2014年10月16日
【ひとりごと】 構想はできているのですが・・・(^^ゞ
気が付いたらNikon1新発売(2011年10月)から3年でこんなにたくさんの機種が発売されています。デジスコに使える機種は概ね7種(Sシリーズ・AWを除く)。しかも、微妙に寸法が変わる・・・メーカーとしても基本寸法を変えるのって不経済に思うのですが目的を果たすためには弄らないといけないのでしょうね。
さらに、VR10-30、11.7-27、10-30PDと標準ズームを3種類。これもどうかなぁ~って思うのですが、より良い画質を得るためにカメラとの相性を考えるとしょうがないのですよね・・・・
今、私は目の前にこの機材を並べてNikon1マルチを考えています。最優先ではないのでゆっくりと抜け落ちの無いように複雑なジグソーパズルを楽しんでいます。
2014年04月17日
Nikon 1 V3 デジスコ作例紹介! by ココペリ
【でじすこや】店長のココペリ君のレポートです。
ニコン1V3.良さそうですよ(^-^)/
以下コピペ-----------------
早速ですが、発売直後の『Nikon 1 V3』でデジスコ試写してきました
ので、作例をいくつかと簡易レポートを紹介いたします!!
露出時間 : 1/50秒
レンズF値 : F1.8
露出制御モード : 絞り優先AE
ISO感度 : 160
露光補正量 : EV1.0
開放F値 : F1.7
自動露出測光モード : 中央重点測光
光源 : 不明
フラッシュ : オフ
レンズの焦点距離 : 18.50(mm)
露出時間 : 1/125秒
レンズF値 : F1.8
露出制御モード : 絞り優先AE
ISO感度 : 200
露光補正量 : EV0.0
開放F値 : F1.7
自動露出測光モード : 中央重点測光
光源 : 不明
フラッシュ : オフ
レンズの焦点距離 : 18.50(mm)
露出時間 : 1/1000秒
レンズF値 : F2.8
露出制御モード : 絞り優先AE
ISO感度 : 400
露光補正量 : EV0.0
開放F値 : F1.7
自動露出測光モード : 中央重点測光
光源 : 晴天
フラッシュ : オフ
レンズの焦点距離 : 18.50(mm)
○Nikon 1 V3の個人的感想
1.
解像感は今までのNikon 1シリーズと大きく変化は無い様に
感じましたが、表現力は上がっていると思いました。前機種
などで気になっていたノイズ感もかなり低減しておりISO400
くらいまではほぼ気にならないと思います。ISO800はやや
出ますが、気になるレベルまではいきません。それ以上に
なるとやはり厳しいですね。
2.
連写性能は、秒間6コマ・10コマ・20コマ・30コマ・60コマと
選べますので、非常に快適です。10コマ以上の連写はエレクトロ
ニックシャッターですので10コマ以上に設定すれば良いのですが
1/60秒という縛りがありますので、早朝や夕方などは※サイレント
撮影を「する」に設定した6コマ連写にする必要がありそうです。
※サイレント撮影をするに設定する事で6コマ連写もエレクトロニック
シャッターで撮影出来ます。
早朝暗い時間はAFに迷いが見られましたが、少し明るくなると
素早く反応してくれます。たまにズレる事がありますが、ほぼ
思った通りにAFが来ていると感じます。
3.
メニューなど設定は他のNikon 1シリーズと似ていますので
簡単に設定できました。ファンクションボタンにデジスコ撮影で
必要な最低限の機能を設定しておくと操作も簡単です。特に
難しいと思う操作はありませんでした。
気になる点としては、タッチしてAFエリアを移動させるとシャッター
が切れて待たされる事でしょうか。少しストレスを感じます。設定で
何とか出来るかもしれませんが・・・
4.
デジスコドットコムブラケットにつきましては、BR-N1 18.5もBR-N1 1030
共に問題なく接続できます。パワーズームにつきましては、予想通り
BR-N1 1030の流用が出来ませんでした。
尚、BR-FT1はレリーズの位置が中心よりかなりズレますが、シャッターは
切れるので使用可ですね。
〇撮影機材
TSN-884
TE-11WZ
CH-P11
P2
BR-N1 18.5
Nikon 1 V3(18.5mmレンズ)
デジスコケーブル455US
DOS-CS1
GIM-01
GITZO G1228
2014年04月11日
【新製品】 Nikon 1 J4 4/24発売開始
Nikon1V3が発表されたばかりですが、なんとJ4も新発売です。
AF追従20コマ/秒フルサイズ連写。30コマ/秒・60コマ/秒の超高速連写もAF固定なら可能。
V3のスペックに近い内容と思われます。
そして、シャッターを切った前後20枚ずつのプリキャプチャーも可能と読めるので・・・
いやいや、大変なことになってきました。
大きさや価格が気になる方の選択肢としてJ4はありですね。
2013年04月17日
【作例】 ニコン1J3 18.5mm/KOWA TE-11WZ
kokopelli君がニコン1 J3で撮影してきました。
どうも、お気に入りのようです(笑)
露出時間 : 1/200秒
レンズF値 : F2.8
露出制御モード : 絞り優先AE
ISO感度 : 160
露光補正量 : EV1.0
開放F値 : F1.7
自動露出測光モード : 中央重点測光
光源 : 不明
フラッシュ : オフ
レンズの焦点距離 : 18.50(mm)
露出時間 : 1/160秒
レンズF値 : F2.8
露出制御モード : 絞り優先AE
ISO感度 : 160
露光補正量 : EV0.7
開放F値 : F1.7
自動露出測光モード : 中央重点測光
光源 : 不明
フラッシュ : オフ
レンズの焦点距離 : 18.50(mm)
露出時間 : 1/100秒
レンズF値 : F2.8
露出制御モード : 絞り優先AE
ISO感度 : 160
露光補正量 : EV1.0
開放F値 : F1.7
自動露出測光モード : 中央重点測光
光源 : 不明
フラッシュ : オフ
レンズの焦点距離 : 18.50(mm)
撮影機材:
スコープ:TSN-884(11WZ)
Nikon 1 J3 (18.5㎜)
諸事情で最近RX100ばかり使っていましたが、
落ち着きましたので久々の高速連写機:Nikon1 J3を
愉しみました。
5コマ連写でも気持ちよく落ち着かないしうまく隠れる
オナガのワンチャンスをモノに出来ました♪
本命のカワセミには遠くへ逃げられましたが・・・
久々の884にケラレ気にしない撮影良いですね!!!
