« 【デジスコの特徴】入門編 ⑤撮影時間帯・条件が広がります | メイン | 【デジスコの特徴】入門編 ⑦明るいF値 »
2011年08月22日
【デジスコの特徴】入門編 ⑥コリメート法
わかりやすく表現すると、スコープで見える拡大影像を、眼の代わりにコンデジを押し付けて撮影する方法です。
スコープの対物レンズ、接眼レンズ、コンデジと3段階で拡大ができるため他に類を見ない有利な超望遠撮影ができます。
例えば、対物レンズ口径φ88mmのスコープの焦点距離は510mm、30倍接眼レンズの焦点距離は17mm、コンデジの焦点距離(ワイド側F4.9)28mm~(テレ側F18.6)105mmとすると、
【合成焦点距離】=【スコープの焦点距離/接眼レンズ焦点距離】X【コンデジの焦点距離(35mmフィルムカメラ換算)】
となるので、このシステムの合成焦点距離は、(ワイド側)840mm~(テレ側)3150mmとなります。
コリメート法はこの特性を生かして、野鳥撮影や天体撮影、顕微鏡撮影など撮影倍率を必要とされる用途に活用されています。
投稿者 たーぼ♪ : 2011年08月22日 15:13