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2012年03月29日
デジスコ撮影のワンポイントアドバイス(露出補正)
デジスコ撮影で撮影条件によっては露出オーバーや露出アンダーで
露出補正をする必要があります。
露出補正をプラス補正なのかマイナス補正のどちらか迷われている
方が結構おられます。
デジスコ撮影の測光方式は中央部重点測光が基本で、その場合の露出
補正の考え方は下記の通りです。
1.狙った被写体が見かけより白っぽくなっている
場合はプラス補正をしてください。
2.狙った被写体が見かけより黒っぽくなっている
場合はマイナス補正をしてください。
ここで重要なのは、画面全体を見て露出補正を考えるとこんがらかって
しまいますので、露出補正をしたい被写体を基準とすることです。
たとえば、青抜けで飛翔している野鳥をとる場合、中央部重点測光といっても
空の青さに露出が引っ張られ、被写体の野鳥は白っぽくなって
しまうので、露出を増やす必要があるため、プラス補正となります。
補正量は1/3ステップでマイナス2からプラス2までの補正が一般的です。
補正量は撮影条件、カメラの測光素子の特性、測光のアルゴリズム等
によって異なってきますので、撮影前に傾向を良くつかんでおく必要があります。
投稿者 岡ちゃん : 17:36
2012年03月16日
デジスコ撮影ワンポイントアドバイス(測光方式)
デジスコ撮影時のカメラ設定の中で、測光方式の設定についての
問い合わせがあります。
カメラの測光方式は大別すると平均測光方式と中央重点測光
方式に分けれれます。デジスコ撮影の場合は中央重点測光方式
に設定してください。
理由は、まずピント合わせは画面中心に鳥の目をターゲットに
合わせ、シャッター半押しの状態で構図を決めてシャッターを押す
のですが、その時は、鳥を中心にした測光がされているので、構図
を変えても鳥に対しては適正露出となっているからです。
それに対して平均測光方式の場合は、メインとなる鳥に露出は画面
全体の平均となっているため、適正露出とはならないからです。
投稿者 岡ちゃん : 15:27