2012年11月25日
【作例】 ニコン1V2 18.5mm
ニコン1V2のテストアダプターを急遽作ったのは良いけれど・・・
店番(^^;で撮影に出かけることができず、
試し撮りをデジスコスタッフの大矢さんにお願いしました。
無理なお願いに対して快く引き受けて頂いた大矢さんに感謝感謝です。
”持つべきものは友”を痛感しました。
早速、小雨降る悪条件の中で写して頂いた作例を頂きました。
NIKON ED82 + TurboAdapter 28XWDA + 試作ブラケット + TA4 + NIKON1 V2 + 1NIKKOR 18.5mm
今回は単焦点接眼レンズ+単焦点カメラレンズでのチャレンジ。
レンズ枚数やズーム機構による画質的なロスが少なくなるので画質に反映できるのではないだろうか?との期待をもって撮影して頂いています。
ここでは取りあえず2枚、1800X1200ピクセルに縮小した画像をUPします。(ノーレタ)
初めての撮影で条件が悪くてもここまで写るなら、撮影セットアップのエージングや後処理のルーチンができればかなり良い結果が期待できそうです。
10-30ズームアイピースで同条件の撮影ができたら良い比較になるのですが(笑)
■さらに詳しいインプレッションは『おおやのデジスコ散歩道』をご覧ください。
モデル名 NIKON 1 V2
シャッタースピード 1/40 s
F ナンバー f/2.2
ISO ISO 400
露出補正値 0.00 eV
測光方式 スポット測光
レンズ焦点距離 18.5 mm
モデル名 NIKON 1 V2
シャッタースピード 1/250 s
F ナンバー f/4.5
ISO ISO 160
露出補正値 0.00 eV
測光方式 スポット測光
レンズ焦点距離 18.5 mm
2012年10月28日
【新製品】 Nikon1 V2 新発売
Nikon1のJ2に続き、V1⇒V2の発売です。
V2は個性豊かに変貌し、私たちが気になるところは
・画素数が1015万画素⇒1425万画素
・AF追従の場合は最大15コマ/秒。電子シャッターを利用したサイレント撮影機能
・新撮影モード「ベストモーメントキャプチャー」機能を搭載
シャッターボタンを半押しするとカメラがキャプチャした画像をスロー再生する機能。シャッターボタンを全押ししたコマが記録される。シャッターボタンを押すのが遅れての撮り逃しなどを軽減するもので、ベストなシーンを見つけてシャッターが切れるとしている。キャプチャーした40枚(約1.33秒)の画像を、5倍の約6.66秒に引き伸ばしてスロー再生する。40枚の画像はシャッターボタンが全押しされるまで繰り返しスロー表示される。シャッターを押したコマ以外は記録されない。 (デジカメWATCH記事)
BR-N1 1030についてはレリーズボタンの場所が変わるのでそのままでは使えません。
デモ機購入後、レリーズパーツの開発を予定しています。
BR-FT1についても同様に再検討します。
但し、Nikon1 V1は併売されるそうです。
ある意味、まったく新しいモデルの発売と考えてよいのではないかと思います。
発売日は未定ですが2012.11月とのこと。
2012年02月22日
【BR-N1 1030モニターアンケート】datejun様 作例②
貴重な御意見、ありがとうございます。
私も同感です(笑)
モデル名 NIKON 1 J1
露出時間 1/80 s
F ナンバー f/5
ISO スピード レート ISO 200
露出補正値 0.33 eV
測光方式 分割測光
レンズ焦点距離 20.3 mm(1640mm相当)
モデル名 NIKON 1 J1
露出時間 1/100 s
F ナンバー f/4.5
ISO スピード レート ISO 400
露出補正値 -0.33 eV
測光方式 分割測光
レンズ焦点距離 13.6 mm(1100mm相当)
モデル名 NIKON 1 J1
露出時間 1/60 s
F ナンバー f/4.8
ISO スピード レート ISO 360
露出補正値 0.00 eV
測光方式 分割測光
レンズ焦点距離 19.6 mm(1590mm相当)
その③に続きます。
2012年02月21日
【BR-N1 1030モニターアンケート】datejun様 作例①
このシステムは実質2.5m程度から合焦する面白いシステムです。解像感に関しては近いほど鮮明に出るといわれていますが、さすがに凄いのでピクセル等倍トリミング・ノーレタでご覧ください(^^;
モデル名 NIKON 1 J1
シャッタースピード 1/640 s
絞り値 f/5
ISO スピード レート ISO 400
露出補正値 0.00 eV
測光方式 分割測光
レンズ焦点距離 21.1 mm(1700mm相当)
ピクセル等倍でも背景のノイズが少なくて綺麗ですね。フローライトクリスタルの威力でしょう。
光量たっぷりで、超近接すると白い髭も階調豊かに表現されて・・・ビックリです。
通常10m前後の距離で写している私にとってはちょっとショックを受けました(笑)
datejunさんの作例はこの後も続きます。
2012年02月13日
【新製品】 BR-FT1 2/15発売開始です(^^;
数名の方と「じゃあ一緒に作りましょうか」と軽いのりではじめたBR-FT1ですが、驚くほど評判が良く、なんと正式な商品として発売することになりました。
ご購入希望者がたくさんいらっしゃったので100個作ったらコストも下がり 10500円(本体・税込み)で発売できるようになりました。
また、上記写真のように「照準器DOS-CS1」「ケーブルレリーズ455US」がセットされたBR-FT1Sが28000円(税込み)となります。
本体数量は100個限定です。即納可能な数量は15個程度です。
量販店さんからの御注文も予定されているので必要な方はお急ぎ御予約ください。
おかげ様で、当社工場はBR-N1、BR-S100及び付帯パーツの生産予定で繁忙状態(^^;
次回のBR-FT1生産の目処は立っていません(3月になると思います)。
【でじすこや】冨野・岡崎までメールまたは電話にて御注文お願いします。
2012年01月24日
【BR-N1 1030】モニター使用レポート ROBIN様
宮崎にお住まいのROBIN様より BR-N1 1030をお使いになられたReportと素晴らしい作例を頂きましたのでご紹介させて頂きます。
ROBIN様はデジスコ暦6年のベテランさんです。
主な撮影スタイルは?
