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2006年08月31日
デジタンの作例 フクロウの巻 その4
このニセメンフクロウは展示ブースのガラスから30cmぐらいのところに止まっています。スコープ先端から50cmぐらいでしょうか(^^; ワイド端から2ステップ目の撮影で4隅にケラレがあったので単純に切り取ってみました。ちょっと被写界深度が浅すぎなのですが、私の作風に合っているのでOKOK(爆)
デジスコ=野鳥撮影=野鳥オンリー&ノートリノーレタ、というような風潮がありますが楽しく撮影できればこんな写真も良いのかなぁなんて思っています。
この小さなシステムは2kg弱。最小構成にすれば1kgちょっとまで軽量化できます。今は、DIGISCO.COM社員3名が自分専用として楽しんでいます。
ZEISS 6×18
画像入力機器のメーカー名 NIKON
画像入力機器のモデル名 E7900
画像方向 左上
露出時間 1/1 s
F ナンバー 3.2
ISO スピード レート 50
露光補正値 -1
測光方式 中央部重点測光
2006年08月30日
デジタンの作例 フクロウの巻 その3
10m以上の距離におけるデジタンの撮影です。フクロウから背景の花まで1mほどあるのですが花の輪郭などが見えていることから被写界深度が深く鮮明~ボケが緩やかなことがわかります。デジスコのボケのイメージに慣れているのでなんとも言えませんが、300mmのF5.6で写していたころのイメージがあります。さすがに18mm口径のスコープでは10m以上で迫力ある写真は無理そうですが、充分使えることもわかりました。
2006年08月29日
デジタンの作例 フクロウの巻 その2
デジタンの場合、ワイド端から2~3ステップケラレが発生します。大きな口径のデジスコならばケラレを逃げてもシャッター速度はなんとかキープできるのですが、デジタンには厳しい状況といえます。そこであえて丸いケラレが出た状態で写し、シャッター速度を確保する写し方をしました。ここは特に建物の中で蛍光灯の光しかなく、しかも前面に厚いガラスがあるという最悪な条件でした。しかし、距離は1~2mなので倍率が高いと良い構図にならないし、カメラ生では被写界深度が深すぎて面白くないのでケラレのまま写しました。
結果はこの通り、私はこの丸い縁はそんなに嫌ではありません(爆)皆さんはいかが感じて頂けましたか?
ZEISS6×18/E7900
画像入力機器のメーカー名 NIKON
画像入力機器のモデル名 E7900
露出時間 1/1 s
F ナンバー 2.9
ISO スピード レート 50
露光補正値 -1.7
測光方式 中央部重点測光
レンズ焦点距離 8.5 mm
2006年08月28日
デジタンの作例 フクロウの巻 その1
ZEISS6×18/E7900での作例です。写しやすい被写体を2mぐらいの距離から写しています。三脚はジッツォの0型G1028 雲台はベルボン51Qです。かなり理想的なシステムになっていますが、デジスコに慣れた人は「え~~こんなんで撮れるの?」っていうぐらい小さくて軽い。今回は飼い鳥を写しているので野鳥撮影での優位性は語れませんが、この小ささは最大のメリットでしょう。
画像入力機器のメーカー名 NIKON
画像入力機器のモデル名 E7900
露出時間 1/14 s
F ナンバー 3.2
ISO スピード レート 50
露光補正値 -1
レンズ最小 F 値 3
測光方式 中央部重点測光
2006年08月27日
キヤノンから新機種発表
PowerShot A640 A630 10M/8M バリアングルモニター 4倍 無限連写
PowerShot A710IS 7.1M 6倍機
