« 【試写】 CANON IXY 30S | メイン | 【RICOH GXRデジスコ】露出の暴れ について »
2010年06月15日
【画像処理シリーズ】 ⑨【技1】画像についた汚れの除去
レンズについたホコリやゴミなどが画像に跡を残すことがあります。このようなゴミは気がついたら消すほうが良いと思います。
この場合、使うツールは[コピースタンプツール]です。今回はゴミをサンプルに話を進めますが、ツールの使い方が上達してくれば画像に写っている水面の浮遊物とか枯れて汚い枝、野鳥の羽についたゴミなども消すことができますので、是非、練習してマスターしてください。
[コピースタンプツール]をクリックすると、詳細設定バー(上のほう)が現れます。まず、ゴミの大きさに合わせてスタンプの大きさや質感を選びます。ここでは初期設定の質感で進めます。大きさは[直径]のスライダーで調整してください。
次に[不透明度]の度合いを決めます。100%は1回で選んだ場所と同じ濃さで上書きします。50%であれば、2回重ねれば100%になるという勘定です。
極めてくれば境界のボケ具合などいろいろなテクニックが使えます。
汚れが無かった場合をイメージして、それに近い部位を探します。ここでは上の〇部分としました。「ここの部分」と「ここにコピー」の距離と角度を記録させる必要があります。
「ここの部分を」が決まったら、「Alt」を押した状態でクリックすると◎に十字のマークが現れます。
カーソルを「ここにコピー」に置くと処理したイメージが表現されます。イメージ通りならばクリックしてください。1度のクリックで充分でなければ2度、3度クリックすればよりコピー元に近づきます。
同様に横のゴミも消せばこの部分は綺麗に仕上がると思います。
投稿者 たーぼ♪ : 2010年06月15日 23:29