「休みの度に,デジスコ抱えて犬の散歩や,ドライブに出かけています.出勤時も,車の中に常備して,思いがけない出会いに備えています.以前は,ED82を使用していましたが,軽量・機動性.被写界深度の深さを重視して,現在は今のシステムをメインに使用しています.」とのこと。
Nikon1についての使い勝手についてお伺いしたところ、
「ようやく慣れてきました.慣れるとすごく使いやすいですね.SSが1/16000まであるので,明るい所ではS95よりも使い易いです.暗い所では,SSが上がらないので,動く被写体にはISO400まで上げて使っています.今後,高感度に強くなった製品が出ることを期待します.」とお答え頂きました。
AF性能については
「ピント合焦は,かなり速いと感じました.しかし,敏感すぎてか,周囲のものに反応しすぎて,前ピン後ピンがあるので,確認することが大切かな?と思っています.」
BR-N1 1030については
「フィールドスコープへ装着するのはすごく楽です.以前のVCA1はS95のズームのテレ側とワイド側で変えなくちゃいけなかったので,煩雑であまり好きではなかったのですが.これはいいですね.」
「一度光軸調整を行うと,ずれが少なくなっているような感じがします.がっしりした感じが良いですね.」とお答えいただきました。
尚、ROBIN様のブログ「ROBINのゆらり鳥見日記」にはNikon1を使われての記録が綴られています。
ROBIN様 貴重な御意見・ご感想、また、素晴らしい作例を頂きありがとうございました。
2012年01月19日
【作例】 ニコン1J1 VR10-30 NikonED82 30XWFA
今日は三ッ池公園でお友達と撮影です。
寒さと風で早々に撤収しました(^^;
なんとなくNikonフィールドスコープED82/30XWFA/VR10-30/ニコン1J1で写したくなりました(笑)
おお!これいいねぇ~って感じ。ED78はもっとフィーリングが良かったんだろうなぁ~・・・・
と、手放したことを後悔したりしています。
シャッタースピード 1/160 s
絞り値 f/4.5
ISO スピード レート ISO 800
露出補正値 -0.67 eV
レンズ焦点距離 17.5 mm
シャッタースピード 1/200 s
絞り値 f/4.8
ISO スピード レート ISO 200
露出補正値 -0.67 eV
レンズ焦点距離 19.6 mm
2012年01月15日
BR-N1 1030 御予約はお早めに。
たくさんの御注文、ありがとうございます。第3ロットの生産に入っていますが、計画以上に予約が入っています。CP+2012というイベントに合わせて、他の新製品の生産が入っていることから工場が手一杯に(^^;
BR-N1 1030を御購入御希望の方は早期のご検討をオススメします。
この後の生産は少し間があく可能性があります。
あ!CP+2012には下記の4つの新製品を展示いたします。
是非、期間中にお立ち寄りください。
①BR-N1 1030
②BR-S100
③ナイショ その1
④ナイショ その2
2012年01月10日
【作例】 ニコン1V1 FT1 300mmF4
昨日はBR-FT1(仮)なる手作り品を使って野鳥撮影に出かけました。
トマリモノを写しても超望遠ジャンキーなdigiscoperのたーぼ♪さんには面白くもなんともないので、トビモノ中心に写すことにしました。
三脚&BR-FT1なんて無しで手持ちで写せるか・・・と思ったのですが、画角が狭くて焦点距離がそこそこあると三脚があったほうが写しやすいなぁ~と、実感しました。
っていうか、照準器が必須ですね。
こんな作例ですが、今日一番のトビモノです(^^; 様子がわからないのでISO800固定で写しましたが、結果から言うとISO400以下で充分でした。画質をピクセル等倍にするとガサガサです。
モデル名 NIKON 1 V1
露出プログラム 絞り優先度
ISO スピード レート ISO 800
シャッタースピード 1/10000 s
絞り値 f/4
露出補正値 -1.00 eV
レンズ焦点距離 300 mm
35mm フィルムのレンズ焦点距離 810 mm
これは、惜しかったぁ~~もうちょっと下ならカッコイイのが写せたのですが(^^; この写真はノートリです。12m先のカワセミを810mmで写すとこんな感じです。トマリモノは小さいのですが羽を広げると3~4倍の大きさに感じます。この画角、ホバリングなら比較的簡単ですが、飛びつき・飛び込み・横飛びなどにはちょっと厳しいですね。ここなら明るい200mmレンズぐらいが良さそうですね。
モデル名 NIKON 1 V1
露出時間 1/1600 s
F ナンバー f/4
ISO スピード レート ISO 400
露出補正値 -1.33 eV
レンズ焦点距離 300 mm
照準器の威力(笑) ピントが合わないけど・・・こんな感じで着水~離水は画角に捉えることができています。あとはピントですね・・・S-AFしか使えないので置きピンしかないですね。食後の水浴びで同じ所に何度か飛び込んでくれると水絡みが撮れそうです。
これは、手前5mの距離に止まってくれました。しかし・・・デジスコのほうがいいなぁ~(笑)
モデル名 NIKON 1 V1
シャッタースピード 1/3200 s
絞り値 f/4
ISO スピード レート ISO 400
露出補正値 -1.33 eV
レンズ焦点距離 300 mm
今回はお昼の晴天。光量はふんだんにあり、ケーブルレリーズの威力はさほど感じませんでしたが、1/300秒よりシャッター速度が遅くなったら三脚・レリーズ無しでは難しいと思います。手持ちなら当然ISOをあげての撮影となりますが、個人的にはどんなに解像していてもザラザラな画質は嫌いなのでNikon1ならばISO800が限界、できればISO400以下で写したいと思います。換算焦点距離のわりに明るい撮影ができるので日中はがんばってISO400以下でいきましょう!
