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2006年11月21日
追い込み中
デジスコドットコムの開発T。ただいまジンバル雲台の設計図とにらめっこをしながら昼夜逆転の生活をしているらしい。ブログを見ていると設計図が目の前に浮かんでくるのか、「ブログお願い・・・」のヘルプが飛んできました(^^; 出来上がった試作品や製品を使うばっかりの私は、申し訳ないのでせめてジンバルをさわったことの無い方の為にご紹介したいと思います。
ジンバル雲台は、デジスコをセットした状態で雲台の足となる部分を下ではなく、横にして雲台に取り付けます。足が横側にくることで、足の位置=軸の中心となり、どの角度になっても重心がずれない為にピタッと止まる構造をしています。
デジスコにオススメのビデオ雲台との大きな違いは、ビデオ雲台はフリクション等により上下左右の被写体の位置で止めている為、ある程度の力をもって雲台を動かします。ところが、ジンバル雲台の場合には、フリクションの無い状態でも止まるため、指先でつまむ程度の力で上下左右への位置決めが出来ます。ジンバル雲台もある程度のフリクションコントロールができますが、フリクションはあくまでも、スコープのピントあわせの時にかかる力でスコープが動かない程度にしておきます。野鳥の顔が右に、左に動いたときでも数ミリの移動が指先だけで、しかも行き過ぎない位置で決めるのに有利な雲台だと思います。
ビデオ雲台を使い慣れている方には、使い始めは、ユルユルな感覚に違和感を覚えるかも知れませんが、逆にジンバル雲台を使い慣れた後にビデオ雲台に戻ると・・・「アレッ」って思うに違いありません。
さて、このジンバル雲台・・・いつになったら皆様の前に登場するのでしょう???再度確認したところ、早くて年末。遅くても1月中・・・。と苦し紛れ?な回答がありました。クリスマスプレゼントには間に合わないかも知れませんが、お年玉には間に合うかも・・・。みなさま、楽しみにしていてくださいね~~~♪♪
投稿者 pou : 2006年11月21日 00:02
コメント
これまで苦労している迅速な追尾ができるなど、利点の多いこようで期待しています。
そこで、少し知りたい点があります。
①少しの動きで動いてしまうことから、ある程度の風が吹いた時にブレが発生しやすいのでは?
②撮影前に照準器を調整する際に、雲台が動いてしまい合わせ難くならないか?
③ニコンED3やED2などのピントリングが重いスコープでは、動きすぎて合わせにくくならないか?
④接続した状態で、肩に担いで移動しても大丈夫か?
これらの問題に対応するには、状況によって、ある程度しっかり固定できないと、使用上不便な気がするのですがどうでしょうか。
投稿者 コナン : 2006年11月21日 01:01
コナンさん、
実際に使用したところの感想で申し上げます。
①については、ジンバルの場合もビデオ雲台の場合も、風によるブレは発生しますので、特段違いは無いとおもいます(風を受ける表面積の違いによるブレの違いはあるかもしれませんが・・・)。どうしても動いてしまう場合には、フリクションを少し強めにしていただければ、勝手に回転することも無いと思います。
②については、がっちり止められるビデオ雲台の方が照準はあわせやすいです。(ある程度締め付けることが出来ますので、多少動きますが、照準をあわせることは出来ます。)
③ピントリングが重いスコープでは、多少フリクションを強めにした方がいいかもしれませんね。今度、EDⅢあたりで実験して、ご報告いたします。
④接続した状態で、肩に担いでの移動は可能です。スコープを肩に乗せなくても倒れてこないので、三脚を肩に乗せる感じで移動しています。
投稿者 pou : 2006年11月21日 01:39
>指先でつまむ程度の力で上下左右への位置決めが出来ます
私は、これの期待値がすごく強いです。
G2380を使用中ですが、微妙な構図位置決めが出来ずいろいろしている間に飛ばれて悔しい思いも減るのかな~。
早く入手したいです(@^_^)ゞ
投稿者 freeman : 2006年11月21日 19:47
私も、初めはコナンさんと同じような疑問を持っていました。
でも、使い始めると疑問は解消されました。
今では、殆どpouさんと同じ意見ですが、ちょっとだけ補足です。
1:強風の場合、テンションフリーの状態では、確かにブレが発生し易いかも知れません。
対策はpouさんと同じです。ほんのちょっと締めるだけです。
2:締め付けた状態でも動いてしまうのですが、慣れると何とかなります(^^ゞ
はじめる前にしっかり合わせてしまえば良い訳ですからね!
