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2006年01月31日
CANON S80用予備電池
BR-S80を予約頂いた方を対象にS-80用の互換電池を入手しました。NB-2LH/NB-2L互換で、私も3本予備を持っています。2ヶ月ぐらい使っていますが今のところ純正品と比較して遜色なく使えています。
純正品は6,000円定価、市販価格は4,500円程度と思います。
今回入手したものはJTT品(互換電池では保証3ヶ月付のメーカーです)です。価格は1680円。現在、JTTの在庫はほとんど買い占めちゃいました(笑)
午前、午後撮影の場合、合計3本(純正1本、予備2本)で充分と思います。
●数に限りがありますので必要な方は下記アドレスまでお問い合わせ下さい。
DIGISCO.COM 担当山田 eg800@digisco.com
2006年01月30日
背景が真っ暗
倍率を高くして被写体に明るい光が当たり、背景までに少し距離があり、若干暗い状態であればこのように背景を真っ暗にすることができます。被写体で測光するのがポイントです。
ということなのですが、実際には写した後のパルス再生画面を見て判断しています。
あまり理屈の話しは得意ではないので、ここではパルス再生画面で補正や確認をしながら撮影をすれば良い結果が得られますというお話にさせてください(笑)
NikonED78/30XWFA/BR-S80
モデル名 Canon PowerShot S80
シャッタースピード 1/79 s
絞り値 f/5
露出補正値 -0.67 EV
測光方式 中央部重点測光
レンズ焦点距離 17.458 mm
2006年01月29日
デジスコミーティング静岡&愛知に参加しました。
昨日、静岡。今日、愛知。デジスコ倶楽部に二つの支部ができました。
合計30人以上のデジスコファンにお会いしてお話させて頂きました。
皆さん、本当に素敵な人ばかり。デジスコを楽しんでいる人って最高ですね。
皆さんには大変、良くして頂きました。
静岡の s-yama さん、愛知のhiroさん、会の準備や進行、心より御礼申し上げます。
ご参加頂きました皆様、大変楽しく過ごさせていただきました。
この場をお借りして御礼を申し上げます。
2006年01月28日
CANON S80の青
LEICA APO77/40XWW/TurboAdapterL1-40XWW/BR-S80/S80
ん~~何度撮っても上手く撮れちゃう(爆)
青の発色が綺麗ですね。赤は派手・・・
カワセミには最高の発色かも!
2006年01月27日
デジスコミーティング清水&愛知に参加します。
清水、愛知の皆様、明日早朝出発して1/28、13:00から清水で撮影会と懇親会があり、私も参加させて頂きます。1/29は13:00から豊田自然観察の森で撮影会とデジスコミーティングにも参加させて頂きます。
皆様に現地でお会いできることを楽しみにしております。
どうぞ宜しくお願いします。
LEICA APO77/40XWW/S80での撮影です。
2006年01月26日
ドアップ用機材 4
LEICA APO77 /40XWW/S80 ひょっとすると最強?
今日はちょっと失敗。まず・・駐車場の角に作ってあった雪だるまの残骸を車で乗り越えようと思ったら、フロントスカートをバリバリ・・・っとやってしまいました。白い雪に私の車の塗装が散りばめられていました。
もう一個失敗。都心の大きな神社に撮影に出かけたのですが、ケーブルレリーズを忘れてしまいました。結局往復1時間(;^_^A だんだんブルーな気分になってきた。
めげずに近くのカワセミポイントへ。陽は差しているものの、寒い・・・しかも、いるのに出てこない。瞬間出てくれた1枚をアップします。
今回の機材はLEICAアポテレビッド77 40XWW BR-S80 CANON PowerShotS80
狙いは最短合焦距離4m弱と40倍ワイド接眼の実験。明日、もう一度出かけて撮り直しです。
40XWWは20倍、32倍とは外径などが異なりそのままでは入りません。従ってTurboAdapterL1が使えないのでTurboAdapterG1を切削加工してフィットさせました。32XWWも充分戦闘力があるのですが、もうちょっと迫力が欲しいのと、より近くで大きな倍率の単焦点接眼を使いたいという理由で「ドアップ用機材」の筆頭と期待しているシステムです。
私は日常ED78で38倍撮影をしているので画角は概ね同じ感覚で写せます。私にとってみれば普通の倍率。これで1m以上近くで撮れるならば60倍~70倍接眼にも値すると考えられます。
操作性はピントノブなので・・それなり(;^_^A 重くて大きいので体力のある人向き。FLレンズで色収差の少ないことは◎、色合いは色かぶりが少なく◎、綺麗な塗装ボディーなのだけど傷が付き易いかも知れません。値段も比較的安いので良いですね。
そそ、2月から値上げなので買うならここ数日。今まで決断のつかなかった貴方!今しかありませんよ~~(笑) 急いで相談したい人はでじすこや に直行!