BR-FT1試作品については、少々リモデルしなければなりませんが、充分に実用的であると思いました。ケーブルレリーズと電子シャッターによる無振動撮影は朝夕・暗い環境の撮影も可能としてくれるし、同じトマリモノを写すのであればより低ISO無振動撮影をすることが肝要と思います。
そして、照準器。これは必須ですね。特に両眼視できる位置に設置することが重要です。トビモノをやるのであれば、初心者でもベテランでも必須と思います。一度使ったらもとには戻れないほど強力な武器になります。
ということで、工場で10個ぐらい作りますよ~(笑) お申し出頂いた3名様分、しっかりキープいたします。
値段!? あはは、作ってみないと分かりません、「時価」ということで(嘘爆)
2012年01月09日
【新製品】 BR-FT1 なんちゃって(笑)
Nikon1とカメラレンズを組み合わせると35mmフィルム換算で2.7倍の焦点距離となります。従って800mm以上での撮影になる場合が多く、画質をキープするために低ISO撮影にすると必然的に低いシャッター速度となり、手ブレ補正があってもレリーズを押す振動が発生してしまいます。「リモコンやセルフタイマーでやればいい」という意見もありますが、野鳥相手では実践的ではありません。そこで、三脚・雲台使用を前提であればケーブルレリーズが使えれば、無振動電子シャッターをより低速で使うことができます。低ISO、無振動撮影は静止画の画質を最善のものにできると思い、こんなのを試作しました。もちろん、照準器ステーも着いていますから導入も簡単です。
って、こんな商品作ったら買ってくれる人いるかなぁ~(^^;
2012年01月07日
【作例】 ニコン1J1 VR10-30 EDG85 VR/EDG85 VR
今日は贅沢セット(笑)での撮影です。
Nikonフィールドスコープ「EDG85 VR/EDG85 VR」と「Nikon1J1 VR10-30 」を20倍ワイドアイピースで接続。撮影時は常時スコープのVR作動。
ワイド側で少しだけケラレが出ますが、700mmから1600mm相当まで快適に使えます。
笑っちゃうぐらいスコープのVRって効いている感じです。追いかけながらシャッターを切る。
水鳥を追いかけてのいわゆる流し撮り的な撮影には良いと思います。
静止している鳥を無振動撮影する場合はあまり意味が無いと思います。
1J1のほうは手ブレ補正はカットしています。
動きの激しいエナガをVRを効かせながら撮影しました。枝カブリが多いので難儀しましたが焦点距離が扱いやすいので導入やピントあわせも比較的し易かったです。
シャッタースピード 1/60 s
絞り値 f/4.8
ISO スピード レート ISO 250
露出補正値 0.00 eV
レンズ焦点距離 18.9 mm(1020mm相当)
オートISO3200に合わせてEhi連写(30コマ/秒)で遊んでいる時に、目の前にジョビ子が(^^;
ISO1000でSS1/1000、気持ち的には画質を考えISO100、1/100秒で写したかったのですが間に合わず写しました。WEBで使う上ではこれでも充分かも知れません。
シャッタースピード 1/1000 s
絞り値 f/5.6
ISO スピード レート ISO 1000
露出補正値 0.00 eV
レンズ焦点距離 30 mm(1600mm相当)
夕方に近くなり夕日に照らされたカイツブリ。私らしくないでしょ(笑)
シャッタースピード 1/60 s
絞り値 f/5.6
ISO スピード レート ISO 250
露出補正値 -0.33 eV
レンズ焦点距離 30 mm
2012年01月06日
【作例】 ニコン1J1 VR10-30 カワセミ
ドアップ撮影(笑)明るい環境で低ISO撮影ができれば画質は良くなります。
解像感も充分と言えるでしょう。やはり、ノートリでこの画角で写せるってすごいことですね。
この画像はTSN-884での撮影なので被写界深度が浅いこともあり、立体感がしっかり表現されていると思います。大型のセンサーなら白い顎の羽ももっと諧調豊かになると思いますが、Nikon1ではこのレベルとなります。
サイズ縮小のみ、ノートリ。ちょっと日差しが強すぎました(^^;
KOWA TSN-884/TE-17W/Nikon1J1/VR10-30
モデル名 NIKON 1 J1
日時 2012/01/05 2:10:14
シャッタースピード 1/80s
絞り値 f/7.1
ISO スピード レート ISO 100
露出補正値 -0.33 eV
レンズ焦点距離 30 mm(2430mm相当)
2012年01月05日
【作例】 ニコン1J1 VR10-30 エナガ
1月3日、S100とJ1を取り替えながら撮影しました。
エナガとカラの混群が2回ほど姿を見せてくれて、S100では良い作例が写せませんでしたが、
2度目に来た時はJ1が装着されていて追いかけながら撮影しました。
ほとんどAFで追いましたが、枝かぶりの時はマニュアルで追い込まないといけません。
さらに、ピントが来ない(赤インジケータ)の時はシャッターも切れないので焦るときもあります。
しかし、秒間5コマ程度は走るのでなんだかんだいいながらそこそこの結果は出ました。
KOWA TSN-884/TE-17W/Nikon1J1/VR10-30
シャッタースピード 1/200 s
絞り値 f/6.3
ISO スピード レート ISO 100
露出補正値 -1.00 eV
レンズ焦点距離 15.7 mm
KOWA TSN-884/TE-17W/Nikon1J1/VR10-30
シャッタースピード 1/200 s
絞り値 f/6.3
ISO スピード レート ISO 100
露出補正値 -1.00 eV
レンズ焦点距離 15.7 mm
この時の明るさならワイド側で開放、ISOを800程度にすればまぐれでしょうがエナガの飛翔が撮れそうです。次回チャンスがあったら20倍アイピースにして飛翔写真を狙ってみたいと思います。
2011年12月20日
nikon 1とPowerShot S100 撮り比べ
TSN-774/TE-17W/VR10-30/Nikon1J1
シャッタースピード 1/8 s
絞り値 f/6.3
ISO スピード レート ISO 400
露出補正値 -1.00 eV
レンズ焦点距離 22.7 mm
TSN-774/TE-17W/VR10-30/Nikon1J1
シャッタースピード 1/13 s
絞り値 f/6.3
ISO スピード レート ISO 400
露出補正値 -1.00 eV
レンズ焦点距離 20.3 mm
TSN-774/TE-17W/Canon PowerShot S100
シャッタースピード 1/2 s
絞り値 f/5
ISO スピード レート ISO 200
露出補正値 -0.67 eV
レンズ焦点距離 17.565 mm
TSN-774/TE-17W/Canon PowerShot S100
シャッタースピード 1/10 s
絞り値 f/5
ISO スピード レート ISO 400
露出補正値 -1.33 eV
レンズ焦点距離 19.228 mm
久々に私自身がどちらにしようか悩むカメラが2台揃いました。(クリックしていただくとW1200ピクセルの画像になります)
どちらも『面白い』(笑) 何度もカメラを取り替えて写しました。今回のフィールドは被写体まで10m程度なのですが、被写体が大きいので焦点距離が短めなNikon1のほうが絵作りはし易かったのですが、ドアップならS100の方が有利ですね。
ここはオオタカが狩に来るので日差しがあるのに木陰の暗いところでしか写させてくれません。空気を読めないおじ様がドングリを投げて日向に誘き寄せる努力をしてくださいますが・・・せっかくゾーンに入って写している時にやられるとムカッっと腹がたちました・・・・ブツブツ
泳いでいる時は被写体ブレが発生してしまうのでなかなかビシッっと決まりませんが、連写をしていると不思議にミートする時があるんですね。ここでは1枚目がそんな状況で写せたものです。Nikon1はやっぱAFが速いし、カメラとしてはコンデジのジャンルではないポテンシャルを持っていますね。上級者が使い倒して良い作品を狙うのにも良いし、まったくの初心者でもカメラに頼っていれば写せちゃうような気がします。画質に関しては、徐々に扱いがわかってきてJPEGでも充分使えるということが分かってきました。しかもRAW撮影も連写にそれほど支障なく使えるし(書き込みは少々待ちます)、画像処理の方法がわかってきたら、これもまた面白さの一つになります。(この4枚の写真はすべてJPEG撮影です)
Nikon1、ただ者じゃないですね(笑)
S100については、S80→S90→S95→S100と使い込んできた私にとっては「普通」に使える違和感の無いカメラで、S95に比べると連写などが早く、色合いがナチュラル、ズーム範囲が広く。ISO400までは実用範囲になったことなど進化したものであると実感できます。CCD⇒CMOSで画質が眠くなっちゃうんじゃないかと心配しましたが、いやいや「ナチュラルでクリア」な表現力を持って好感がもてます。このレンズ、すっごく良いかも・・・・
Nikon1の被写界深度やダイナミックレンジの広さによる表現力の豊かさはコンデジを使い続けた私にとっては斬新に思えて魅力的です。どうやって、この奥行きを写してやろうか・・・と写欲がモリモリ出てくるのを感じます。
S100に関しては、使い方を知っているのでなんの苦労も無く写せます。できることの限界を知っているため、連写・高ISO・高ZOOMなど進化した部分を即戦力として使え、撮影技術に反映できる楽しさがあります。もうすぐ、S95よりも良い絵が写せそうな感じです。
結論:どちらも良い!暫くはなにも言わずに奥深くのところを探しに行きたい心境です。いや、楽しい!
