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2008年10月31日
IXY3000ISのMF(マニュアルフォーカス)
IXY3000ISにはマニュアルフォーカスがつきました。どんな具合か試して見ました。
マニュアルフォーカス時に中央部を拡大表示する機能がありますのでそれを利用してみました。これでかなりピントを追い込むことが出来ます。じっくり構えてピント合わせをする余裕の持てる被写体ならば拡大機能を使えばマニュアルフォーカスでもピント合わせを結構正確に行うことが出来ました。
さて、マニュアルフォーカス時にカメラ側のフォーカス位置をどこにするのが良いのかを実験してみました。
ちょっと分かりづらいのですが2つの写真を見比べると、わずかですが50cmに設定したときの方が解像しているように思います。これは撮影時のピントあわせをしているときのモニター画面上で感じたので書きました。このカメラでMFを選んだ時は最短合焦距離にあわせるほうが良いように思います。
(画像はクリックして大きな画像で比べてください。)
投稿者 : 23:59
2008年10月30日
IXY3000IS 暗部補正
IXY3000ISになって盛り込まれた新機能の「暗部補正」の効果を確認してみました。
撮影データ(2枚とも同じです)
機材 ニコンED82 + 28XWDA + IXY3000IS
ISO感度 80
シャッタスピード 1/20
露出補正 マイナス1/3
焦点距離 16.293mm(35mmフィルム換算合成焦点距離 約2,660mm)
周囲の状況はほぼ同じで撮影データーが全く同じですから比較としては良い比較になったと思います。
比較すると暗部補正ONのほうが明るく撮れていますね。全体としても明るいですが特に暗い部分の明るさが持ち上げられていることが見て取れます。こういった背景が明るく被写体に日が当たっていないような条件や逆光のときでは効果的かもしれません。ONにするとOFFのときより全体的にも明るくなってしまうので注意が必要です。1ステップ露出補正を下げた方が良い場合もあるでしょう。
暗部補正についてはONにするとカメラが自動で判断して効果を掛けるようになっていますのでいつもONでも良いかもしれませんが、随時切り替えながら撮影するならば、機能割り当てボタンに暗部補正を登録すると使いやすいです。
投稿者 : 23:37
2008年10月29日
マンフロット 新型ビデオ用雲台
マンフロットより新型のビデオ用雲台 701HDVが発売されます。
※ 写真のロングプレートは別売りです。
701RC2の後継機種となります。かなり進化をしていることが見て取れます。一番の大きな変化は上位機種の501HDVなどと共通のロングスライドプレートを採用したことです。これにより大きなスライド量を得られます。701RC2にもスライド機構はついていましたが、あまり大きなスライド量ではありませんでした。
全体的なデザインも501HDVの小型版というイメージでかっこ良いですね。
まだ本格的にフィールドで使ってはいませんが、なかなか良いフィーリングです。ED82を載せても破綻のない感じを受けています。旧型の701RC2で一番不満に思っていたのはパーン方向(左右の回転)の軸のガタツキでした。これは解消されているように感じました。全体的な剛性もまずまずの印象です。チルト方向(上下)の動きは701RC2のときからまずまずの動きでしたが、さらにスムーズになった印象です。
もしかしたらこの雲台がGITZOのG2380に代わってデジスコ用ビデオ雲台の定番になるかもしれません。
希望小売価格 29,295円(税込み)
高さ 95mm
重量 830g
耐過重 4kg
カウンターバランスあり (対応荷重1.5kg)
投稿者 : 23:52
2008年10月21日
デジタンの裏ワザ
先日バラ園に行ってデジタンを使って撮影してきました。実はこのデジタンは市販しているものとは少し違うものです。ZEISSレンズ使用のデジタンは6倍のZ6ですが、撮影に使ったデジタンは4倍の単眼鏡を使用しました。実は4倍の単眼鏡「モノ 4x12 T*」もデジタンに使用できるのです。Z6をお持ちの方は単眼鏡部分をモノ 4x12 T*に交換することで4倍のデジタンにすることが出来ます。倍率が下がりますがその分シャッタースピードが少し稼げますので、最近の手ブレ補正付のカメラIXY3000ISやW300の手ブレ補正をONにすると明るい場所では手持ちでも撮影が出来る場合があります。(バラの写真はちゃんと三脚を使用しています。)
この日は結構風があったのでどこまで撮れるかなと思いましたが、意外なほど撮影が出来ていました。デジタンのマクロ撮影って意外と難しくないですよ。
※ 申し訳ありませんがデジタンのアダプター部分のみの販売はしておりません。Z6をお持ちの方だけの裏技です。
投稿者 : 23:53
2008年10月17日
空抜けでもちゃんと撮影できます。
ニコンED78 28XWDA CANON IXY2000IS
撮影データ SS 1/200、F値 F4、 露出補正 マイナス1/3
昨日は向こうを向いてしまった写真でしたが、こちらの方を向いている写真もあります。このときはしっかり連写をしていました。(笑)
昨日の写真も今日の写真もバックが空抜けです。空抜けですとうまく撮れない事が多いのですがこのような青空バックの場合は普通にちゃんと撮影することが出来ます。通常より少し補正値をプラス方向にするだけでOKです。
これが少しでも雲が出て空が白くなってくるとこのようには撮れません。秋にはこのような青空の日が多いのでこういった木の天辺に止まることの多い鳥も青空バックで撮るチャンスです。
投稿者 : 23:54
2008年10月16日
連写の必要性
連写ってそんなに重要ですか?と聞かれることがあります。一例として今日の写真を例に説明します。
「あれ、後ろ向いちゃった」ということは良くありますね。このときもそうでした。連写設定をするのを忘れてこの一枚しか有りません。ちょっと悔しい思いをしました。
連写をしていればこのあと数枚は撮影が出来ていたのでちゃんと顔がこちらを向いた写真もあったはずです。
あとは微妙なブレも曲者です。たくさん連写して画像をチェックしていると同じようなシーンでもくっきりとした写真、甘い写真が混ざっています。これは主に被写体ブレによるものです。相手は生き物ですので止まっているようでも微妙に動いています。風で枝が揺れることもあるでしょう。
連写をしていれば甘い写真の中にくっきり写真も混ざっていることがあります。ちょっととって終わりではなく出来るだけたくさん写真は撮っておきましょう。
投稿者 : 23:54
2008年10月04日
PANASONIC LUMIX G1
有明に用事があったのでついでにPANASONICのショールームに行ってきました。
マイクロフォーサーズのミラーレス一眼カメラ「LUMIX G1」を触ってきましたよ。このカメラは面白そうだと思いますし、注目を集めているカメラのひとつですね。持った感じはFZシリーズの高倍率ズーム機の様な感じです。レンズは交換式のレンズですからちょっと違いますがボディーの雰囲気はそんな感じでした。
ビューファインダーは144万画素相当ということでどんな感じか確かめてみましたが、これだけ高画素化されるとピントが見やすいですね。46万画素のバリアングル3型液晶モニターも付いています。
ミラーが無いことで振動があまり無いことも期待していたのですが、思いのほかシャッターの動作に伴う振動が大きいと感じました。
このカメラをスコ-プに接続しようと思うと一眼レフカメラ用のフォトアタッチメントで接続するのが簡単かも知れません。
接眼レンズを覗かせるコリメートでの接続をするにはカメラレンズの仕様が問題になります。ピント合わせやズームなどの際にレンズ先端が回転するものや伸縮するものは、接眼レンズに固定することが出来ませんのでなかなか難しそうです。
実際にスコープに接続して撮影するには色々と検証してみないと結論が出せない感じです。
投稿者 : 17:45