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2007年12月25日

カメラの手ぶれ補正

IXY2000 ISをお使いの方から、連写の2枚目以降の画像が甘くなってしまうとの相談を受けました。いろいろお話を伺うとカメラの手ぶれ補正をオンにされているとのこと。多少の手ぶれ補正効果はあるからということでオンにされているとのことでしたが、そこが問題のように思いましたので手ぶれ補正を切ってお試しくださいとアドバイスをさせていただきました。
数時間後お電話を頂き、手ぶれ補正を切って試してみたら具合が良いみたいだとのうれしそうなお声を聞くことが出来ました。
W200でも手ぶれ補正をオンにすると画像が甘くなることを知っていましたので同じ現象だと考えました。三脚に載せている場合は誤動作を起こしてしまうようです。
もし同じようなお悩みをお持ちの方は一度カメラ設定を見直してみてください。

投稿者 : 23:58

2007年12月20日

ニコン P5100

ニコンED78+30XWFA+ニコンP5100

今日はニコンのP5100で撮影に出かけてみました。いつものカワセミ君に協力をしてもらって撮影です。
絵的にはNGですが一番鮮明に撮れたものがこれです。
外的原因としては光があまり良くなかったことと、カワセミ君が落ち着いてくれなかったので撮影枚数が少なかったことがありますがイマイチですね。

撮影枚数が少ない原因としてはカメラの連写性能も関係しています。秒間1.1コマで5枚で連写が息継ぎしてしまい、そこからは連写が極端に遅くなるのです。同じ時間ならIXY2000ISで撮影すれば2,3倍の枚数になったと思います。

AFも少し遅めですね。画像を取り込んでみて思ったのですが、ファイルサイズもIXY2000ISに比べてだいぶ小さいので画像の圧縮率が高いです。P5100の画質FINEとIXY2000ISのスーパーファインとでは1.5倍ぐらいの差があります。(だからスーパーファインなのでしょうけど。)出来るだけ高画質で撮影したいものとしてはIXYのスーパーファインはありがたいです。

やはり連写が強いことは重要ですね。改めて感じました。IXYやW200で快適な連写になれた身としてはP5100の連写はちょっと厳しいと感じました。

投稿者 : 23:55

2007年12月17日

CANON IXY2000 IS 作例

NIKON ED78 + 28XWDA + CANON IXY2000 ISでの作例です。

同じような状況でIXY1000、W200で撮影してきていますが、一番鮮明に撮れているかも知れません。条件として適度に光が当たってくれたこともあるのでカメラの性能だけではないかもしれませんが、まずまずのポテンシャルはあるといえると思います。
使っていて気になる点は露出が結構暴れる点ですね。同じ条件でズームをしていったところ、急に露出不足になってしまったりしました。条件を見てみると明るい条件でしたのでワイド側では絞りが絞り込まれていました。その時点での適正露出補正値はマイナス0.7でした。ズームをしたことにより絞りが開放になったところで急に画面が暗くなり、適正露出補正値はプラスマイナス0になりました。
中央重点測光でしたが、このように露出の暴れがあるため半押ししたときの画面の明るさに注意して露出補正値をこまめに変える必要があります。

AFエリアについては標準と小がありますが、標準だとAF枠以外のところに引っ張られてしまうことも良くあります。せっかく目のところあたりに合わせても背中辺りにピントが来ているといったケースが多いように思いました。
小に設定するとAFがシビアになってなかなか合焦マークを出してくれないことがありました。そんなときは半押しのままスコープのピントリングを直して再度半押しをすると合焦マークがついてくれるという感じでした。
個人的にはAFエリアは小に設定する方が良いかなと思っています。

投稿者 : 23:52

2007年12月12日

デジスコって本当に簡単なの?