2011年12月12日
EDG85VR&Nikon1でブレ無し撮影。
今日は、ちょっと贅沢なシステムで撮影にでかけました。
EDG85VR/FEP-20W/VR10-30/Nikon1J1
VR付のスコープに20倍アイピース、&J1です。
EDG85にレンズシフト方式VRが装着され三脚撮影時シャッター速度2段分防振効果があるというスコープ。観察しているとちょっと違和感はありますが、本当に防振されているのがはっきりわかります。
撮影でどの程度効果があるか試してみたくなり、撮影現場の5m横に大型のボイラーのある工場のフェンスから撮影させてもらいました。この場所はカワセミの休憩場所で、出会える確率はかなり高いのですがボイラーの低周波振動でブレが出る残念な場所です。
さてさて、EDG85VRがこの振動に対処できるのか・・・・実験です。
被写体までの距離は10m強。この「ゴー~~」という低周波、振幅も結構大きいですね。24fpsのビデオを撮ると干渉してゆらゆらします。シャッター速度が今日は速いので比較データの適切なものはありませんが、画像の見え方が「カク・カク・カク」っとレンズシフトして打ち消している動作をしていることがわかります。色合いも画質も良いですね。
シャッタースピード 1/250s
ISO スピード レート ISO 100
露出補正値 -0.33 eV
測光方式 中央部重点測光
レンズ焦点距離 25.9 mm
ホワイトバランス 自動ホワイトバランス
これはワイド端での撮影です。この組み合わせであればズームリングを少し回せばケラレも消え、そこからテレ端まですべて良好に使えます。Nikon1のセンサーサイズには20倍ワイドアイピースが一番適切ですね。SSも速くなるのでさらにブレが減り・・・そうそう、カメラのVRも使ってみましたが悪さはしない感じでした。
シャッタースピード 1/250s
ISO スピード レート ISO 400
露出補正値 -0.33 eV
測光方式 中央部重点測光
フラッシュ フラッシュ発光なし
レンズ焦点距離 11.4 mm
ホワイトバランス 自動ホワイトバランス
この場所で撮影できるなら、出の悪い日中も写せるわけで、遭遇頻度は倍増します。
強い低周波振動のある中、VRを駆動させて1/13sという低速シャッター。ブレて当然なのですが・・・
10~12m程度の距離でこのレベルで写せたら文句なしですね。
シャッタースピード 1/13s
ISO スピード レート ISO 100
露出補正値 -1.00 eV
測光方式 中央部重点測光
フラッシュ フラッシュ発光なし
レンズ焦点距離 25.9 mm
ホワイトバランス 自動ホワイトバランス
大きく、重く、長い・・・・私の好みではないのですが(笑)間違いなくVRが効いているこのシステム。
体力と資金力があれば「買い」です。正直、みなおしました(爆) っていうか楽しかったです。
これで30倍接眼を使えば迫力あるドアップもいけるし、使える領域は狭くなりますが75倍というチョイスも出てきます。
しかし、私はあえて相性の良い20倍アイピースとの組み合わせをオススメします。
■詳しい御相談はこちらまで【でじすこや】年末大謝恩セールEDG85VRセット
2011年12月05日
【新製品】 BR-N1 続報:VR30-110について
Nikon1、VR10-30用カメラブラケット BR-N1 10-30はおかげ様で初回生産の完売に目処がたち2回目の生産準備にはいっております。久々の「好調」で私どももホッと胸をなで下ろしています。
さて、VR30-110のブラケット開発についてですが、お問合わせは頂くものの大きさや重さなどを勘案すると一般的に使いやすい商品になるのか、少し悩んでいます。
いずれにしても、現在、新製品の計画が立て混んでいるため着手するとしても来年1月以降となりそうです(実施しない場合もあります)。
尚、Nikon1の場合、センサーサイズがコンパクトデジタルカメラより大きいこともありスコープとの相性を見ると20倍程度のアイピースがジャストフィットという気がしています。
例えば、口径80mmクラスのスコープに20倍のアイピースをセットしてVR10-30をセットした場合、実質800mm~1600mmの2倍システムになります。
Nikon1の機動性を生かした飛翔写真なども狙いやすい適度な画角と思います。
2011年11月20日
nikon1J1とIXY30S作例比較 1
同行したココペリ君が撮影した1J1作例とほぼ同時に私が撮影した30Sの画像の比較をしてみます。
写した距離や角度が異なるので正確な比較にはなりません。
(w1200ピクセルにサイズ変更のみ)
モデル名 NIKON 1 J1/TE-17W/TSN-884
シャッタースピード 1/640 s
絞り値 f/5
ISO スピード レート ISO 200
露出補正値 2.00 eV
測光方式 中央部重点測光
フラッシュ フラッシュ発光なし
レンズ焦点距離 17.5 mm
ホワイトバランス 自動ホワイトバランス
モデル名 Canon IXY 30S
シャッタースピード 1/636 s
絞り値 f/5.6
ISO スピード レート ISO 125
露出補正値 1.00 eV
測光方式 中央部重点測光
フラッシュ フラッシュ発光なし、発光禁止モード
レンズ焦点距離 10.34 mm
ホワイトバランス 手動ホワイトバランス
解像感などはあまり変わらないかも知れません。
ただ、この近辺の撮影枚数はJ1が30Sの2倍(笑)
速いと言われた30Sも歯がたちません。
2011年11月13日
【新製品】 Nikon 1J1 デジスコインプレッション
位相差AFの素早さは写せば写すほど驚きです。コンデジではこのスピードを味わったことはありません。半押し~全押しという撮影技術は応用面で今後も多用すると思いますが、シャッター速度が1/500秒を上回るような状態であれば直感的にいきなり全押しもありと思います。
液晶に描写される速度も速いし、AF~シャッターが切れるまでも速い。連写ももちろん速いので、このカメラの一番の特長はこの「速さ」ではないかと思います。
測距して、即撮影って・・・ピントが合う確率も高いということかも知れません。
コンティニアンスAF(AF-C)が武器として使えるなんて嬉しいですよね。
しかし、位相差の特徴で手前に枝などがあると確実に前ピンになるのでクセは手動で補正できたほうが良いですね。それにしても初心者にとっては位相差AFの恩恵は大きいと思います。
レリーズボタンの半押しと全押しのタッチが微妙で、半押しで待機しているのに多少気を使うことがあります。