A640/A630の光学系はA610の光学系と類似と思われますが、1/1.8型の機種が少ないことを考え、かつ、バリアングル機ともなれば「期待」したい機種です。入手次第チャレンジしてみたいと考えています。
今日現在・・・S80はカタログに残っています(^^;
2006年08月26日
ニコンFSB-5 新製品発表
ニコンビジョンよりクールピクスSシリーズに対応するFSB-5が発表されました。軽量・コンパクトなカメラとして手軽に使えて良いかも知れません。
オリンパスより 新型機種発表
オリンパスより5機種 新型発表 こちらも残念ながらカタログ上ではデジスコにオススメな機種は見当たりませんでした。SP-350がカタログに残っているのは幸いといえます。
μ750 7.1M 5倍
SP-510UZ 7.1M 10倍
EF-200 6M 5倍
EF-190 6M 3倍
EF-180 6M 3倍
ペンタックスより新型機種 OptioA20
1000万画素 1/1.8型CCD 3倍ズーム というスペック。A10同様 偏芯している鏡筒なのでアダプターが作りにくいのですがペンタックスのレンズは評判が良いので検討機種にしたいですね。
2006年08月25日
ニコンクールピクス 新型発表
ニコンクールピクスの新型が発表された。すべて1/2.5型CCD搭載。P3,P4はラインアップに残りました。
残念ながら新型で高画質デジスコにチャレンジできそうな機種はカタログ上ですが見当たりません。1/1.8型の画質重視機種は姿を消す時代に来てしまったのでしょうか・・・(寂)
S10 6M 光学10倍機
S8 写真の7.1M 3倍VR ISO1600
S7 S7c 7.1M 3倍VR ISO1600
L6 入門機、6M 3倍 ISO800 レンズ形状は偏芯
L5 7.2M 5倍
2006年08月24日
撮影に適したシステム
私も仕事柄、野鳥撮影におけるデジスコの優位性・デメリットを発言する機会があります。撮影機材にはいろいろな種類のシステムがあります。撮影条件によって楽しい気持ちで写せるものがその場合の最適なシステムであると思っています。客観的に万人が楽しみやすいのはデジスコかなぁ~っと思っていますが、デジタンの手軽さを実体験してみると、おいおい・・・これ、面白いぞ!って思ってしまいます。イニシャルコストや楽しめる幅、機動性などを考えると、アルバイト君、ひょっとして凄い遊びを再認識させてくれたのかなぁ~なんて思っています。
ZEISS6×16/BR-S80 望遠端、手持ち撮影。
2006年08月23日
夏ばてかなぁ~
冷房病?なんか体調不良です(^^;食欲が・・・あ、だけはありますδ(⌒~⌒ι)
この子みたいにやせっぽちになってみたいなぁ~・・・・
2006年08月22日
シギ三色
先日、干潟のある公園に行ったときのこと。珍しくアカアシシギが目の前の干潟をうろうろしていました。せわしないシギの動きのなかでも、一際アカアシシギの動きが早いのです。少々気合をいれて撮影していると、一瞬、アカアシシギ、アオアシシギ、キアシシギが同じ画面に入ってきました。
赤、黄、青・・・まるで信号機!!シギやチドリの撮影をしていると、背景が土ばかりになってしまうので、緑を入れたり、構図を変えてみたり(動きが早くてほとんどは、画面にいれるだけで構図を考える余裕はありませんが・・・)、かわいい仕草を待ってみたり。何か面白みが欲しいなぁ~と思っていたところ。こういう偶然は嬉しいですし、楽しいですね。
しか~し、私の写真のキアシシギは、アカアシシギの影になっていまひとつ並んでいる感じがしない(^^;同じ場所で撮影していた方の中には、綺麗に3羽が同じ方向を向いて並んでいる写真が液晶画面に映っていたのでした。 次回の課題が残ってしまいました・・・。
2006年08月21日
早実優勝おめでとう!!
