていなかったら・・・今の私はいなかったかも(笑)
投稿者 turbo : 01:07
鮮明画質の謎 1
今日は久々にレンタルDVD「君に読む物語」を借りて見た。 とても良いお話で・・・泣きました・・・
さて、せっかくブログを始めるのでなにかテーマを作ったほうがいいかなぁ~と思いました。ここ5年間、私が常に追い求めているのは「良い写真が撮れる機材」であることは自分でもよ~く自覚しています。「良い写真」というのは「機材」「技術」「芸術性」「情報」「被写体の知識」「運」など数々の要素があるわけです。ことデジスコでの「良い写真」ということになるとやはり高倍率を生かした撮影手段であることと、高倍率でありながら鮮明画質であることだと思います。そこで、自分なりに考えていることや思いついたことを散文的に書いてみようと思います。興味のある方はどうぞお付き合いください。
写真の撮影は昨日、天候は晴れの夕方、距離は10m弱。光は少なかったのですがカワセミがまったりとしてくれたのでかなり良い撮影ができました。といっても撮影時間は1時間。暫くはこの子でいろいろ試せそうなのでモデルさんになってもらおうと思っています。なにせ自転車でもいける場所なので(笑)
ED78/60XWFN/BR7900&E7900
画像入力機器のメーカー名 NIKON
画像入力機器のモデル名 E7900
露出時間 1/3 s
F ナンバー 3.5
露出プログラム 標準プログラム
ISO スピード レート 50
露光補正値 -1.7
レンズ最小 F 値 3
レンズ焦点距離 12.7 mm
投稿者 turbo : 00:36
2005年11月06日
デジスコ?これはデジ眼です
この写真はCANON EOS1DMark2&EF600 F4 ISでの撮影です。AFは45点、AIサーボ。明るさがあれば確率1/3でピントが来ちゃいます。デジスコだと朝から丸一日狙って条件が良ければ2~3枚。効率が悪いと言えば悪いのですが、デジ眼で撮れた絵よりデジスコで撮れた絵のほうが多少鮮明でなくても嬉しい宝物になっちゃうんですよね。一日無駄になってもデジスコでトビモノ狙い。もう、病気です。