画像入力機器のモデル名 Canon PowerShot S80
露出時間 1/80 s
F ナンバー 3.5
シャッタースピード 0.012582 s
レンズ最小 F 値 3.625
測光方式 中央部重点測光
レンズ焦点距離 11.4 mm
2006年01月25日
たーぼ♪さんの磨き方教室 1
ぼちぼち始めます・・・・
実は、SP-350用レリーズステー10個、BR-S801セットを作っていたら・・・・
歳ですねぇ~~右手腱鞘炎です(T^T)
今回は教材のご紹介をします。
BR-S80などジュラルミン切削品にサンドブラストをかけたモノを磨く場合、紙やすりの#400、#800、#1200程度の3種があればOKです。水研ヤスリというのが良く削れて良いのですが今回はスポンジ研磨材を使います。
やっぱ目詰まりせずに使いやすいのが良いですね。BR-S80パーツ程度でしたら5CM×10CM程度に切って使うと良いです。それで充分磨けます。残りは大切に保管しておきましょう。
オススメは住友スリーエムのSUPERFINE、ULTRAFINE、MICROFINEの3種。東急ハンズで304円/枚で仕入れました。大きめのDIYショップで手に入ると思います。発売元は㈱ホースケアプロダクツ です。
そしてピカール。これは日曜大工のお店なら、まず間違いなく手に入ります。詳しくは日本磨料工業㈱ をご覧下さい。180gで300円ぐらいでしょう。
それとウエス、布地です。私は綿のTシャツか綿のトレーナーのお古をハンカチくらいの大きさに切って使っています。縫い目は化繊の糸が多いので傷の原因になるので使いません。(あまり影響は無いのですが)3~4枚あれば充分だと思います。
最低限これだけ揃えばOKです。
今日はここまで(爆)
2006年01月24日
BR-S80 切削加工完了しました。
概ね予定通り進行中です。
今朝、切削完了品を受け取りました。これからバレル加工(鉄球ブラスト)~黒アルマイト加工で仕上げとなります。2/10を予定していますが、アルマイト屋さんの混み具合で多少前後します。
もう少々お待ち下さい。
1セットは磨いてみました。差がわかるでしょうか?
皆さん、黒のアルマイトで良いんですね?自分で磨こうなどと言う人はいないのですね?
指先真っ黒・・
本当に、いませんか?2~3日で納品可能ですよ~~
今日中にお申し出いただければアルマイト加工に出さずに近日納品可能です。
お急ぎの方、我慢できない方、ピカピカが好きな方、下記メールアドレスに・・・
eg800@digisco.com
たーぼ♪さんの磨き方教室を次回エントリーにて開催します(笑)
3種類のヤスリとピカールを使用してすべて手で磨きます。
1日3時間、2日で完成です。丁寧に磨けば鏡のようになりますよ~~
2006年01月23日
里親求む!