野球とかサッカーとかほとんど興味が無い私ですが、今年の高校野球には心から感動を受けました。斉藤投手と田中投手の諦めずに渾身の力をふりしぼってガンバル姿、無心に全力でがんばる球児たちの姿、仲間を信じて自分の仕事に打ち込める信頼感に心打たれました。
この子たちを見ていると勇気や力が湧いてきました。私もがんばらなくちゃ(^-^)/
2006年08月20日
デジタン用三脚 有力候補
デジタンの画質や使い勝手が面白いので、ひっぱりだこ状態です。今回、ベルボンさんから9月中旬に発売される「ULTRA MAXi mini」をお借りしてきました。30cmからの超超望遠マクロ撮影や足を伸ばせば1mぐらいの高さになりますので座って撮影、台の上に置いての撮影などアイデア次第でいろいろ使えます。
たためば握りこぶし2個分ぐらいの大きさです。デジタンと一緒に小さなバッグに入れて超お手軽撮影も可能です。足は石突を4段階回すと一気に伸ばすことができます。最上の1段は角度微調整に使いやすい工夫もされています。
市販価格は10,000円弱になってくれれば◎ですね。
2006年08月19日
デジタンの画質
この画像は
(左)15cmの距離からF4.4 1/4にてP1本体で撮影
(中央)1.5mの距離からF4.4 1/2にてZEISS6x18ルーペ単眼鏡&P1で撮影
(右)1.5mの距離からF4.4 1/1にて国産6x16ルーペ単眼&P1で撮影
もちろん、最短距離でのカメラ単体のマクロ撮影が解像感・発色・コントラストとも最良です。中央の写真はさすがにZEISSといった画像。小さな単眼鏡でのデジスコ画像とは思えません。右写真は若干霞がかかったような絵になっていますが標準的な国産単眼鏡としては善戦していると思います。しかし、なによりもZEISSの良さには驚かされます。アッペ式ダハと思われるプリズムとT*コーティングでの解像感と引き締まったコントラストの強い画質はお値段だけのことはあるなぁ・・と感心させられてしまいました。
2006年08月18日
動きを止める力の使い方
DIGISCO.COMジンバル雲台は普通のビデオ雲台と操作の勘所がちょっと違います。仮に何も抵抗なく動く状態をフリクション「0」とし、固定されてしまうほどの状態を「10」とします。従来のビデオ雲台のフリクション調整領域は3~10程度、DIGISCO.COMジンバルは0~3程度です。試作機での調整範囲はフリクション調整ダイアルを1周半。この間をバリアブルに好みに合わせて使えます。固定はできません。
実際、固定しなくても支障がないのでそのように設計していますがこの話はいずれ別の機会に。
つまり、抵抗感が全く無いスルスルの状態から少し抵抗感のあるところまでがDIGISCO.COMジンバルの使用範囲となります。実は、ジッツォ2型との組合せで最強に締めると三脚のタワミが若干出て、動きを止めると少し揺り戻されます。
さて、こんな抵抗の無い動きをする雲台の操作は、ビデオ雲台と勘所が異なります。
ビデオ雲台の場合、上下30度ぐらいに振ってもそこで静止するぐらいのフリクションを与えることで私は最良の状態と考えています。その抵抗感を上回る力で始動させなくてはなりません。止めるのは手を離せばとまるのですが、三脚のタワミ・ねじれの揺り戻しが発生します。「動かす力」が操作の基本になります。
DIGISCO.COMジンバルは動かし始めは触れるだけで簡単に始動します。止めても三脚のタワミやねじれが出ていないので揺り戻しが出ません。わかり難いかも知れませんが「動きを止める力」を使うことが基本となります。
これを理解できれば「微動操作」が自由気ままにできるようになります。テレ端の画角の中央で鳥の目にピントを合わせ、そこから右下に1/3動かし、シャッターを切る・・なんていう高度な操作が可能です。
たぶん、ビデオ雲台に慣れている方は最初、面食らうと思いますが1000枚も写せばビデオ雲台に戻れなくなっていると思います。愛用のG2380からジンバルに変えて撮影枚数が2倍近くなっていることが使いやすさの証明とも言えます。
3~5号試作機ではアーム部などの剛性不足で手を離した瞬間から1~2コマは微振動が残りますが、剛性の高い1号機では微振動は稀です。もちろん、製品版は強化して微振動を抑えるようにしています。
2006年08月17日
ジンバルの話題をそろそろ(^^;