また、こう判断してよいのか疑問も残っていますが、初心者の苦手な「露出補正」についてですが、コンデジの様に状況に神経質に対応しなくても中央重点にセットし、被写体を中央に置けばあまり操作しなくても守備範囲が広いのではないかと感じます。試しに、Ev=0の設定で20カット程度写しましたが若干の画像処理(露出調整)が必要なものもありましたがほとんど失敗はありませんでした。露出補正ってベテランには当たり前の操作なのですが、初心者は苦手なんですよね~。
電子シャッターのデメリットはコンニャク現象と呼ばれる垂直線が斜めにずれるということが言われています。今の所、この現象が発現したケースはありません。あまり心配しなくても良いのかな?と思います。
ISOに関しては、ISO800までは実用なのでしょう。(私は低ISOで低ノイズにこだわりますが)WEBで使う場合を考えるとISO800は実用。証拠写真ではISO1600 もOKと言えるかもしれません。無振動撮影が可能なので1/10秒以下のシャッター速度でも写せますが、シャッター速度が高いほど難易度が下がるので入門者・初心者の選択は朝夕ならばISOをA100-800にして、日中の光量のある時はA100-3200というのが良いと思います。一見「え?」って思うかもしれませんが、シャッター速度が速すぎる場合はカメラが勝手にISOを下げてくれるので日中の光量があるときは適度なシャッター速度になるようにISOを低くしてくれるので、よりノイズの少ないISO感度に調整されます。また、光量の少ない朝夕・日陰に関しては画質がキープされるISO800を限度にシャッター速度をあげてくれるのでそこそこのノイズで写せると思います。もちろん、静止する頻度の高い野鳥であればISO100・200の固定値でも良いでしょう。
さて、画質についてはCANONのアルゴリズムに慣れてしまった私にはちょっと違和感があります。低ISO撮影にすれば画質は好みになるのかな?と思いましたが、ノイズは間違いなく低減されますがなにかが違う気がします。現在、いろいろパラメータをいじっています。明らかに良くないと思われるものは「アクティブDライティング」、怪しいものは「手ブレ補正」、そして、私の好きな画質にするキーは「ピクチャーコントロール」のパラメータと思っています。もちろん、RAWでの処理を前提にしてしまえばここは考えなくても良いのですが、JPEGで写してできればそのまま使いたいという気持ちです。
デジスコでの画質については、光軸調整やレンズ間クリアランスなど調整できる部分もあると思います。
ただ、答えとしては「ニコンスペック」であることと、作例を見る限り同等の仕上がりが期待できるであろうことから楽観視しています。
デジスコシステムについてはVR10-30レンズは35mmフィルム換算27mm~81mm。デジスコ用として扱いやすい焦点距離はケラレが出にくい35mm以上なのでスコープの標準接眼レンズにおいてはワイド側はケラれが発生します。しかし、27mm~35mmにおいても写せないわけではないので気にならないと思います。
ワイドタイプ(見掛け視界70度クラス)の20倍・30倍・38倍の接眼レンズには各社品とも相性が良いといえます。ひとみ径の大きな20倍ワイド接眼レンズとの相性が良いのでニコンの20倍DSやEDG用の20倍は特にオススメです。もちろん、20XWFAはニコン・興和ともに良いですから、手に入れたいですね。30倍・38倍のワイド接眼も良いでしょう。特に38倍は1300mm~3100mmまで使えますのでデジスコらしい迫力ある絵が写せそうです。
多少、ワイド側のケラレがあるものの、最近のワイド系コンデジと同じような傾向なのでデジスコ撮影上は違和感が無いと思います。
手動ズームっていろいろなメリットがありますね。この話は後日。
結論としては、超超望遠撮影で3倍近いズーム撮影ができ、測光も楽で、AFも迅速で正確、あらゆる処理スピードが速いって・・・楽しいこと間違いなしですね。
野鳥撮影においてニコン1の出現で思想的な変化が起こることは確実です。
2.7倍の焦点距離を生かして、300mmF4カメラレンズで810mmF4の撮影。20万円予算でトビ物まで狙えるAF/AE OKの超簡単システムができちゃいます。
もちろん、朝夕・暗所の撮影には無振動撮影が必要なのでそのための周辺機材が必要ですが、それもデジスコ撮影のノウハウを使えばできます。
まあ、日中のカワセミ狙いなら手持ちでもいけそうですね(笑)
そして1000mm~3000mmズーム撮影にはやはりコリメート&フロントコンバージョン&無振動撮影、つまりデジスコとなるでしょう。しかも、このニコン1はデジスコを簡単にする要素がいっぱいです。ニコンED50/16倍DSを使った500mm~1300mm超速デジスコも急に浮上する可能性もありそうです(笑)
実感で言えることは、素早いカメラなので素早く操作できるシステムなら撮影枚数は激増します。これは入門者でもエキスパートでも同じ。同じ成功率ならニコン1はトップの成績を残すことは間違いないと思います。
2011年11月08日
【新製品】 BR-N1 1030 量産先行品&価格決定
ニコン1/VR10-30mmに対応するカメラブラケットBR-N1 1030の詳細が決まりました。
(写真のアルミ色の部分がBR-N1 1030)
製品名:BR-N1 1030 (ビーアールエヌワンイチマルサンマル)
販売開始:2011年11月末
対応カメラ:Nikon1V1及びJ1
対応レンズ:1NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6
販売価格:29,800円(税込み)
初回生産:100個
量産先行品:20個(内10個はモニター販売します)
カメラ・レンズ・照準器・カプラー・レリーズケーブルを組み立てた状態のカメラユニット。
カメラ本体はカメラユニットから独立分離できます。カメラ本体にはお好みにより液晶フード枠のみ両面テープで取り付けとなります。(液晶フードはV1・J1とも取り付け可)
BR-N1 1030製品部分。写真は試作品です。製品版は黒アルマイト仕上げとなります。
装着はVR10-30レンズを2つのリングで包納し、ネジによる押圧で固定します。
カプラーはスコープシステムとの相性によりTA4シリーズ(またはTA3シリーズ)から選択します。
照準器ステーはカプラーとリング間に挟み込まれ、適宜な角度にセットできます。また、V1液晶ビューファインダー使用時及びV1/J1液晶フード使用時に合わせて照準器の高さを調整する機能を付与しました。
レリーズステーはV1/J1とも共用できる準備がされています。
また、将来発売予定のシーソーレリーズも取り付け可能となります。
