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2008年07月30日
無料の画像閲覧、画像処理ソフト
NHKの趣味悠々という番組のパソコンソフト活用術入門を見ていたらデジカメの写真のことをやっていました。
そこで取り上げられていた無料ソフトがありましたので紹介します。Picasaという名前のソフトで基本的には閲覧ソフトの部類に入ると思います。そこに簡単な画像処理機能が入っているものです。
Googleで配布しているソフトなんですね。オンラインアルバムにもすぐに繋げられるようです。
投稿者 : 23:59
2008年07月27日
PANASONIC LX-3、FX-150のデジスコ適性
PANASONICから新しいカメラの発表がありました。LUMIX LX-3とFX-150です。どちらも広角からのズームですが、ズーム比率は低めなのでデジスコ適性があるのではないかと思いPANASONICセンターまで確認に行ってきました。
1.LUMIX LX3
カメラレンズの変位量(ズームの繰り出し)
W端に対して T端 -15~20mm ズームをするにしたがって引っ込む動きです。
KOWA TE-17Wとの相性
ズーム4ステップ目よりケラレが無くなる。(全12ステップ)
28XWDAとの相性
ズーム6ステップ目よりケラレが無くなる。(全12ステップ)
2.LUMIX FX150
カメラレンズの変位量(ズームの繰り出し)
W端に対して 中間域 -3mm T端 -1mm バリオテッサータイプと同じよ
うな動きです。
KOWA TE-17Wとの相性
ズーム3ステップ目よりケラレが無くなる。(全16ステップ)
28XWDAとの相性
ズーム3ステップ目よりケラレが無くなる。(全16ステップ)
どちらのカメラも広角からのズームレンズということで、ケラレは避けられないが、比較的広角側からケラレが無くなるようなので適性はあると考えます。連写も速い部類に入るカメラですので画質次第ではありますが面白い存在です。どちらもRAWの撮影が可能ということなのでこれにも興味があります。
RAW撮影と連写の関係が調べられていないの分かり次第お知らせします。ちなみにどちらのカメラも8月22日発売予定のカメラです。全国のPANASONICセンターにて実機が展示されています。
実機が発売されたら早速買い込んで開発T氏のの元に届けなくては・・・。(笑)
投稿者 : 23:57
2008年07月14日
デジスコ技術コンテストでのビデオ雲台に対するジンバル雲台の優位性の考察
2008年5月17日と18日にTBF2008のデジスコドットコムブースにて
に行われたデジスコ技能コンテスト参加者29名の方のデータを元に客観
的な判断の元に行ったものです。
1.技能コンテストの内容
用意された5個の的をデジスコ機材で合図と共に画面の真ん中に導入、ピ
ント合わせを行いタイムと的の導入及びピントの正確性を競う競技です。
デジスコ機材のデジタルカメラは動画モードで記録しました。
デジスコ機材は2セット用意し雲台にビデオ雲台(ベルボン FHD-61Q)を
使用したセットとジンバル雲台(デジスコドットコム 究具01)を使用した
セットを用意し両方のセットで同じ競技をして頂きました。
2.評価方法
a.競技時間
競技開始の合図から競技者からの終了の合図までの時間を記録した動画より割り出しました。
b.正確性
下記のピント及び的の導入の平均点の平均点を点数としました
ピント
ピントが合っていない---1点、大体合っている---2点、合っている---3点
それぞれの的について評価し平均点を点数としました。
尚、動画モードでの記録のためAFは使用していません。
的の導入
画面を9分割して
真ん中から外れている---1点、大体真ん中である---2点、真ん中である---3点 それぞれの的について評価し平均点を点数としました。
3.参加者のデジスコ歴の内訳
デジスコ未経験者 10名
デジスコ経験1年未満 9名
デジスコ経験2年以上 2名
デジスコ経験3年以上 3名
デジスコ経験4年以上 2名
デジスコ経験5年以上 2名
回答無し 2名
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計 29名
4.デジスコ歴別の結果
2年以上の方は各々2名以下の人数だったため2年以上ということで
まとめさせて頂きました。また、未回答の方は2年以上に組み入れさ
せていただきました。
ビデオ雲台に対するジンバル雲台使用時の向上率
このコンテスト参加者の中で実験として一番分かりやすい結果を残していただいた方のデーターを紹介します。あせることなくかなり几帳面に導入を行い競技をされていた方ですので機材の違いがそのまま出た結果になっていると思います。
ピントの評価についてはわずかにビデオ雲台での1箇所で評価が悪かっただけですので、ピント及び導入に関してはほぼパーフェクトでした。
的、一箇所当たりの所要時間の差が約3.4秒違いますので、実際の野鳥の撮影においてはビデオ雲台では一枚も撮影できなかったが、ジンバル雲台ではしっかり撮影することが出来たというような大きな差になってくることが予想されます。
また、実際に野鳥を目の前にしての撮影では少なからず平常心を失いますので、ビデオ雲台のシステムではさらにあせりを生んでさらに大きな差になります。
5.実験結果からの考察
実験結果から分かるとおり、競技時間は平均で22%短縮しておりデジスコ経験年数に関わらず短縮されています。
正確性についても、同様に平均で16%向上しております。
中にはジンバル雲台よりビデオ雲台での競技時間が短い人もいましたが、正確性のポイントが低く実際の撮影においては厳しい結果となったことが予想できます。
デジスコ未経験者の向上率が平均より低くなったのはデジスコの操作そのものに慣れていないことから、操作に手間どってしまったことが上げられます。
データーにはありませんが導入の正確性においてジンバル雲台がビデオ雲台を下回った方は一人もいらっしゃいません。