3:ED82で使っています。
慣れるまでは、ちょっと動きすぎる事もありましたが、大きな問題とは思っていません(^^♪
パーン棒を軽く抑えた状態でピントリングを操作して、レリーズだけ持ってAFを合わせています。
そして、半押し状態のまま、パーン棒で構図調整。
特に、ビデオ雲台の時と変わらない操作でOKですよ。
4:一番初めに心配したのがこれです。
でも、使ってみてビックリ。担いでも不思議と安定しているんです。
水平方向だけ、ちょっと締めた状態で、縦方向はフリーのまま担いでいます。
林道、往復9km。全く問題無いですよ(^^♪
私の希望としては、
この雲台は、水平をしっかり出したいです。
なんでも談話室にも書きましたが(記事番号:No.12609)とりあえず、水準器を付けて見ました。
この水準器では動きが悪いため、G2380とかに付いているような水準器って手に入らないでしょうか??
投稿者 大矢 : 2006年11月21日 21:43
freemanさん
ジンバルも、微妙な力加減は変わりありません(笑)ゆるすぎると行き過ぎちゃうこともありますが、ちょこっと動かすときにはそのジンバルの性能をいかんなく発揮できると思います。何せ、スムーズに動くように設計してますから♪
大矢さん
フォローありがとうございます。 ジンバル雲台を利用していただけているユーザーの声が一番説得力がありますね。水準器の案は、いいなぁ~って思いました。 開発Tに・・伝えておきますね。
投稿者 pou : 2006年11月21日 23:58
大矢さん 水準器、こちらにあるようです。取り急ぎ
http://www.sugitoh.com/k/0_24.html
投稿者 たーぼ♪ : 2006年11月22日 00:05
たーぼ♪さん
この水準器いいですね\(^o^)/
個人の1個売りなんてしてくれるのかな~
投稿者 大矢 : 2006年11月22日 06:49
大矢さん 1個でも売ってくれますよ、きっと(笑)まずは電話しちゃいましょう。
投稿者 たーぼ♪ : 2006年11月24日 06:49
シンバル雲台、自分も物凄~く期待しております。(^^)
ただ不安に思う事は、
①:首の長いニコン製のスコープだと、三脚からの重心からスコープの重心まで距離がありますので、雲台を振った時、遠心力が働いてグラつくおそれが無いのかという事
②:これも①に付随して、首の長さゆえにモーメント荷重が作用して、首の部分にかなりの負担が掛からないのかという事
です。
②に関しては、バランスプレートのヒップサポートで対処できるかなと思っておりますが、①に関しては、対なす距離に同じ重量の何かを載せるしかないのかなと考えたりも致します。
ただ原物を見ていないし、あくまで憶測の範囲の話しですので、これが杞憂であればよいのですが。
今度のEDⅢでの実験報告、物凄く期待して待ってます。
読んで頂いて有り難う御座いました。(^^)
投稿者 tossy : 2006年11月24日 13:20
tossyさん たぶん、問題ないご心配になると思います。もちろんヒップサポート&ロングプレートは必須と思います。
まず①ですが、ニコンとKOWAで鉛直線上からの重心オフセットはニコンが+1cm程度、KOWAが-1cm程度、このような配置で設計しています。この状態で無負荷で100回転/分ぐらいでれば三脚を開いた状態であればぐるぐる揺れも少なく回転していると思います。②については三脚座だけの固定で、接眼レンズ部に一眼レフアダプター(長さ12cm)を介し、1kgほどの重量級一眼レフボディーを取り付ける状態でカタログ商品になっているので頑丈なED3であれば大きな衝撃でも受けなければ問題ないと思います。
これからも引続きどうぞ宜しくお願いします。
投稿者 たーぼ♪ : 2006年11月26日 00:27