2016年02月05日

【製品群】DIGISCO.COMオリジナル製品

気が付けばデジスコの仕事を初めて十数年。なんかあっという間だったけど、こうやって作った製品を並べてみると凄い品種だなぁ~っと、我ながら驚きます(約100製品)。もちろん、スケッチだけで作れるような簡単な製品もあれば究具01(ジンバル雲台)のように数十パーツの複合製品などもいくつかあり、楽しみながらでしたがたくさん作りました。

■現行製品

■新製品

■製造終了品

ひとつひとつに想い出があり、たくさんの方に応援して頂き、いっぱい買って頂きました。心より感謝しております。
これからも、皆様が必要とされるものから順に作り続けたいと思っています。皆様の引き続きの応援をお待ちしております。

投稿者 たーぼ♪ : 14:43 | コメント (0)

2014年01月08日

【デジスコ今昔】 13年前の画像と比べて・・・


上の写真は2001年2月に撮影したカワセミです。
機材はニコンフィールドスコープED78/20-45MC/ニコンCOOLPIX880という組み合わせで、ホースをガスバンドで固定して接眼レンズとカメラを固定したシステムでした。単写で写し、照準器も無く、雲台は1レバータイプの標準品・・・良く写したと思います。CCDは1/1.8型、334万画素。撮影距離は最短合焦距離ですが、止まった時は近すぎて2~3歩後ろに下がって、3枚だけ写したなかの1枚です。

下の写真は、昨日アップしたもの。TSN-884/TE-11WZ / DMC-GM1です。
こうやって見ると画質はあまり変わらないような気がしますが、詳細に見ると雲泥の差と言えるでしょう。なにせ、1600万画素4/3CMOS対334万画素1/1.8型CCDですから・・・
表示がこのぐらいの大きさならダイナミックレンジの差ぐらいしか見えないかも知れません。
画質や画像の大きさなどの比較より、一番大きいのは撮影操作の差でしょう。
13年前はこの写真が写せるまでにチャンスはたくさんあっても大変な苦労をした覚えがあります。
しかし、最新機材は試作機が出来上がった翌日にいきなり簡単に写せちゃう。
いやいや、昔の私に今の機材を使わせてやりたいです(笑)

投稿者 たーぼ♪ : 00:20 | コメント (2)

2011年01月26日

「作品」を意識して写した写真


NIKON フィールドスコープED78 /TurboAdapter 60XWFL/NIKONクールピクスE4300

2003年1月、TurboAdapter30XWFLに続き40XWFL、60XWFLをニコンビジョンさんにお世話になりながら商品化を進めていた頃です。
「作例作り」というプロモーション用の写真を写すようになった時期でもあります。デジスコの構図は従来の野鳥写真とは全くベツモノで、どうやってデジスコらしい作例を写すかということを一生懸命に模索していました。
高倍率アイピースで作れる作品としてはどうしてもドアップ系のバストアップを狙いたくなります。しかし、いたずらに焦点距離を長くするとブレ等が画質を悪化させるためカメラレンズをZOOMワイド側として接眼レンズで倍率を稼ぐという手段で「高画質」を狙いました。(焦点距離、約2600mm)
この作例は、その代表作でもあります。カワセミが良く止まる枝の背景を暗い日陰に合わせ、川に向かって止まる事を予測し、光の角度を考え、イメージしたとおりの結果を出せた初めての作品です。

この作品も写せたときは本当に嬉しかったことを昨日のことのように覚えています。

投稿者 たーぼ♪ : 00:45 | コメント (4)

2011年01月25日

私に影響を与えた1枚の写真


Nikon ED78/20-45Zoom/クールピクスE880

 2001年3月。デジスコについては試行錯誤を繰り返し、特別に驚くような写真を写すことができなかった頃の話です。
メインの機材はEOS3(フィルムカメラ)にEF100-400Lを付けた一眼レフでした。1日の撮影はフィルム3本まで・・それでも毎回3000~4000円のお小遣いが必要でした。1回の撮影で1枚でも良いのがあれば上々、それでも楽しかったです(爆)
 この日は、デジスコで写すと決め、自転車に乗り井の頭公園へ出かけました。その頃は、厚手のゴムホースとガスホース用のバンドで接眼レンズにカメラを取り付けて撮影していました。

