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2020年03月24日
【実写レポート】CANON Powershot G9XmarkII
3月下旬、桜の開花宣言とともに暖かくなり絶好のデジスコ日和となった。
近所の川も桜を見る人たちがたくさん散歩するなか、桜の木が無いこの一角は
人気も少なく、こっそり恋に目覚めたカワセミたちを写すには良い場所です。
日差しが強めですが、木漏れ日の中で変化する光の強弱が撮影者を退屈させず
あっという間に帰らなければいけない時間になってしまいました。
今、使っている機材は以下のようにキヤノンG9XmarkIIで写すシステムです。
1型2040万画素CMOSを使い28-84㎜ F2.0-4.9のシンプルなズームレンズが搭載されたシリーズ下位モデルです。G1X~G7Xの上位機種のレンズは残念ながらデジスコには使い難いレンズですから除外。
しかし、シリーズ下位モデルと言っても価格.COM売れ筋ランキングでは常に上位に位置される人気機種です。軽量・コンパクトでデジスコ用カメラとしては十分な機能を持つものは他には見当たりません。しかも安い。
私が気に入っているのはすべての反応が速く、連写速度が8コマ/秒であったり1/1秒までの低速シャッターが連写モードで使えること。最近のカメラは低速シャッター連写が苦手で連写時は1/60秒縛りみたいなのが多く、高ISOにせざるを得なくなってしまいます。狙いどころで低ISO高画質撮影ができるのは良いです。
不満なのは液晶画質・出力速度などは文句ないのですが、カメラ操作の主は液晶タッチであること。
「慣れれば・・・」と思っていましたが上を狙えば狙うほど「邪魔」になってきます。
あと、動画をやる方は4Kはないです。それとプリキャプチャーも無いので「読み」と「感」を大切に撮影します(笑)
デジスコシステムにした場合の総合焦点距離は700㎜~5054㎜実際にはワイド側でケラレるので1000㎜からの使用になります。テレ側は一般的には3000㎜程度まで。三脚が剛直であったり光が豊かであったりすればテレ端の5000㎜までは2000万画素で写せます。
■■■焦点距離別作例
スコープズームアイピース25倍、カメラワイド端での撮影。四隅にケラレがでます。
スコープズームアイピース25倍、カメラはF値が3.5~4.0と表示されるぐらいでケラレが消えます。その時の焦点距離は概ね1000㎜です。
スコープズームアイピースは概ね50倍、カメラが60㎜程度で3000㎜となります。私はこの程度でドアップ撮影をすることが多いです。カメラもアイピースもテレ端を無意識に避けている感じです。
中古市場で探せばCANON powershot S120やSONYサイバーショットRX-100(初代・II)など現役で使えるコンパクトデジタルカメラもありますがカメラブラケットやアダプターが新品では準備できません。現行、本格的なデジスコを楽しめるカメラはこのG9XmarkIIかマイクロフォーサーズ系のミラーレスカメラということになります。
■■参考サイト
http://www.digisco.jp/blog/archives/2020/03/powershot_g9xma_1.html
投稿者 turbo : 2020年03月24日 11:16