●ご希望の方に差し上げます。
卓上ボール盤 EARTH MAN DP-250
高さ590×幅225×奥行き410 重さ約16.5kg
AC100V 50/60Hz 150W
ベルトにより5段変速 チャック能力1.5~13mm
加工用に衝動買いしましたが、私の作業では機械精度が不足なので買い換えることにしました。普通に穴あけやバフがけなどに使うにはまったく問題ありません。置き場所や廃棄するにもコストがかかるので、運賃をご負担頂ける方にお譲りします。
■但し、運賃は着払いでお願いします。(たぶん2,000円ぐらい)
希望者が多数の場合、2日ほどで締め切らせて頂き、くじ引きで里親を決めさせて頂きます。
メールでお申し込みください
たくさんのお申し出ありがとうございます。24日23時までにご希望頂いた方を対象として厳正なくじ引きをさせて頂きます。里親に決まりました方のお名前はハンドルネーム又はイニシャルにてこのエントリーにて発表させて頂きます。どうぞ宜しくお願いします(1/24 12:00追記)
短期間にもかかわらず8名の方が里親に名乗り出ていただきました。23:10に立会人の目の前で厳正な阿弥陀くじをしました。 その結果、Dokudamiさんに当たりました。ご参加頂いた皆様、この場をお借りして御礼申し上げます。(1/24 23:10追記)
2006年01月22日
雪を狙って・・・・
前ピンです(笑)羽の表現を見てやってください。
一昨日、東京は8年ぶりの大雪。雪の中、撮影にでかけようかと思いましたが機材が濡れるのが嫌なのと寒そうだったので、翌日の晴天に出かけることにしました。朝の路面凍結を避けて昼頃出発。車で30分ぐらいの近場。
鬱蒼とした歩行路を歩きながら先日垣間見たルリビ♂を探しました。結局、メスを見つけて撮影。雪の上に来ないかと期待していましたが、冷たい雪は嫌とみえて地面の見えている日の当たる場所にいることがわかりました。たぶん普段から餌付けされている子なのでしょう、何も持っていないのにどんどん近寄ってきます。
雪をバックの撮影は基本的には逆光撮影なので、プラス補正が必須です。カメラやスコープの質が低いとコントラストの強い白い部分の縁に青や赤の色収差がでます。小さなCCDのカメラやレンズの出来が良くないカメラは白トビや黒つぶれも発生しやすくなり撮影の幅が狭くなり難しくなります。
CANONのS80はこの2点が解消されて、撮影が本当に簡単になります。
そそ、今日は晴天~曇天だったのですが樹木の上に積もった雪が解け森では雨状態。たまにまとめてドカっと落ちてくるので雨よりたちが悪い・・・スコープも雨に弱いED78、カメラはもちろん雨は×なので防寒着のフードでカメラをカバーし、ピントリングも水がはいらないようにカバー。照準器は見難くなるし、操作性は悪くなるし、も~最悪(^^;
といいつつ、4時間で700枚も写してしましました(爆)
2006年01月21日
へこんでいます・・・
我が家の愛鳥「きすけ」が逝っちゃいました。
昨日朝から調子が悪く、獣医さんにも診てもらったのですが
原因がわからないまま天国に飛んでいきました。
まだ6歳、もっともっと生きれたはずなのに残念です。
2006年01月18日
ハイビジョンムービー Xacti DMX-HD
SANYOのXactiがハイビジョンムービーになって発売されます。冨田さんのFX9でのムービーサンプルでムービーの可能性を感じた人も多いと思います。このDMX-HD1は1280×720ピクセルを30フレーム/秒で写せる。光学系は10倍ズームなのでじゃじゃ馬でしょうが、なんだかチャレンジしたくなっちゃいますね。92万画素で30fps、ネットでなら充分。なんだか楽しそうでしょ。VGA(640×480)なら60フレーム/秒・・うひゃ!秒間5コマ(但し、最大3枚)の5Mスチル撮影。ピクトライズで1000万画素補間など盛りだくさん。
もちろん、ハイビジョンムービーが200gのボディーでビデスコできる。大袈裟な固定をせずにアイピースに繋いでサポート無しでシンプルな構成ができそう。30mm~50mmのロングアイレリーフアイピースで楽しめそうですね。KOWAスコープ、LEICAスコープが有利なのでしょう。
