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2016年05月23日

【デジスコの特徴を活かした撮影】 ⑨苦手な撮影

【デジスコの特徴を活かした撮影】シリーズ


野鳥撮影の中でも飛翔写真など動きのある撮影条件では使いにくい面があります。私が飛翔写真を写す必要があるとしたら、迷うことなくロクヨン(またはヨンニッパ)を持ち出します。
何故かと言うと、一番大きな要因はデジスコは焦点距離が長過ぎるからという答えになります。飛翔している野鳥を写すには広い画画であればあるほど画面に入りやすくなります。あまりワイドに写すと被写体が小さくなりすぎるので、カワセミやヤマセミをイメージすると500~1000mmが良いように思います。どうしても被写体を大きくしたければ撮影後にトリミングをすれば良いわけですから。写しやすさを優先すべきと思います。

 また、デジスコの静止画のように羽の一本一本の筋まで見えなくてはならない必然性もないのでAFを利かせて高速連写で数多く写すことが良いと思います。
 デジスコでも飛翔写真に熱中されている方もいらっしゃいます。あえて、焦点距離を800mm程度に落としてシャッター速度を高めて広い目の画画の中に被写体を入れるという方法をとっているようです。

近年、プリキャプチャー撮影や4Kフォトによりデジスコでも動きのある被写体を追いかけることができるようになりましたが、画角の狭さは飛翔写真には不利ですから、少し離れて引いた位置から写す必然があります。
 最近は液晶画面や液晶ビューファインダー(EVF)も速度・表示画質ともよくなってきましたが、残念ながら光学ファインダーには追いついていないのが現状です。

投稿者 turbo : 2016年05月23日 16:35

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