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2009年01月28日

ドアップの理由?

デジスコのメリットの一つに、例え、背景がガサガサして汚くても被写体をドアップにすればごまかして絵にすることができる。ということがあります。
このメリットって、撮影現場ではすごく役に立つんです。例えばフルスケールのデジイチ600mmF4にテレコン&カメラ倍率掛け合わせても1200mmぐらい。この写真は3000mmぐらいですから倍以上の大きさで写せます。
実際の被写界深度は?というとデジイチのほうが浅いので背景のボケも大きく出るわけですが、ここに倍率のマジックが入るわけです。デジスコ(3000mm)なら画角の7割が被写体とすれば、デジイチは3割強ということで、背景の締める割合は倍以上なんですね。しかも同じ倍率ならレンズ口径の大きなロクヨンのほうがボケるのですが、デジスコの倍率が大きいので質は違っても場合によってはデジスコのほうがボカシやすかったりします。

というような理屈で、私の絵作りはドアップ中心になってしまいます。遠征をして背景が素晴らしい場所では逆に絵に取り込みたいのですが、私のように都市公園や近郊河川などでは、デジスコでのドアップの方がまとめやすい。つまり、写せる機会が増えるということです。

注意事項としては、ドアップにすると露出も変わるし、ピンも浅くなる。しかもSSが下がってブレやすくなる。など、撮影上の難易度も上がるのでドアップにはドアップなりの成功率の低さがつきまといます。


正攻法でのドアップ撮影です。背景は広葉樹の落ち葉。どうやっても絵になりません。こんな時はバストアップで思い切ってチャレンジしちゃいましょう。
TSN-884 TE-17W ISO100
1/3s F5 ISO100 露出補正-1


こっちはもっとやっかいで、背景に日差しが入っちゃいました・・
ポーズとしては振り向いてくれたので面白かったのですが、前後20枚は全部NG(爆)
これもクチバシが動いていますが、まあ、動きは目が止まっていれば良し!ということで○にしました。

1/8s F4.5 ISO100 露出補正-0.67

投稿者 turbo : 2009年01月28日 10:24

コメント

さすが、たーぼ♪さんのドアップは何時見てもすばらしいですね。ところで、私もドアップに挑戦しているのですが、悩んでいることがあります。多少遠くの鳥さんには、照準器(究具02)を用いて合わせているので、簡単にフレームに導入出来るのですが、5m位の近くに来た鳥さんをドアップで撮ろうと照準器で合わせると、ずれているんですね。あれっ、どこだろうとスコープを動かして探してしまうんです。探している間に鳥さんは遠くに行ってしまうのです。照準器の使い方が悪いのでしょうか?ご教授お願いできれば幸いです。

投稿者 きになる君 : 2009年01月30日 06:14

きになる君さん こんにちは

私の照準器の合わせ方は、だいたい7~10m程度の距離にある看板などを的にしています。この状態ですと5~15mぐらいなら概ね赤いマークと近くなるはずです。
問題はドアップ狙いだとついついズームじた状態で導入しがちになりますが、私の場合は、一旦ワイド端に戻して照準を合わせ、導入後にズームアップをして「目玉」にピントを合わせて写します。
この一連の流れは慣れだと思います。
がんばってください!

投稿者 たーぼ♪ : 2009年01月30日 14:55

たーぼ♪さん、御指導頂き有難う御座います。そうですか、7〜10mの看板で照準を合わせているのですか。でもそうすると、もっと遠くの鳥さんを狙うときに、照準がずれたりしないのでしょうか?
それから、究具01を使っていますが、完全には固定出来ないので、究具02の照準を合わせるのに、究具01が動いてしまい、なかなか完全に照準を合わせることが出来ません。まあ、これは慣れるしかないのでしょうが。

投稿者 きになる君 : 2009年01月31日 06:16

7mぐらいで合わせておけば、あまり遠くは苦労したことが無いので、それで良いと思います。特に遠くの場合には画角が広くなるので、多少照準位置がずれていても画面に入ると思います。
照準器の合わせ方は、コツを覚えるしかないですね。私の究具02はカメラユニットとしてつけっぱなしですが、撮影何度かに一度ぐらい会わせ直す程度で、ほとんどそのままスイッチをいれるだけで済んでいます。

投稿者 たーぼ♪ : 2009年02月02日 16:02