量産先行品の内10個をモニター品として優待価格にて先行販売させて頂く予定です。
簡単なアンケート及び作例3枚以上をご提出いただき、製品PRのための販促資料として活用させて頂きます。近日、詳細をお知らせいたします。
モニター参加御希望の方は奮って御参加ください。
■デジスコパーツの御注文・BR-N1 1030の予約もこちら。
2011年11月02日
【作例】 ニコン1J1 VR10-30 少し明るい環境
と言っても、デジイチのカメラマンは撤収し始める15時以降です。ISO200で1/20~1/80秒ぐらいのシャッター速度が出せています。日中の直射日光での撮影はまた後日。
光量が多ければどんなシステムでもブレを抑えることができるので解像感が上がります。Nikon1はコンデジのおよそ4倍の面積を持つの.センサーを使っていることもあり同じ画素数であれば間違いなくダイナミックレンジは広くなります。しかし、システムの明るさは反比例して暗くなります。その分、シャッター速度は上げ難くなります。(ISO感度を上げる手もありますが画質がザラつきます)
Nikon1はコリメートで無振動撮影ができるのでコンデジでの撮影に準じた超静止画が写せますが、少しでも明るいほうが撮影が簡単になります。
※画像にはすべてEXIF情報が入っています。
※カメラの輪郭強調のパラメータを最小にしてフォトショップでアンシャープマスクをかけています。
TSN884/TE17W/Nikon1J1 VR10-30
シャッタースピード 1/20 s
絞り値 f/5
ISO スピード レート ISO 200
露出補正値 0.00 eV
やっぱ、カワセミは可愛いですね。中学生ぐらいでしょうか?親を追い出し縄張りをGETしたようです。なんとも厳しい野生の世界ですね。薄暗くなると5~6mの距離に近づけるのですが、明るいと軽快されて逃げられてしまいます。お散歩の人は平気なのに、なぜ私を嫌がるのでしょう(^^;
まあ、考えてみたら付きまとうストーカー、怪しいオジサンですからね(笑)
TSN884/TE17W/Nikon1J1 VR10-30
シャッタースピード 1/80 s
絞り値 f/3.8
ISO スピード レート ISO 200
露出補正値 0.00 eV
今日は珍客がいろいろ、マガモ・オナガガモ・ヒドリガモが新規に到着。北海道あたりから来たのでしょうか?
TSN884/TE17W/Nikon1J1 VR10-30
シャッタースピード 1/80 s
絞り値 f/5.6
ISO スピード レート ISO 200
露出補正値 0.00 eV
夕日とはいえ、直射日光が入っているので解像しています。このぐらい光量があればどんなシステムでも解像しますね(笑) しかし、カワセミが敏感で近寄れません。短距離による解像感分は差し引かれます。直射日光がある環境で、餌付けでもして(推奨しません)ブラインドを使って最短合焦距離で写せば超超解像して写せますね。
そそ、話したかったのは背景の模様。ん~~見えている図柄と反射ではない模様になっています。ちょっと気になります。
TSN884/TE17W/Nikon1J1 VR10-30
シャッタースピード 1/13 s
絞り値 f/5.6
ISO スピード レート ISO 200
露出補正値 0.00 eV
魚を捕まえてくれましたが・・・なんだか尻尾のあたりが病気(^^;
お腹をこわさなければいいのですが。8mからの撮影(本日最短)
それでは、マレーシアに行ってきますv(^o^)
2011年10月31日
【新製品】 BR-N1 1030 試作品
● 設計思想
Nikon1については一年以下でモデルチェンジしてしまうコンデジとは位置付けが異なり
本体は2~3年、レンズは5~10年は現状をキープすると思われます。
少なくとも今回の2種のレンズはデジスコに適性があり、カメラ本体が進化しても光学的には同等に使われると考えられます。
従って、レリーズステーの位置は本体モデルチェンジ時に変更の可能性はあるものの、レンズ自体は不動と考えました。そこで、鏡筒カバー方式を採用し、鏡筒カバーにレリーズステーを取り付ける台座を作り、本体モデルチェンジ時にも最小限の改造で済むことを意識しました。
照準器ステーについては、興和884・774については「あにょさん」方式が推奨されます(このパーツは後日発売となる可能性があります)。
しかし、ニコン・スワロ・ライカ・ツァイス製のスコープにも対応できることを前提にカプラー部にステーを取り付けられるパーツを付け加えます(この試作品には装着されていません)
カメラ本体と交換レンズユニットは従来どおりの着脱ができるので、他のレンズと本体をつなぐことで従来のNikon1の使い方ができます。
発売は11月中旬~下旬。
価格は未定。
2011年10月28日
【作例】 ニコン1J1 VR10-30 ISO400の画質
ISO400での作例をUPします。
4枚目は比較用にISO200の画像です。
この大きさではあまり画質の差がでないですね。
ピクセル等倍にすると、わかるレベルです。
シャッタースピード 1/13 s
絞り値 f/4.5
ISO スピード レート ISO 400
露出補正値 0.00 eV
測光方式 中央部重点測光
フラッシュ フラッシュ発光なし
レンズ焦点距離 16.9 mm
ホワイトバランス 自動ホワイトバランス
シャッタースピード 1/10 s
絞り値 f/4.5
ISO スピード レート ISO 400
露出補正値 0.00 eV
測光方式 中央部重点測光
フラッシュ フラッシュ発光なし
レンズ焦点距離 16.9 mm
ホワイトバランス 自動ホワイトバランス
シャッタースピード 1/13 s
絞り値 f/3.8
ISO スピード レート ISO 200
露出補正値 0.00 eV
測光方式 中央部重点測光
フラッシュ フラッシュ発光なし
レンズ焦点距離 12.7 mm
ホワイトバランス 自動ホワイトバランス
シャッタースピード 1/13 s
絞り値 f/3.8
ISO スピード レート ISO 200
露出補正値 0.00 eV
測光方式 中央部重点測光
フラッシュ フラッシュ発光なし
レンズ焦点距離 12.7 mm
ホワイトバランス 自動ホワイトバランス
2011年10月27日
【開発情報】BR-N1 1030(仮)
全貌をお出しできれば良いのですが、諸般の事情によりお見せできません。
VR10‐30レンズにおいてJ1・V1で共用できるようにしました。
このイメージは試作品ですので忘れてください。
ニコン・興和・スワロ・旧ツアイス・旧ライカの20~30倍ワイド接眼に適応予定。