一部の方には大変お待たせしているジンバル雲台ですが、一番厄介なアーム部の仕様がきまりました。これで、回転軸、フリクションコントローラー、クランパー、スライドシューなどの仕様が一気に煮詰まると思います。
今月中には一旦設計を完了して、ダメだしに入ります。9月には加工屋さんに発注できそうなので10月~11月にはお待たせしている方にお渡しできる可能性があります。今度は、モニター品(量産先行品)~一月遅れで量産製品版という計画です。価格は一桁万円でお分けできるようにがんばっています。
2006年08月16日
名前は「デジタン」に決まったらしいです。
この写真は、5mぐらいの距離でカルガモの日陰を追いかけながら動き回るカニさんを見つけて写した写真です。この程度の記録写真なら300mmF2.8&テレコンと同じぐらいの明るさ・SSで写せます。重さは半分以下ですよね。
野鳥だけではありません。アルバイト君奮闘記にはリス君を1mの距離からバッチリ写した写真が載っていました。今日は虫を写していましたし・・・あ~~私もあそこで写したい(あそこはナイショ)
そそ、でじすこやのこん店長も記事にしていましたね。なんかたくらんでいるみたいですよ(爆)
2006年08月15日
アカショウビン画像をまとめました
今年のアカショウビンネタはこれで最終回(爆)去年まではアカショウビンに飢えていたのですが、贅沢な話ですが今年は満腹。雨の中の撮影ばかりでしたが楽しい2カ月間でした。来年は様子は見に行きますが、今回のように長期ロケはしないと思います。来年もまた元気な姿を見せてくれたらいいなぁと願っています。
●ニコンイメージングにアップしました。スライドショーで見てやってください。
2006年08月14日
東京港野鳥公園、良い感じでした。
ネットで撮影場所を知らせることは慎むべきことと思います。しかし、東京港野鳥公園のように観察施設が整っていて、良い環境でデジスコできるところはどんどんPRしたいと思っています。
これから暫くは子育てが終わって移動するシギやチドリたちが干潟に立ち寄ります。東京港野鳥公園は公園内に野鳥の観察ができる施設を6箇所ほど持っていて、大勢の野鳥ファンを収容できる公園です。運が良ければ5~10mの距離まで鳥たちが近寄ってきてくれます。冷房の効いたネイチャーセンターなら灼熱の真夏でも涼みながらたくさんの野鳥を観察することもできます。是非、皆さんもこの夏、デジスコを担いででかけてみてください。この時期なら常連さんのGさんやTさん、Hさんと会えるチャンスかも知れません(爆)
2006年08月13日
アルバイト君ご注文のお品
ニコンのテレスコマイクロという面白い製品がありました。2cmの超望遠マクロ~無限遠8倍の望遠まで楽しめる単眼鏡がありました(今は生産終了)。
アルバイト君。ちゃんとした地上望遠鏡を買う資金が無いので単眼鏡にカメラを付けて写して見たい・・・ということになり、なぜか手元にあったツアイス製高級ルーペ単眼鏡で作ってあげることにしました。6×18B DSという製品です。倍率6倍、対物レンズ径18mm、アイレリーフは14mm程度。重量は58g軽い。全長94mmという手のひらで隠せるようなスコープにTurboAdapterTA4スペックのアダプターをつけて作ってみました。
とりあえず、SP-350に取り付けて撮影してみました。SP-350であればワイド端から1/3まではケラレますが、野鳥を写す場合テレ側で写すようになると思うので充分楽しめそうです。明るい日ならこの程度は写せちゃいます。
(三脚・レリーズ使用 ISO50 500mm相当 SS1/400)
試しに手持ちでS80で写してみました。S80の場合はワイド端から2/3程度ケラレます。この絵は概ねテレ端ですが・・・おお!撮れるぞ!って感じです。
(ISO50 600mm相当 SS1/500)
デジスコの場合、フロントコンバージョン構造となりコンバージョンレンズシステムの明るさが稼げればカメラのF値に近づくという理屈らしいです(良く理解していないのですが・・・)
さてさて、明日、納品です。望遠撮影はたぶん大丈夫。もう一つのメリットであるマイクロ撮影がどうなるかはアルバイト君に委ねたいと思います。(ちなみに9倍、最短合焦距離30CMとなりそうです)
2006年08月12日
雨の日もがんばって写しましょう
アカショウビンの撮影は梅雨時が写しやすいので雨は覚悟しています。雨の日は暗いし、雨水でカメラがやられないか心配だし・・敬遠したくなりますね。今回10日以上の撮影でほぼ毎日1度は雨に降られました。この写真の日は朝から夕方まで土砂降りです。