 公園のベンチに腰掛け、いつ来るかもしれないカワセミを待ちました。日差しもあり少しポカポカ温かく、気がつけば夢の中・・・なんていう穏やかな午後。
「チチッーッ」と鳴き声とともに、なんと5mほどの真近の枝に飛来してくれました。心臓がドキドキと高鳴るのを抑えることなどできません。ほんの30秒ほどと思いますが枝に止まってくれ、モタモタしながらもなんとか2枚だけ写すことができました。
この日は朝9時から15時までで飛来したのは2回だけ。それでも、収穫のある日は嬉しかったです。

クールピクスE880の液晶画面は1.8型11万画素。再生画像の検証も充分にはできません。
自宅に戻って、PCで見てみると・・・・・・・「おおおおおお!」
小さな子供のように舞いあがってしまいました。
現在では、機材も良くなり、この程度の作例は写せるチャンスも多くなりましたが当時はほんとうに嬉しかったです。

もしも、この写真が写せていなかったら、私がデジスコに走ることは無かったかもしれません。
このブチブチのクチバシ君は私の人生に大きく影響を与えてくれたカワセミ君と言えます。

投稿者 たーぼ♪ : 23:24 | コメント (0)

2011年01月24日

2003年 デジスコ革命!

2003年10月、新製品を満載の機材をカメラバッグに入れ、同僚のpouさんの機材との比較撮影に出かけました。(ちょっとウキウキしながら)機材をセット・・・あ!スライドシューを忘れた・・・(^^;
ん~~このテスト撮影のために2週間もがんばって試作して完成したのに。なんてこった。

ということで、急遽、pouさんの三脚・雲台にセットし忘れ物をした私はギャラリーとして観戦です。
撮影するたびに「すごい!これすごいわぁ~」の声。

その夜、画像データをPC判定した私は、思わず「デジスコ革命」とつぶやいてしまいました(笑)


メーカー名 NIKON
モデル名 E4300
ISO スピード レート ISO 100
シャッタースピード 1/40 s
絞り値 f/2.8
露出補正値 -1.30 eV



メーカー名 NIKON
モデル名 E4300
ISO スピード レート ISO 100
シャッタースピード 1/15 s
絞り値 f/4.8
露出補正値 -1.30 eV



メーカー名 NIKON
モデル名 E4300
ISO スピード レート ISO 100
シャッタースピード 1/25 s
絞り値 f/4.9
露出補正値 -1.30 eV


NIKON フィールドスコープED78/ターボアダプター30XWFL/NIKONクールピクスE4300

この時の新製品は
カメラ:NIKONクールピクスE4300
レリーズステー:RS4300 

後にレリーズ穴クレームについてのリコールで車1台分の損失(爆)

今となっては楽しい思い出ですv(^o^)

投稿者 たーぼ♪ : 22:22 | コメント (4)

2011年01月23日

10年前のデジスコ作例

Nikon ED78/20-45Zoom/クールピクスE880 の作例です。
1/1.8型CCD搭載334万画素のコンデジです。
この頃は、デジスコファンも100~200人ぐらいだったんじゃないでしょうか?

しかし、・・・手前味噌になりますが、なかなかこの画像良いですねぇ~~(笑)
連写なし、カメラの固定もかなりいい加減だった時代ということを考えれば「良し」ですね。


88037copy.jpg

アダプターはこんな感じでした。
薄いアルミ板を隙間に入れて、光軸を可能な限りツメていたことを思い出します。

投稿者 たーぼ♪ : 22:15 | コメント (5)

2007年10月04日

5年前でもこんな画像写していたんです

5年前の今日(爆)ある出来事が(^^;

クールピクス4300の発売直後、購入し、レリーズステーやアダプターを徹夜で作り、シェイクダウン・・・の予定でした。気合が入りすぎて忘れ物をしました。なんと雲台のシューを忘れてしまって撮影ができず悩んでいたら・・・、なんと、そこにpouさんが登場! 私がはじめて使って良い写真を撮るはずが「ん?私が写そうか?」って写し始めちゃいました。その日の成果はこのように5年後の今、改めて見ても驚きの解像感です。
その日は、有頂天のpouさんと凹んだ私・・・とても対照的だったことを思い出しました。
E4300の時代から、デジスコの画質っていっぺんに上がったような気がします。

ということで、1枚。ED2/30XWFL/E4300での撮影。2002年10月4日

あ、後日談がありまして・・・その日、Fieldで熱中して撮影していたばかりに、お財布をこそ泥にやられちゃった方がいました。有頂天からどん底へ・・・

いやいや、いろいろな意味で思い出深い10月4日です。

投稿者 turbo : 23:19 | コメント (8)