といっても10万円かぁ~ さて、財務省 根回しせねば・・・
三洋電機 http://www.sanyo-dsc.com/products/lineup/dmx_hd1/index.html
2006年01月17日
BR-S80募集の確認について
おかげ様で予定数いっぱいまでご予約をいただくことができました。
この場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございます。
本日、(夜遅く)注文確認のメールを配信させて頂きます。
ご予約頂いていて、メールが届かない場合はお手数ですが下記アドレスまでご連絡ください。
eg800@digisco.com
どうぞ宜しくお願いします。
2006年01月15日
BR-S80での試写
BR-S80の性能テストをしてきました。既にS80の性能評価はできているので、アダプターとしての設計とその実地テストということになります。手製のCANON純正アダプターに比べると樹脂の変形や蝶番のガタなどの基本的な心配は無くなりました。しっかり着いています。光軸についてはどうしても0.2mm~0.3mm程度の追い込みができませんでしたが上下パーツは手作業での切削なのでNCでの加工ならもう少し軸調整もし易いと思います。セットされたアダプターは思いのほかコンパクトに納まっています。
実写テストですが、3~4時間の撮影です。アオジ・ルリビを写しました。
2006年01月14日
BR-S80 テスト撮影機
とりあえずアップします。上下パーツを手作業で作ってみました。
天気が回復したら写しに行きたいと思います。
被写体はなんにしようかな・・・カワセミかジョウちゃんなら近いんだけど
ん~~ちょっと飽きた(^^;
オシドリでも行ってくるかなぁ・・・
あ、もっと写真見たい人はここに 置いてあります。
じっくりご覧下さい(爆)
2006年01月13日
BR-S80 フェイス部
今日、寸法合わせ用Sampleを切り出しました。フェイス部だけです。形状はこのままになります。
寸法の微調整に入り、上下パーツと組合せ光軸をあわせます。寸法はできるだけ追い込みますが
個体差などもあるので、最終的にはカメラに取り付ける際の微調整が必要かも知れません。
裏面はこんな感じです。レンズ同一面と向かって右の辺を基本的な合わせ面とし、突起で位置決めしています。
表はこんな感じです。2つのパーツを組み立てています。
ねじ込み式なので、カメラのみでの撮影の際はTA-S80部を取り外せばAiAFやストロボが使えます。
これから、これらの位置関係の微調整に入ります。
あ~~眠れないぞ・・・・
切削工程は寸法の微調整が出来次第皆様のものを切り出します。なんとか1/20までにはそこまで進めたいと考えています。
その後、表面処理(梨地処理・アルマイト)に2週間程度みておきたいと思っています。
皆様にお渡しできる日程は2/10ごろ・・・でしょうか(^^;
2006年01月11日
プリント画質・・・・
「羽の一枚一枚が鮮明にクッキリ見えるプリントはどうやって印刷しているんですか?」「シャープネスかけてもプリントするとクッキリ見えず汚い」・・・・などの質問をされます。
どうでしょう、この画像ならWEB上で見る限りまあまあいい感じですよね。小さめに表示したら画質の悪さは充分隠せます。しかし、この画像の原画はこの画像 を処理したものなのです。
①原画にトーンカーブを使ってシャドー部を強調しコントラストを強める
②WEB用サイズに小さくする
③シャープネスを少しかける
という順に画像処理したものです。
この画像はどうでしょう。これもまあまあ良いですよね。ちょっとクッキリ感が少ないかも知れません。
実は、この画像は撮影原画そのままなんです。(ここではサイズを変更しています)
この写真はプリント用として原画そのままを使うレベルの画質なのです。
私はEPSONのPX-G5000というプリンターを使っています。プリントする原画はほとんどの場合「トリミング」程度しか画像処理をしません。明るさを若干補正する場合はプリンターのソフトウエアでほんの少ししか調整しません。