雨の日は良いこともあります。「警戒心が薄くなる」「雨水が素敵な感じ」などなど・・・
私の防水対策はコンビニの中ぐらいの袋。照準器と液晶フードの部分を破り接眼レンズ部分に袋の持ち手の部分を縛ります。最後にケーブルレリーズを袋の上から差し込んでできあがり。スコープが非防水のED78なので山登り用のスパッツをスコープに被せて防水します。長靴、ポンチョで身を固め座って待ちます。間違いなく、天気の良い日よりチャンスは多いし、まったりしてくれます。
雨の日もがんばって写しましょう(爆)
(撮影場所のお問い合わせにはお答えできません)
2006年08月11日
諦めないで写しましょう
可能なポジションからどうやっても見えなさそうな時、枝や葉っぱを切ったりしてはいけません(爆)この写真もここにいるのはわかっていても、葉がかぶって姿が見えません。まわりの隙間も探してみたのですが全然ダメ、こんなときはこの子も警戒を解いているのか、まったりしてくれたりします。「動いてくれぇ~」と祈ってもなかなか動きません。しかし、風が味方をしてくれました。たったの3ショットですがバストから上が写せました。しかも緑にかこまれた良い感じで。
撮影ポジションを少しぐらい変えても良いのですが、諦めて体を動かすと警戒されてしまいます。多少、逃げられるリスクを背負って移動するか、ねばってチャンスを待つか。この、見切りと執着の勘所はその日の運かもしれませんね。
2006年08月10日
逆光での撮影
薄暗い森の中から空抜けの逆光・・・せっかく見通しの良い場所にとまってくれたのにぃ~っと悲しくなるケースって多いですね。電線にとまった鳥を下から写す時も同じです。この写真の時も肉眼ではシルエットしか見えないような空抜け。暗い中で目が慣れているので余計に黒く見えました。照準を合わせ、液晶ファインダーをのぞき、+2.0まで露出補正。レリーズを半押しすると姿と色が若干見えてきました。当然、露出補正分シャッター速度が下がり1/2秒。多少の色収差は覚悟してシャッターを切り続けました。今までのカメラではこの状態では諦め状態でしたが、S80はがんばってくれました。このシーンだけで30枚ほど写し、その間、5回条件を振っています。ピント修正が2回。ズームが2回。補正値変更が1回です。その間およそ1分でした。
もちろん、画像処理も被写体を明るくしています。画質の荒れは多少出ますが、せっかくのチャンスですから写せるときは写した方がいいですね。
逆光、諦めないで撮りましょう。
2006年08月09日
デジスコの強み(隙間を探して写す)
密林の中での撮影は枝かぶりや葉かぶりでなかなか上手く撮影ができないことが多いようです。今回、最初のころ撮影ポジションは、ポイントの枝が見通せる場所で待機していました。しかし、こちらから見通しの良い場所は彼らからも良く見えるわけで、当然、警戒心も強くなります。結局、見通しの良いポイントには止まってくれずに私から姿が見え難い場所に止まってまったりすることが多くなりました。そこで、後半はあえて少し葉っぱの間に抜けのある低木の陰に待機し、警戒心なく近くに止まってくれるチャンスを待つようにしました。ここでのテクニックは事前に止まるであろう場所と葉の隙間を直線で結べる三脚座標を知っておくこと。彼らが着たら三脚位置及び高さを手際よく調整し姿を素早く液晶にいれること等です。重量のある一眼レフシステムでは撮影座標の上下左右前後のポジショニングが重労働となり手際よく準備することはできません。デジスコはその点有利といえます。また葉の隙間を抜いて撮影する場合、3倍程度のズームが使えることで構図の工夫が可能です。
今回10日以上の撮影をしましたが一眼レフで撮りたいと思ったことはいちどもありませんでした。
警戒心の強いアカショウビンとの関係をできるだけ円滑にするには、こちらも姿を隠し、デジスコで葉陰からそーっと写させてもらうのが正解と思いました。
2006年08月08日
縦位置で撮りましょう
縦位置ってチャレンジする機会が少ないと思いますが、構図的にもいろいろ応用が利き、新鮮に感じることも多いかと思います。
背景を見て、縦のほうが綺麗に撮れる場合って結構たくさんあるのですが、横位置での習慣がついていると縦の切り取りで景色を見ていないことも多いと思います。