つまり、ジンバル雲台を使用するとビデオ雲台に比べて撮影までの時間が20~30%程度早くなり、導入やピント合わせの正確性も15%程度向上します。
導入が早くなることでビデオ雲台のときは間に合わずに撮影が出来なかった野鳥が余裕を持って撮影できるということに繋がります。
一例としてあげた表3の方のように的 一箇所当たりの所要時間の差に3.4秒の違いが出ると、実際の野鳥の撮影においてはビデオ雲台では一枚も撮影できなかったが、ジンバル雲台ではしっかり撮影することが出来たというような大きな差になってくることが予想されます。
また、実際に野鳥を目の前にしての撮影では少なからず平常心を失いますので、ビデオ雲台のシステムではあせりを生んでさらに大きな差になります。
この野鳥を見つけてからシャッターを切るまでの時間短縮がジンバル雲台を導入する最大のメリットです。野鳥との出会いは一期一会です。
チャンスを逃さないためには使い易い機材がカギになります。撮影の操作の中で一番最初に行う被写体の導入がスムーズに出来なければシャッターを押すことが出来ません。
この実験結果からジンバル雲台の優位性は証明されています。ビデオ雲台で満足されている方も、ジンバル雲台にすることで得られる撮影機会があることを示しています。最高の結果を得るための機材としてジンバル雲台は欠かせない機材といえます。
投稿者 : 23:31
2008年07月08日
焦点距離
焦点距離とはレンズの中心から、レンズを通った光が像を写すまでの距離のことです。理科の実験で虫眼鏡を使って太陽の光で火を起こす実験などをしたと思います。光が集約されて熱によって焦げる点だから焦点なのですね。
カメラレンズの場合この数字が大きければ大きいほど大きく写すことができます。
CANON IXY2000ISは36~133mmです。50mmのレンズが人の目で見た感じに近いといわれています。でも、カメラのレンズに記載されている文字を良く見ると焦点距離は7.7-28.5mmとなっています。これはどういうことなのでしょう。
デジタルカメラの場合、フィルムにあたる電子部品である撮像素子(CCDやCMOS)の大きさがフィルムよりも小さいため、同じ焦点距離のレンズを使った場合、フィルムカメラよりも大きく写ることになります。
どのくらい大きく写るのかわかりやすくするため通常のフィルムカメラ(35mmフィルム)を基準にすることが多いです。これを35mmフィルム換算の焦点距離と呼んでいます。
デジスコのシステムの説明などでの1080mmから3990mmなどというのは、35mmフィルムカメラ換算の焦点距離となります。
投稿者 : 23:54
2008年07月07日
シャッタースピード
今回はシャッタースピードについてです。これはシャッターを開けている時間のことです。1/100秒などと表示されます。分母が大きいほど速いシャッタースピードであるということになります。
シャッタースピードが速いか遅いかでどのような違いが出てくるかというと、速ければ速いほどブレにくくなります。シャッタースピードが速くなる条件は明るい場所での撮影であることです。
暗い林の中ではシャッタースピードは遅くなります。ですから林の中では写真がブレやすいのです。そのようなときに無理にシャッタースピードを上げたとしても真っ暗な写真になるだけです。撮影する場所の明るさによってシャッタースピードは決定されます。
同じ明るさのものを撮影してもカメラのズームを上げるとシャッタースピードは遅くなります。前回説明をしたレンズのF値との関連です。F値とシャッタースピードとの間には関連があります。例えばF値が2.8の時に1/100秒のシャッタースピードだったとするとF値が5.6の時は1/50秒のシャッタースピードになります。
露出という言葉がありますが、レンズのF値、すなわちレンズの明るさとシャッタースピードの二つを合わせて露出といいます。
投稿者 : 23:30
2008年07月05日
F値とはなにか?
F値とはレンズの明るさを表す数値です。数値が小さいほど明るいレンズとなります。明るいレンズの方が速いシャッタスピードで撮影することが可能になります。
カメラのレンズを見ると数値が書いてありますね。このCANON IXY2000ISでは1:2.8-5.8となっています。これはカメラズーム1倍のときにレンズのF値は2.8で一番ズームをした3.7倍のときにF値は5.8であることを示しています。一般的にズームレンズは倍率が上がるとF値は大きくなります。
撮影した写真のデーターを見ていくともっと大きなF値の写真が出てくると思います。ズーム一倍なのにF値が8などというときもあります。これはカメラのレンズの機構に絞りという機構があり明るさによっては光の通り道を狭くして暗くすることがあるからです。IXY2000ISの場合は最高シャッタースピードが1/2000です。それを超えないようにカメラがコントロールしています。
投稿者 : 23:51
2008年07月03日
ISO感度について
ISO感度とはなんでしょう。
これはISOという国際基準で定められた写真フィルムの光の感じやすさを表す単位です。数字が大きいほど感度が高く少ない光で撮影することが出来ます。
具体的な違いとしては撮影条件が全て同じならば感度がISO100とIS0200と感度の差が2倍ならばシャッタースピードも2倍で撮影できます。
デジタルカメラの場合はフィルムは無いわけですが、代わりにCCDあるいはCMOSセンサーといわれる光を感じて画像として取り込む素子が入っています。写真には長い歴史がありフィルム時代と同じ単位を使うほうが分かりやすいということでデジタルカメラでも同じ単位で表現をしています。
フィルムの場合もそうなのですが、感度を上げるとシャッタスピードが上がるだけではなく、ノイズ(画像がザラザラしたような状態)が増えるというデメリットもあります。特にコンパクトデジタルカメラではほとんどの機種において最低感度以外での撮影は画質が落ち方が激しいのでお勧めをしておりません。
極端な比較ですがIXY2000ISでのISO80とISO1600の画像を比べてみましょう。
投稿者 : 23:40