使用するソフトは「EPSON EASY PHOTO PRINT」です。「EPSON PROLAB PRINT」という難しいのもありますがめったに使いません。そう、ほとんどの場合は標準簡単ソフトです。
カメラCCDに入った光は特に画像処理をしなくても何度かの保存のし直しをしてプリンターで印刷されます。その間、綺麗にPRINTできるようにカメラ、プリンターの各段でいろいろな強制画像処理がなされます。
そう、大変厳しいことを書くようですが撮影画像を画像処理するとその段階で必要な情報だけを残し、それ以外は間引いたりそこを補間したりしてもともとの情報量がガクッっと減ってしまうわけです。つまり、画像処理ソフトを使ってしまうとプリントする際に画質が落ちるということです。
「画像を触り過ぎ」が答えになってしまいます。・・・・
しかし、画像を触らずにPRINTできるような撮影はかなり難易度が高いといえます。例えば、同じカットでも私の場合露出を3段階程度変えますし、撮影枚数も皆様の倍以上撮影します。RAW撮影ができればカメラの段階で若干補正が効きます。しかし、コンパクトデジタルカメラでは処理能力が追いつかず実用的ではありません。どうしても前述のような条件を振り、数多く撮影し、良いものをPRINT用とするといった作業が必要となります。
私たち、画質に拘るデジスコファンは「プリント画質」での撮影を目指すことが目標と思っています。是非、皆さんもプリント画質にチャレンジしてみてください。
2006年01月10日
Velbon FHD-51Qビデオ雲台
定価18,000円、ベルボン製品は掛け率が大きいので14000~15,000円程度でしょう。(もうちょい安そう)60mmクラスなら快適に使えますよ。65mmぐらいからはちょっと動きがぎこちなくなります。80mmクラスではオイルのフリクションが全然効かないので×。65mm以上なら今後出るであろうFHD-61Q?を待つのが正解ですね。品質は700RC2よりいいですね。結構使えますよ。なんと言ってもスライドシューがついてます。ロングプレートも3000円以下で買えるしGOODです。
2006年01月08日
ドアップ用機材 3
今日はライカアポテレビット62を使ってみました。アイピースは40XW(新型)カメラはCANON S80です。
アポテレビット77の良さは周知の通りで、姉妹機のAPO62の確認です。なぜかAPO62のユーザーは少なく、作例もあまりアップされていません。というより、APO77の既存ユーザーが多く、新型のAPO62のユーザーがまだ少ないということなのでしょう。飛翔写真で著名なm125さんが20倍アイピース(16倍)を使ってMZ3でツバメの飛翔などをバシバシ撮っていたことが印象的ですが、ドアップ用として検討されたことはあまりないかも知れません。
最短合焦距離4mと表記されています。実測は後ほどとして、フィールドでのイメージでは間違いなく4m以下で合焦しています。スワロSTS65HDと双璧でしょう。価格はスワロに比べアイピースまで含めると5~6万安い(といっても本体で16万以上します)。
解像感については今のところ不満はありません。間違いなくトップクラスでしょう。色合いはクリア、確かフローライトを使っていたはずです。ほんと目で見て覚えている色そのままという感じで◎ 口径62mmという微妙な大きさを採用していますが、プリズムなどの工夫による光学設計と形状・材質などのデザインも私好みです。暗いときに口径の小ささが影響するでしょうが、適度な被写界深度と軽量&コンパクトそしてスレンダーなボディー、価格はちょっと高いけれど大口径はちょっとという方にはまちがいなくお勧めできます。
さて、ドアップ用機材候補としては最短合焦距離は満点。画質も色合い&鮮明度ともに◎。軽量コンパクトでハンドリング抜群。デザインと品質ともに◎。欠点は?というと、ピントノブタイプなのにスコープの開店機構が無いこととと微動・粗動コンビネーションのピントノブが観察用としては良いが、撮影用としては粗動をもっと粗くして欲しいぐらいの軽い不満程度。
