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2006年11月18日

失敗写真から学ぶ2

せっかくなので、より綺麗な発色で野鳥を撮影したいですね。
撮影する環境によっては、ちょっと工夫するだけでまったく印象の違う写真になるのです。
次のような写真の風景の中に、ポツンと鳥の影が見えますか?
木の先端にブッポウソウが止まっています。背景は空です。

この状態で、デジスコをセットして撮影すると、次のような写真になってしまいます。曇り空ということもあって、空は真っ白。鳥はまっくろ。ブッポウソウの美しい羽の色はどこ・・??

ここで、カメラの露出を上げて被写体の鳥を明るくする方法もありますががちょっと待って!先ほどの風景を見直してみましょう。背景に山がありましたね!ここで、ちょっと左に動いてみましょう。ブッポウソウの背景に山が入るように動くのです。おなじ カメラ設定でも、こんなに印象の違う写真が撮れてしまいます。

フルオートのコンパクトデジタルカメラですと、背景が明るいとカメラがどうしても明るい背景の空に露出をあわせてしまうのです。そこで、背景を被写体と少しでも近い明るさにすることで綺麗な発色の被写体になるのです。

投稿者 pou : 2006年11月18日 10:19

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