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2012年02月24日
【画質向上情報】コレットホルダーのすすめ
興和774・884をお使いの方で、まだご存知ない方にご紹介します。
興和プロミナーはスコープと接眼レンズの着脱について「バヨネット方式」を採用しています。
バヨネット方式は簡単に接眼レンズが着脱できるため便利な方式ではあるのですが、
構造上、板バネ3枚で押さえつけているために、接眼レンズ部に板バネ応力以上の力がかかると
光軸を保持することが難しくなってきます。
デジスコの場合、接眼レンズに500gほどのカメラユニット重量がかかるため通常設計値を上回り
板バネの1枚~2枚が潰れて光軸精度が落ちてしまいます。
そこで、カメラユニットが応力としてかからない方法として考えられるのは、
接眼レンズ取付け部の周囲にオスネジ(プラスチックのカバーが装着されています)を使うことで
取り付け精度が保持できます。
テレフォトレンズやリレーレンズを装着するためのネジですから強度も充分。
このコレットホルダーを使ってバヨネットの板バネに応力がかからないように工夫しました。
写真左側のテーパつばのついたリングをオスネジに装着し、接眼レンズ装着後に外側のバヨネットを
押しつぶすリングを締めていきます。
テーパつばが外リングに押しつぶされ、接眼レンズ鏡筒に均一に押し当てられます。
基本的な接続はバヨネット部分が担い、光軸精度はコレットホルダーが担うことで
本来、プロミナーがもっている光学精度を生かすことができます。
実際に、使い出すと効果は歴然で、画像がキッっと締まることや減光の偏りが減るなど
モヤモヤした気分がスッキリすると皆様から絶賛を頂いています。
投稿者 たーぼ♪ : 2012年02月24日 16:29
コメント
たーぼ♪さん、こんばんは。
コレットホルダー、コーワのスコープを使う時は常用してます。
確かに、テレ端での解像度が上がったように思います。
ところで、SWAROVSKI OPTIKのスコープもバヨネット方式ですが、
コレットホルダーを付けるオスネジもありませんが、
SWAROVSKI OPTIKも、カメラを付けると光軸がずれて、
画質が落ちているのでしょうか?
とてもきになるので御教え頂ければ幸いです。
投稿者 きになる君 : 2012年02月24日 19:37
きになる君さん
大変、お返事が遅くなり申し訳ありません。
やっとスワロが手元に戻り、確認できました。
結論としては、興和のバヨネットよりバネのストロークが小さく、カメラユニットの応力がかかっても大きく変位しないのであまり気にしなくても良いと思います。
もちろん、変位はゼロではないので多少の光軸ズレはあると思います。ただ、実際に試してみると誤差範囲のような感じです。
投稿者 たーぼ♪ : 2012年03月07日 15:22
たーぼ♪さん、こんばんは。
わざわざ、スコープを取り寄せてご確認頂き、有難う御座いました。
SWAROVSKI OPTIKのスコープのピントドラムは、KOWAのピントノブ
に比べて、ピントを合わせるのに時間が掛かるため、チャンスを逃し
やすいという欠点があります。しかし、それを帳消しにするような
発色が素晴らしいと思います。それから、コーティングも素晴らしく
きになる私も、使用後、エアーブローだけで掃除が済んでしまうという
利点もあります。それから、20倍、30倍、45倍という接眼レンズの
バリエーションがあり、45倍でもそれほど画質が落ちないという利点も
あります。単焦点接眼レンズが製造中止になりましたが、今後も、
SWAROVSKI OPTIKのスコープへのサポートを宜しくお願い致したく
存じます。有難う御座いました。
投稿者 きになる君 : 2012年03月07日 20:37
きになる君 おはようございます。
お返事、遅くなっちゃいました(^^;
諸般の事情でネット環境に不在でしたのでお許しください。
確かにスワロのギア比は観察用ですね(笑)撮影ではイライラするときもあります。
私もスワロは好きですよ。独特な鮮やか色彩は品良く表現されているし良いスコープだと思います。
はい、もう少し価格が安いといろいろオススメできるのですが・・・・
投稿者 たーぼ♪ : 2012年03月31日 07:26