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2009年07月06日
Q.デジスコで飛翔写真の導入等のコツやアドバイスあれば教えて下さい。
A.デジスコという機材は飛翔写真の撮影に向いていないと言われてますがチャレンジ精神も必要です。
1.機材面でのアドバイス
■照準器 究具02もしくはDOS-CS1
■液晶モニターフード 究具03もしくはHD-2027W
■連写に優れた反応の良いカメラ SONY W300、CANON IXY2000IS
上記のうち特に照準器と液晶モニターフードは必須といっても良いと思います。
素早く画面に被写体を導くためには照準器が有効です。照準器で被写体を導入したら、素早くカメラのモニター画面を見ながらピント合わせをするために液晶モニターフードも必要です。
この一連の作業を効率的に行うためには左目で照準器を、右目で液晶モニターをみる両眼視が出来るデジスコドットコムの照準器システムが最も有効です。
2.撮影のポイントについて
■両眼視のマスター
■全ての操作のスピードアップ
■トマリモノは捨ててトビモノの撮影に徹する
■諦めない気持ち
上記がポイントになります。両眼視とは両方の目で同時に見るということではありません。
左目で照準を合わせたら素早く右目に意識を移して画面を見ることです。
必要に応じて右目と左目とを使い分けることが出来れば、被写体を見失うことが少なくなります。
慣れないうちは使いたいほうの目と反対の目をつぶることで切り替えがしやすくなります。
操作のスピードアップについてはスピードアップを意識して撮影の練習をするのが有効ですが練習の相手は鳥である必要はありません。
撮影の合間にでも適当な目標物を見つけて素早く導入してピント合わせをする練習をしてください。
トマリモノの撮影とトビモノの撮影と両方を意識しているとどっちつかずになりどちらも撮れません。
トビモノと決めたらその日はトビモノだけにするぐらいの気持ちで臨んでください。
諦めないでチャレンジすることが必要です。
3.実戦での練習について
撮影の流れは「照準器で導入」→「液晶画面で確認しながらピント合わせ」→「シャッターを押し連写で撮影する」です。
カメラのオートフォーカスについては状況次第ですが、カワセミのホバリングなどであれば、使える場合があります。
オートフォーカスを使う余裕がない場合はあらかじめシャッター半押しでオートフォーカスを固定しておきスコープのピント合わせのみで撮影します。
遠くを飛ぶ猛禽類などはカメラのオートフォーカスエリアの設定をオートにしても良いと思います。
最初は遠くを飛ぶサギ、カラスなどで練習しましょう。たまにしか来ない鳥では練習になりませんので飛んでいる鳥のたくさん居るところを探していきましょう。
トビモノ撮影は感覚を磨くことが良いのでどれだけチャレンジをするかということです。その中でトビモノ撮影に成功する条件やうまく行かない条件などを勉強できます。
投稿者 kasumi : 2009年07月06日 09:33