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2007年07月19日

ピント合わせについて

ピントが合わないという相談も多い相談です。
これは電話やメールでは答えづらいものですね。ピントが合わないといわれる場合、いくつかのケースに分けることが出来ます。

1.まさにピントがずれていてピンボケになっている。
2.ブレている。
  2-1被写体が動いたために被写体ブレをおこした。
  2-2あわててシャッターを押したりしたことで手ブレ・機材ブレをおこした。
3.かなり遠方の被写体を撮影したことにより解像度が得られなかった。

1.のケースは画面を見ながらのスコープでのピント合わせとカメラのAFエリアを鳥の目の位置にきちっと合わせて半押しをすることでほぼ解決すると思います。
鳥が居る限り5枚から10枚ぐらいを1セットにしてピントを取り直しながら撮影すると良いのが混ざってくると思います。

2.
 2-1
は暗い林の中での撮影の場合にシャッタースピードが上がらないことで起こりやすいですが、ズームを控えめにすることと連写を多用することでうまくとまった写真が手に入ることがあります。とにかく連写です。

 2-2はしっかりとした三脚を使用しあわてずに撮影すれば防げます。

3.は機材には限界があります。デジスコといえどもどんな条件でも鮮明に撮影できるわけではありません。小鳥の撮影を前提に考えますと50mほど離れた被写体を鮮明に撮影することは間にある空気の層や光の物理的な特性の関係できわめて難しいことです。逆光の空抜け撮影でもなかなか難しいですね。
距離によって鮮明度合いが変わる事は仕方の無いことですのでどのくらいの条件だったらどのように写るかを経験で掴むことで悩みではなくなると思います。

お悩みの方は原因の切り分けをさせていただきますので私にご相談ください。

投稿者 : 2007年07月19日 23:55