発売時期は2011年11月中旬~下旬を予定しています。
TSN884/TE17W/1J1
露出時間 1/15 s
F ナンバー f/5.6
露出プログラム 絞り優先度
ISO スピード レート ISO 200
露出補正値 -0.33 eV
測光方式 中央部重点測光
レンズ焦点距離 27.6 mm
カスタム演出 標準処理
露出モード 自動露出
ホワイトバランス 自動ホワイトバランス
デジタルズーム率 1
35mm フィルムのレンズ焦点距離 74 mm
シーンキャプチャータイプ 標準
ゲイン コントロール なし
コントラスト 標準
彩度 標準
シャープネス 標準
画質 FINE
ホワイトバランス Auto
ISO 設定 ISO 200
フォーカスモード AF-A
フラシュバイアス 0.0 eV
ノイズ除去 OFF
レンズ 10-30 mm
2011年10月25日
【テスト撮影】 BR-1J 10-30(仮) カワセミ撮影
今日、試写用のサンプルができあがり、早速、テスト撮影にでかけました。
初めての撮影ということもあり、余計な機能は全部OFFにして設定。
エレクトリック連写(最大5コマ/秒)での撮影です。
夕方4時からの撮影ということもあり光量は極めて少なく、1/20秒以下のシャッター速度での撮影となりました。これって、フロントコンバージョンデジスコ以外では写せない環境だと思います。
比較的、光がある状況ではISO200に固定(1枚目・2枚目)、薄暗くなってきた段階でISO100-400のオートに変更。変更後はすべてISO400で写していました。
TSN884/TE17W/1J1
露出時間 1/15 s
F ナンバー f/5.6
露出プログラム 絞り優先度
ISO スピード レート ISO 200
露出補正値 -1.00 eV
測光方式 中央部重点測光
レンズ焦点距離 30 mm
ホワイトバランス 自動ホワイトバランス
デジタルズーム率 1
35mm フィルムのレンズ焦点距離 81 mm
シーンキャプチャータイプ 標準
ゲイン コントロール なし
コントラスト 標準
彩度 標準
シャープネス 標準
TSN884/TE17W/1J1
露出時間 1/20 s
F ナンバー f/4.5
露出プログラム 絞り優先度
ISO スピード レート ISO 200
露出補正値 -0.33 eV
測光方式 中央部重点測光
レンズ焦点距離 17.5 mm
ホワイトバランス 自動ホワイトバランス
デジタルズーム率 1
35mm フィルムのレンズ焦点距離 47 mm
シーンキャプチャータイプ 標準
ゲイン コントロール なし
コントラスト 標準
彩度 標準
シャープネス 標準
TSN884/TE17W/1J1
露出時間 1/5 s
F ナンバー f/5.6
露出プログラム 絞り優先度
ISO スピード レート ISO 400
露出補正値 -0.33 eV
測光方式 中央部重点測光
レンズ焦点距離 26.7 mm
ホワイトバランス 自動ホワイトバランス
デジタルズーム率 1
35mm フィルムのレンズ焦点距離 72 mm
シーンキャプチャータイプ 標準
ゲイン コントロール ロー ゲインアップ
コントラスト 標準
彩度 標準
シャープネス 標準
画質を語れるまでシステム及び設定を追い込んでいません。現状では「ザラザラ」な感じになります。もちろん、1200x800にサイズ変更すれば充分使える画質ですが、ピクセル等倍にすると「ザラザラ」であることは否めません。「長秒時ノイズ低減」という機能もOFFにしたのでこのような結果になっているのかも知れません。もしくは、光量が不足している場合は画質が荒れるのか・・・今後のテストで解明していきたいと思います。
アゴの白い髭、耳の下の白い部分についてはコンデジに比べ明らかに諧調が豊かといえます。全体の解像感はザラつき感に惑わされていますが良いレベルといえます。
発色については極めて自然で、記憶色に近いので安心しました。
露出がイマイチ「ビシッ」っと来ない感じがしますが、液晶モニターの輝度を最初に調整すると良くなると思います。露出補正の操作が・・・したのに反映されていないことが何度かあったので、OKボタンでFIXしないといけないのかも知れません。しかし、かなりカメラ自体で計算されている気がします。背景が暗い場合でも、極端なマイナス補正は必要がなさそうです。コンデジとは度合いが違う気がしました。
全体的に動作は機敏で、両眼視していて画面の遅れがあまり無いことに驚かされました。AF/シャッターも速い。S95を触ると差を感じます。
とりあえず、正味1時間ほどの撮影でしたが、夕暮れ~薄暮まで撮影ができるということがわかりました。光量が多い時(鳥の出は悪いですが・・・)に撮影してみたいと思います。
2011年10月20日
【新製品】 Nikon 1 ”ニコワン”到着しました。
納期どおり到着しました。 がんばるぞ~~♪
ブラケットの開発は
JBF(ジャパンバードフェスティバル)2011に間に合わせたかったのですが・・・・残念。
JTBランカウイ・バリの2つの野鳥撮影ツアーでは体験撮影ができそうです。
参加者の皆さん、お楽しみください。
2011年10月18日
【新製品】 BR-J1-1030(仮)
10月20日にNIKON 1が発売になります。
㈱デジスコドットコムではNIKON 1シリーズに対応したブラケットを開発します。
「1 NIKKOR VR 10-30mm f3.5-5.6」を装着したNIKON1 J1に適合し、
ニコン・興和・スワロフスキー・Leica・ツアイスの30倍ワイドアイピースにマッチするものとなります。
(その他適合アイピースもありそうです)
1V1については適合する交換レンズがセットになったパッケージが無く、「1 NIKKOR VR 10-30mm f3.5-5.6」のレンズ単体発売も12月となるため、開発は後送となります(場合によっては着手せず)。
BR-J1-1030(仮)はレリーズステー位置が専用となり1V1とは異なるため1V1での使用はできません。
また、1 NIKKOR VR 30-110mm f/3.8-5.6に対応するブラケットについては検討中です。大きさ・重さに問題があり、興和VA3との光学的相性の良さはあるのですが難題を解決できそうな見通しがあれば着手します。もちろん、興和カメラマウントシステムTSN-PS2を使ってのシステム構築は可能?なのでチャレンジされる方は是非、結果など教えてください。
リモコンML-L3については、半押しや連写が利かないようなのでケーブルレリーズ仕様としました。
試作品は今月末完成、テスト撮影・評価などを経て順調ならば11月中旬のリリースとなりそうです。