2007年06月24日

Leica APO-TELEVID62アングル 製造中止 (^^;

LeicaApoTelevid62a_400.jpg

APO77のストレートが製造中止というショッキングな情報に続き、APO62アングルの製造中止が報道された。
LEICA本体のリストラと思われます。「新製品が出るから調整じゃない?」という期待もしたのですが、APO62は1~2年前に新発売された製品。評判も悪くないし・・・まあ、残念!ってとこですね。

●ネタは 店長ぶろぐ より

投稿者 turbo : 02:28 | コメント (11)

2007年06月23日

観察用から撮影用に進化する地上望遠鏡

tsn_880_01.jpg

地上望遠鏡の国別シェアでは日本・ドイツがやはり秀でているように思います。デジスコ向き国産スコープの相場は60mmで9万円、80mmで15万円程度で「高級品」と言われていました。もちろん、観察用であればこれらの製品で世界レベルと言えます。
さて、KOWAのTSN-884。前モデルの824も確か21万円と高価でしたが観察で使うと色かぶりの無さに皆さん驚かされた覚えがあると思います。
ところがこの824は撮影用に使うにはいろいろ難しい面が多く、設計の主体が「観え」であって、「写り」では無かったことがデジスコでの難しさにつながっていたと思います。
KOWA社のすごいところは、国内需要の変化を素早く取り入れることと、世界のマーケットの変遷を予想して素早く手を打ってくることです。
TSN-884、本体25万円。アイピースまで含めて30万円。いやいや、高価です(笑) しかし、デジスコ撮影用に十分使える光学性能にするためには、マーケッティングから始まるゼロベースのリニューアルを実行する必要があったと思います。それを、やっちゃったんですね(笑)
大口径観察用スコープ(アイピース付)の20万円を5割り増しの30万円まで価値を高めたと言えます。同じような製品の価値観を5割上げることは大変な努力と決断が必要なわけで、ユーザーにしてみれば「同じ価格でなんとか・・・」という人も多いかと思いますが、適切なコストを投入して価値が上がったので納得して購入する人が多いと思います。改めて、KOWAの快挙に拍手です!

さて、気になるのはNIKON。実力では世界トップクラス。TSN-884、TSN-774に対抗する高級品の新発売を期待したいものです。

投稿者 turbo : 11:50 | コメント (12)

2007年04月10日

5年前のデジスコ画像

久々に画像データを整理していたら「NIKON E5000」の画像が出てきました。そう、今、旬なP5000ではありません。画質・発色とも結構いけますね。さすがに連写が弱いのと、ケラレ&減光が邪魔するので使いにくいのですが、なかなかです。この写真を写した瞬間って覚えているのが不思議ですね(笑)

ED78/30XWFL/E5000

投稿者 turbo : 00:27 | コメント (0)

2006年07月29日

4年前の想い出

過去に自分の撮影した画像を見るのも楽しいものです。この写真は2002年夏にクールピクスE880をシェイクダウンした日の画像です。東京港野鳥公園の第一観察棟で熱射病になりながらの撮影でした。目に流れた汗が入り、なかなかピントが合わせられなかったことを覚えています。
面白いもので、昨日の夕飯のおかずは覚えていなくても4年前の夏の撮影状況や、そのときの心の状態はアルバムの写真を順番に見ていくと鮮明に覚えていたりします。
たまには自分のアルバムを開いて過去を尋ねてみるのもいいですね。

ED78/30XWFL/ニコンクールピクス880

投稿者 turbo : 23:55 | コメント (4)

2005年11月10日

初めてのデジスコ写真


私のパソコンに残っているデータで、スコープを通してデジスコをした始めての写真カメラは、E800、200万画素のデジタルカメラです。このときは、今のようにアダプターが無かったので、スコープのアイピースのところにカメラを押し付けて撮影するという方法での撮影でした。

思い返せば、片手でカメラを押さえ、別の手でスコープのピントを合わせたら、シャッターを押す。 たったこれだけの為に、1分以上もかかった記憶があります。片手でカメラを押さえるのですが、ちょっと手がずれるとケラレが生じ、シャッターを手で押ていたので、ほとんどの写真がブレブレ写真でした。

写真は、ブレボケしていますが、思い出に残る一枚です。

投稿者 pou : 01:13