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2011年08月01日
ジンバル雲台とは?
Q:ジンバル雲台てなんですか?
A:デジスコでの撮影で、素早く被写体導入し、狭い画角内での微調整が
素早くできることを目的に開発された雲台のことです。
上下・左右・前後のそれぞれの回転軸が重心と一致した完全なジンバル構造
(分かりやすく説明すると、丁度「やじろべー」のようなもの)を持ち、機材を
動かしても重心の変化が生じません。
そのため、摩擦固定などの補助動作を加えずに、任意の場所に向けて
簡単に光軸を移動・固定させることができる優れものです。
実際の撮影では狙った鳥をセンターに配置してしまう通称「日の丸カット」を
避けるため、ちょっとずらすといった動作が場合によっては求められますが
(正に真剣勝負)、ジンバル雲台では、簡単に対応できるのに対して、
ビデオ雲台はしゅう動部に高粘度のオイルを介在させ、粘りを持たせることで
システムの急激な重心移動を穏やかに動かすことができる仕組みを
もったもので、この粘性が狭い画角の中での操作で反力が生まれ撮影に
不具合を生じさせてしまいます。この現象については、デジスコの
エキスパートはだれでも経験されていることです。
せっかくのシャッターチャンスを生かすためにはジンバル雲台はデジスコ撮影の
必要アイテムと言っても過言ではありません。
投稿者 岡ちゃん : 2011年08月01日 10:53