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2010年06月20日
【RICOH GXRデジスコ】露出の暴れについて その3
当面の、対処策は下記のようにお願いします。
暴れの現象が緩和される処方と思います。
但し、全く発生しない訳ではないのでご参考までに。
組み合わせ機材によって推奨できる数値は異なると思いますが、傾向は同様なので参考にしてください。
尚、暴れをすべて解決することができるかどうかはわかりませんが、㈱リコーさんのデジスコ用途に対する理解と多大なる協力を得ながら問題解決に臨んでいます。問題の解消度や納期についてお約束はできませんが、皆さんのご配慮とご協力をお願いします。
カメラ設定はAモード、基本はF2.5 20~30cmにピントリングで調整。
マニュアルフォーカス(MF)にて撮影を原則としてください。
(オートマクロをOFFにして、光が安定して環境中の被写体とのコントラストが明確な場合はAFも試してみてください。)
①直射日光が被写体に当たり、シャッター速度が1/500以上になるような環境
F値をマニュアル操作して5.0~11.0に合わせて撮影してください。
②曇り空などでいわゆる「空抜け」等の場合
F値を8.0~14.0にあわせ、露出補正を併用してください。被写体と明部の面積比や明度比によって異なりますが、暴れにくくなっていると思います。
但し、この撮影はもともと難しいので良い画質は難しいと思います。
③晴天の日陰や曇り空の場合、薄暗い場合
F値を2.5(開放)にしたまま撮影してください。
私たちが過去使用していたコンパクトデジタルカメラの多くは「A優先モード」であってもシャッター速度が1/500秒より速くなると自動的に露出を絞り(例えばF4⇒F8)のような制御をしているものが多くありました。GXRは「Aモード」にした場合、現状では、露出の変化に応じてF値をマニュアル操作する必要があります。お手数ですが当面はここまでのご案内しかできません。
私が使用中のGXRは露出の暴れが少ないのか、露出設定を大きく外さない限りあまり暴れません。個体差があるのかも知れませんのでこの点も含めて今後、すすめてみたいと思います。
投稿者 たーぼ♪ : 2010年06月20日 23:26