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2007年08月30日

露出補正について その1

露出補正という言葉があります。露出ってなんでしょう。

他の言葉に置き換えると露光量ともいいます。CCDやフィルムに当てる光の量ことですね。光の強さと時間を掛けたものです。
カメラでは光の強さは表示されないので意識することはありませんが、時間はシャッタースピードで表示されます。

CCDで記録(表現)できる露光量は決まっています。バケツに水を溜めることに置き換えて説明すると、バケツの容量をCCDの記録できる露光量として説明します。

バケツから水があふれないギリギリを適正露出とすると、あふれてしまった状態を露出オーバーといい明るすぎて白っぽくなってしまった写真になります。
反対に水が少なすぎる状態を露出不足といい、暗くなってしまい被写体が黒つぶれしてしまった写真になります。

カメラでは絞りとシャッタースピードによって露出をコントロールします。IXY1000のようなフルオートのカメラでは絞りやシャッタースピードを任意にコントロールすることは出来ません。
カメラに内蔵された露出計により決定された露光量を露出補正でコントロールすることになります。

野鳥写真の多くは被写体である鳥がきれいに見えるように露出を決定します。カメラの自動露出では必ずしも撮影者の意図どおりに被写体に対して適正露出にしてくれるとは限りません。そこで、露出補正が必要になるのです。

具体的な露出補正については次回説明します。

投稿者 : 2007年08月30日 23:32