別にヨイショするわけではありませんが、軽量コンパクトスコープでパワフルなものをお探しの貴方にはかなりオススメしちゃいます。
モデル名 Canon PowerShot S80
F ナンバー f/4.5
シャッタースピード 1/3 s
測光方式 中央部重点測光
レンズ焦点距離 11.421 mm
2006年01月06日
ピンボケです、ピンボケぇ~
ピンボケ写真 写しました。
スワロSTS65HDの最短距離実験撮影をしていたとき、接眼レンズを変え、比較実験をしました。ちょっと自慢しちゃいますが私はピント合わせにはかなりの技術をもっていると思っています(笑)。しかし、20倍(低倍率)アイピースで撮影していると被写体にピントが合わない・・・なんどやってもAFが上手くいかない。ん~~まいった。下手になったのだろうか・・・・
同じ距離からの撮影で30倍、45倍の接眼レンズでは快適にAFが使えました。20倍だけワイド側も望遠側もうまくいかず結局苦労しながらマニュアルフォーカスで撮影しちゃいました。
原因は背景のテストチャートと被写体モデルの距離を10cmにしたことにあると考えることにしました。これが1m離れていればFAも迷うことなく合うと思います。
この条件では被写界深度が深くなる低倍率接眼レンズを使うことにより、コントラストが高い背景にAFがひきつけられた結果と考えられます。
ここで、いろいろ考えてみると・・・
被写界深度が深いとピントの合うレンジが広いのでその中でコントラストの高い場所にAFは合ってしまいます。被写界深度が浅ければその狭い範囲でAFが働きます。高倍率にするとAFの範囲は狭いけど、そのレンジに合わせたい場所を入れさえすれば意図に合わせたAFとなるわけで上級者には良いでしょう。低倍率の場合はAFの効くレンジが広いのでAFインジケーターは合焦を表示するけれど撮影意図とは異なる位置に合うことになる可能性があるわけです。
「思った位置にピントが合わない」と初心者の方は言うことが多いようですが、いままで私はピント合わせに苦労したことがあまりありません、私の作風から大口径&高倍率のシステムが多いので被写界深度が非常に浅いことにあると思います。
口径の大小、倍率の大小、もちろんカメラの絞りなど被写界深度に影響する要素はシャッター速度向上&ブレ防止と裏腹な面が多いので一概に何が良いとは言えないけれど、こんな観点からシステムを考えて見るのも面白いなぁ~なんて思いました。
そー言えばパンフォーカスの使い捨てカメラって失敗は少ないけどこを写したいか良くわからない写真になりますよね、それに対して大口径レンズのカメラって写したい場所が見る側にわかってしまうので、ピンが外れていると「ぴんぼけ」ってすぐバレバレ。
わかってはいることですが、改めて気になってしまったので書いてみました。
2006年01月05日
好きな映画で・・
今日はドアップについて書こうと思っていたけれどWOWWOWで「いま、会いにゆきます」という竹内結子の映画を見始めてしまった(^^;これでは、もうすすみません。はい、竹内結子・・・好きです(^^;
この子は等倍カワちゃん、特にデジスコの雑談ではないのですが、・・・・以上です(^^;
スワロSTS65HD 30XSW S80
モデル名 Canon PowerShot S80
露出時間 1/10 s
F ナンバー f/3.5
露出補正値 -0.33 EV
測光方式 中央部重点測光
フラッシュ フラッシュ発光なし、強制発光モード
レンズ焦点距離 9.919 mm
2006年01月04日
ドアップ用機材 2
超高画質ドアップ画像の探求(笑) まあ、これは間違いなく病気ですね。
しかし、やり始めたら止まらない性格。今、朝4時・・・・バカですね・・・
市販スコープ(天体系を除く)で一番最短合焦距離の短いスワロフスキーSTS65HDを使って実験してみました。アイピースは30XSW、カメラはS80です。テレ端での比較のほうがドアップになるのですが、フィールドではシャッター速度が出せないので、現実的なワイド端からワンステップあげたF3.5で実施しました。