カメラを回転させるのが手間だったり、鳥が落ち着いて写させてくれなかったり、上手く写すのは容易ではありません。
この絵は、男の子がいつもとまる枝で、私を警戒しない40mの距離があり長いときは30分ほどゆっくりしてくれるので縦位置で撮影することができました。
2006年08月07日
やっぱドアップがいいや
1/3秒 テレ端 10枚連写して比較的止まっている画像です。距離は近く、10mちょいぐらい。このチャンスに引いて写してシャッター速度を上げて成功確率を高くするか、せっかくのチャンスなのでテレ端で行くか悩むところです。wide側にすれば1/10秒ぐらいで写せるのでブレは絶対に減ります。しかし、トリミングしてみてもこの写真ほどのクォーリティーは出ません。
やっぱドアップでしょう(笑)
(撮影場所についてのお問い合わせには一切回答できません)
2006年08月06日
ツーショットです
巣を探している頃、ツーショットでいる時期がありました。この後はオスメスの距離は離れるようになりました。この時期オスは大きな声でキョロロロロロロ~~っと鳴いていました。
ツーショットでいることは何度か目撃しているのですが、撮れたのはこの1枚。デジ眼ならもう少しチャンスがあったかも知れません。アカショウビン撮影では枝葉の隙間から写せるデジスコの有利さは圧倒的。デジ眼の出番はありませんでした。
(撮影場所についてのお問い合わせには一切回答できません)
2006年08月05日
ソニー W50 国内販売決定
(ソニードライブ様よりお借りしました)
SONY DSC-W50が9月8日発売されることになった。海外では既に発売されているW70,W100の弟分ですが、なぜかW50のみラインナップに入りました。個人的には入手したW100がデジスコにはかなり優秀なので一緒に出て欲しかったのですが・・・まだ、フォトキナまでには時間があります。期待しましょう。
2006年08月04日
井の頭公園水生物館 のヤマセミちゃん
今春、保護されたヤマセミちゃんが晴れて水槽デビューです。ヤマセミと観客の様子を見ながら継続するか否かを見守っているみたいです。この写真は5倍程度の倍率で分厚いガラス越しの撮影です。デジスコは不要なので(笑)3倍ズームカメラでも写せますよ。
※ストロボは無くても写せますからヤマセミちゃんのためにOFFにしてくださいね。
場所:都立、井の頭公園 分園 水生物館
2006年08月03日
キヤノンからHDビデオカメラ新登場
いよいよ出ました。かなり良さそうなハンディーHDビデオです。新開発のレンズやDIGICⅡの採用で見逃せない性能になりそうです。SONYのHC3よりも若干コンパクトで400g+バッテリー=500gという小型軽量ボディー。
静止画も謳っています。作例を見ると・・・かなり良い絵が出ています。
TurboAdapter9XHVAであればφ37→φ58のステップアップリングだけで楽しめそうです。
TSN-VA1でもφ37リングで接続できます。
●興味のあるかたはこちらへ
2006年08月02日
若い女の子
まだ、あどけなさが残るお嬢さんです。果たして子育てができるのでしょうか?彼はしっかりした成鳥のようなのでなんとか上手く行って欲しいなぁと思いました。
(撮影場所についてのお問い合わせには一切応じられません)
パーン棒軽量化チャレンジ
今日はパーン棒を触ってみました。ジンバル雲台は現状で概ね800gです。その中でパーン棒が1割を占める80g・・・
直径10mmのアルミ丸棒だったので無垢の丸棒から丸パイプに変更してみました。剛性は使用上問題無さそうです。固定部分だけ内径にあわせた詰め物をして完成。でいよいよ計量!!
なんと対策前の半分以下の34g! 全体の5%の軽量化に成功しました。
例えば、G2380のパーン棒は150gぐらいありそうなヘビー級です。
今度チャレンジしてみたいと思っています。
2006年08月01日
アカショウビン
雨恋鳥(アカショウビン)の写真を公開します。飛来から巣立ち前まで静かにお付き合いさせて頂きました。巣立ちは残念ながら豪雨と重なり確認はできませんでしたが、誰にも知られることなく見守ることができました。今年は雨恋鳥の名に相応しく雨続きの撮影。暗い茂みからの撮影なのでさすがのS80でも今一歩のものばかり。
来年もまた、運良くアカショウビンに出会えることを祈って・・・
(撮影場所に関するお問い合わせには一切応じられません)