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2015年08月21日
【エッセイessay】⑦ 繋ぐ
面白いことを見つけちゃったらもう止まらない。40代のおっさんがまるで少年のように舞い上がってしまいました。問題はこの探究心をどう処理するか、サラリーマンの時間の制約は厳しく「寝る間を惜しんで・・・」しか答えがありません。
おばちゃま流の押しつけ撮影ではいくつもの問題があり、きっちり上手に写すことはできません。問題点を整理することにしました。
①スコープに入れてからカメラを起動させて写している間に鳥は逃げちゃう
②押し付ける角度が変だと画面が歪んだり暗くなる
③シャッターを押すと揺れてブレ写真になる
まあ、当面の課題はこんな感じでした。で、寝る間を惜しんで考えたのが「観察はおまけ、撮影をメインにしちゃおう」という答えです。先日、スコープで見える野鳥の美しさに感動していた私が、すでに観察を見捨てても良いと考えている。あの時清水の舞台から飛び降りた10万円はすでに目的が変わっているのです。
「繋ぐ」良く使う言葉だけど漢字で書くことが少ないな~などと思いながらスコープとカメラを繋ぐことにしました。購入済みのE800では繋ぎ難いので繋ぎ易いカメラが必要になりました。当時のカメラはフィルターネジというのが着いている機種があり、フィルターアダプターを使えばスコープにくっつけ易くなるんじゃないかと考え、E880というカメラを買いました。とうとうお小遣いが底をついたのでローンです。このE880にはリモートケーブルを装着してカメラを触らずに写せるのでブレを防ぐことができそうです。
東急ハンズに通い、使えそうな素材や道具を物色してなんとか形にしました。2次的な問題点はあるものの、これが現行デジスコの原点かも知れません。
いやいや、写るんですよ画面いっぱいに。しかも「撮影」っぽく。これは楽しい。
つづく
投稿者 たーぼ♪ : 2015年08月21日 06:50