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2012年01月25日
デジスコ撮影のワンポイントアドバイス(機材ブレ)
デジスコ撮影でなかなかピントが合わない、カメラブレ等で
思った通りの撮影ができないとの話が多くあります。
デジスコ撮影は電子シャッターによる無振動のメリットを生かし、
基本は1000mm以上の超望遠撮影で、それをシャッター
スピード1/10から1/60で切っても撮影できることです。
それに対して、ミラーショック等の振動を持っているデジタル一眼レフの
超望遠撮影では焦点距離の逆数、すなわち300mmであれば1/300以上
のシャッタースピードで切らないとシャッターブレを起こすと
一般的にいわれております。
そこで、デジスコの原点に立って機材ブレを起こしていないかどうか
チェックしてみる必要があります。
機材ブレの原因は、三脚、雲台、ケーブルレリーズ等がすべて絡んで
きます。当然、シャッタースピードも関係しますが。
機材ブレがあるかどうかをチェックする簡単な方法があります。
デジスコをセットし、三脚、ビデオ雲台等をしっかりとレバー等で固定した上で、
目印になるような看板をターゲットに撮影して機材ブレが起きていないか
どうかをチェックすることです。
それで、機材ブレがなければ、第一段階は合格です。この段階で機材
ブレが起きていれば、三脚、ビデオ雲台等に剛性等が不足して機材ブレ
が起きていと疑う必要があります。
第二段階のチェックはビデオ雲台を普段使うようにフリーにして、動かし
ながら、ターゲットの看板で止めてシャッターを連写してみてください。
おそらく、連写の1枚目はビデオ雲台を止めた瞬間に発生する反力
によって、機材ブレを起こしている可能性があります。
2枚目以降にブレがなければ合格です。
逆に、ビデオ雲台の特性を掴んでおけば、最初の1枚は捨てて
2枚目以降を生かす、または、ビデオ雲台を動かしたときは、ひと呼吸
おいてからシャッターを切るなどの方法でブレを回避することができます。
機材の特性を熟知しデジスコ撮影の成功率を上げてください。
それも楽しみの内です。
投稿者 岡ちゃん : 2012年01月25日 18:33