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2012年05月08日

【デジスコ講習】(19) 明るいF値[その2]

前回は合成F値を求める方程式を紹介しましたので
今回はその方程式を使って実際に合成焦点距離を求めてみましょう。

では、今回も下記写真のデジスコシステムを例にとってみましょう。

対物レンズ口径φ88mmのスコープの焦点距離は510mm、
30倍接眼レンズの焦点距離は17mm、
コンデジの焦点距離は28mm~105mmとすると・・・

【合成F値】=【スコープの焦点距離/接眼レンズの焦点距離Xコンデジの焦点距離(レンズに書いてあるf値)】/【スコープ対物レンズ径】
  ↓
(ワイド側)840mmではF1.7~(テレ側)3150mmではF6.3となります!!
実際にはコンデジの明るさ以上にはならないのでF2.0~F6.3での撮影となります。

ちなみに、プロ用カメラレンズ撮影機材の場合、
対物レンズ口径φ150mmの600mmF4.0/APSサイズカメラで780mmF4.0ですから、
デジスコシステムがいかに明るいシステムであるかがわかると思います。

投稿者 turbo : 2012年05月08日 11:47