デジスコは簡単なのでしょうか。簡単の基準は難しいところですが、超望遠撮影で鳥を撮影するということにおいては多くの人にとってデジスコは楽な機材なのではないかと思います。

超望遠撮影を行うという意味での難しさはもちろんあります。例えば被写体を素早く導入するとか、ブレに気をつけて撮影するなどですね。
鳥が被写体ということでの難しさとして相手が生き物であり、人間の思うように出来るものではないということも難しい点でしょうか。これはデジスコに限らないことですね。

一眼レフに600mmの超望遠レンズなどのシステムと比較した場合、一眼は強力なオートフォーカスもあり連写も効くなどカメラ自体の性能はとても高いものがあります。しかし、シャッター押せば良い写真が撮れる訳ではありません。
倍率の関係でアップの写真ではなくヒキの写真が多くなるため余計なものが一緒に写ってしまう確率も多くなります。画面を整理して美しい構図を作り出すセンスが要求されてきます。また、一眼レフで美しく撮影するための被写体との距離をいかにうまく詰めるかなどのカメラの操作以外のテクニック(※1)も必要ですね。
また、細かく見ていった場合の画像自体のクオリティーも撮影者の腕次第で大きく変わってしまいます。

※1 餌付けなどのことを指しているわけではありません。

一方、デジスコはというと倍率が高いということもあり一眼ほど近づかなくとも大きく撮影することが出来ます。これにより鳥との距離を無理に詰めること無く撮影できるので撮影機会が増えます。鳥の表情も自然だったりします。
また、比較的軽量であることも重要な点ですね。持って歩くのが厳しいシステムだと撮影に出かけるのが億劫になってしまいます。撮影に行かなければいい出会いはありませんからね。^_^;

超望遠撮影に慣れることさえ出来ればどなたでも良い写真を手にすることが出来ると思います。液晶画面でのピント合わせを、ある程度割り切って出来るようになると撮影枚数が飛躍的に増えますので良い写真を手に入れることの確率がぐんとアップします。そのためには使い易い実績のあるシステムをお選びください。

P.S.
 慣れなければならない難しい面はもちろんありますし、買ったその日からすぐにturbo♪さん級の写真を撮るのは無理ですが、適度な難しさだと思いますのでその難しさも一緒に楽しんだら良いのではないでしょうか。あまり簡単すぎてもつまらないと考えるのは私だけかな?(^.^)

投稿者 : 23:59

2007年12月11日

スワロフスキー ズームアイピース用 TurboAdapter

ここ数日、お問い合わせが増えています。

やはり観察派の方からのお問い合わせが多いですね。ズームアイピースしかお持ちで無い方はこれで決まりかと思いますが、30倍もお持ちの方は悩みどころですね。

撮影が主であれば30倍の接眼レンズを生かすほうが良いとは思いますが、観察との併用の場合はズーム接眼に魅力があります。観察・撮影スタイルがどちらの比重が大きいかでお選び頂くしかないと思います。

あと、納期ですが最終の仕上げに入っていますが、もしかしたらちょっと遅れそうな感じです。いま一生懸命工場が頑張っていますのでもう少しだけお待ちください。

詳しくは

投稿者 : 23:58

2007年12月07日

ニコンDS接眼レンズへのTA4シリーズカプラーの装着方法

DS接眼レンズにIXY2000ISなどを接続した際にケラレが出て困るといったご意見を頂戴しました。
これには原因があります。16X/24X/30XDS接眼レンズとIXY2000ISの場合、TA4+5というTA4に対して5mm長いカプラーを推奨しておりますが、上記の写真のような状態で接続されているとTA4カプラーをしているのと同じ状態になってしまいます。
そこで、下記の写真のようにセッティングしていただくと正しい位置にセッティングされるのでケラレの無い撮影が楽しめます。

Turbo Adapter 30XWFAなどの場合はフランジがありますのでとまるまで奥まで入れて頂ければ所定の位置に装着することが出来ます。

投稿者 : 23:56

2007年12月03日

スワロフスキー 20-60ズーム用アダプター

スワロフスキーのズームアイピース用のアダプターが出来ました。まだ最終仕上げの段階ですので、製品としてのお届けにはあと数週間お時間がかかります。

スワロフスキーのズームアイピースの優秀さは以前から知ってはいましたが、製品化をするために解消しなければならないことがあり時間がかかってしまいました。
需要を考えるとたくさんは作れなかったため、単価は高いものになってしまったようですが、ズームアイピースをデジスコで使用したい方には朗報です。

詳しくは野鳥研究室をご覧下さい。

投稿者 : 23:52