STS65HDは公称で最短合焦距離が3m、このテストでは被写体と対物レンズまでの距離は最短で2.9mでした。これってまさに掟破りな性能。近くに被写体がいさえすれば空気の影響をほとんど受けずに超望遠マクロ撮影ができてしまう。STS80HDは最短合焦距離が5mなのでお間違えのないようにしてください。
実験は3m、4m、5mの位置から同システムでどのように大きさが変わるかという極めて簡単な実験です。でも、こんな実験の比較結果って見たこと無いでしょ(笑)私もはじめてきちんと実験してみました。思いのほか差が大きいので驚いています。2mの差で倍ぐらい大きく撮れるんですよ。振り返ってみるとカワセミを写しているときに一歩でも近くに寄りたいとジリジリ近くに寄っていく自分を思い出してしましました(あ!私、無闇に近づいて逃がしたりしません・・ほんと)。このような実験を改めてしなくても実体験ですでに肌で感じて知っているんですね。
しかも、このアドバンテージは極めて大きいのです。DIGISCO.COMの「デジスコなんでも談話室」でどなたかが「空気による光の回析による解像限界」のようなご報告があった通り、実際に距離が短いほど解像しやすくなります。そうは言ってもいつも近くに近寄れるわけでもなく与えられた諸条件の中で撮影しなければなりません。
しかし、近くで写せると大きく鮮明に写せるのは間違いないのでこれも一つの技術といえるでしょう。あはは、「餌で寄せれば近くで撮れるよ」って・・・私の立場上、ちょっとまずいので、私の場合自然に溶け込み、野鳥にストレスを与えず、鳥が来る場所でじっと耐えて待つ。来たら慌てずに正確に素早く写す。これ、けっこうまじめに取り組んでいます。
この写真は、昨日の初撮りです。生垣に身を隠し、その隙間からカワチャンの好きな枝に狙いをつけて3時間凍えながら待った成果です。もちろん、この実験のためにがんばったんですよ~~さぶかった・・・マジ
モデル名 Canon PowerShot S80
F ナンバー f/3.5
シャッタースピード 1/13 s
露出補正値 -0.33 EV
測光方式 中央部重点測光
レンズ焦点距離 9.919 mm
実効画像幅 3264
実効画像高さ 2448
連続ドライブ モード 連続
フォーカスモード シングル
画像サイズ 大
簡単撮影モード 手動
コントラスト 標準
鮮やかさ 標準
シャープネス 標準
ISO 50
露出モード Av 優先度
ホワイトバランス 晴れ
等倍でトリミングするとこんな感じです。結構いけるでしょ。
ちなみに、最短合焦距離の短いスコープは3mのスワロSTS65HD、ライカAPO77、62が4m、ニコンED50が3mかな・・・
2006年01月02日
ドアップ用機材 1
新春 初夢企画 「ドアップ機材王者決定戦」
なんてどうでしょう(笑)
いやいや、大きく写せるだけの戦いではありません。「高画質」という大前提をつけて、光学性能・操作性・機動性まで含めてより大きく鮮明に写せる機材はなにかを考えてみたいと思います。
例のごとく、学術的知識や専門的な知識・理論は良くわかりません。狙いをつけ、感と経験と度胸の古いKKDでいろいろやってみたいと思っています。
今回の候補は高倍率ワイドアイピース(75倍)が使えるニコンフィールドスコープED82(ED78)、最短合焦距離3mのスワロフスキーSTS65HD、最短合焦距離3.9m大口径FLレンズのライカアポテレビット77。もちろんKOWA・ペンタックス・BORGなどで良い組合せもあると思いますが、ここは「感」でこの3種に絞ってみました。
アイピースは高倍率を中心に考えますが、ひょっとすると標準倍率(30~40倍)でカメラズームをテレ端にしたほうが良かったり、写した画像をトリミングしたほうが高画質だったりするかも知れません。ズームアイピースについては今回は良いアダプターが無いので対象からはずしましたが、スワロ・ライカは60倍までズームアップできるのでいろいろ可能性もあるかも知れません。
デジタルカメラはニコンED82&75倍とケラレ面で相性の良いクールピクス7900。個人的に良いと思っているパワーショットS80の2機種。
さてさて、どんな結論が導かれるのか・・・乞うご期待。