目を離して覗くとこんな感じです.目を近づけるともっと視界が広がり,実視界は縦横約37度あります.
この画像でドットサイト自体が目障りに感じる場合は,ドットサイトをプリズムから離して設置すれば
より快適になると思います.飛翔撮影でも問題なく使えるはずです.
2012/09/17(Mon) 16:43:39 [ No.14274 ]
m125さん、はじめまして。
これは素晴らしいですね。
こういう照準器が作れれば、傾斜型スコープでもデジスコが楽になりますよね。
それに、EVFまで自作してしまうのも凄いです。
もう少し早く貼って貰えれば、私もATS65HDを手放さずに持っていたのですが・・・(泣)
2012/09/19(Wed) 08:56:29 [ No.14275 ]
あちゃさん,こんにちは.
あちゃさんのお名前は掲示板で良く拝見していましたので,初めてという気がしませんよ.
傾斜型スコープ用の覗きやすい照準器ぐらい,スコープメーカー純正のアクセサリーとしてあっても
良さそうに思いますが,こういう製品って意外にないですね.
ペシャンプリズムはダハプリズム(正確にはシュミット・ペシャンプリズム)使用の双眼鏡にも使われ
ていますから,メーカーの部品倉庫にはいっぱいあるはずなんですが.(^o^)
私自身,デジスコに夢中だった頃は傾斜型には全く興味が無かったのですが,2年程前に超望遠一眼レフ
でのアングルファインダー使用に目覚めてしまってからは,直接カメラファインダーを覗いて鳥を撮る
ことがほとんどなくなってしまいました.市販のアングルファインダーより覗きやすい特大サイズの
アングルファインダーも自作しています.その時に90°アングル型の照準器も作りました.
ファインダーと照準器をアングル型にしてしまうと,超ローアングルから天頂までとても快適に
撮影出来るようになります.
今回の傾斜型(45°アングル型)は簡易版のようなものですが,非常に手軽で使いやすいものなので
ここでも紹介させて頂いた次第です.
しかし,ここまで書いてきて言うのもなんですが,最近はバリアングルタイプの液晶モニター付き
デジカメも増えてきましたから,液晶モニターを丁度良い角度にしっかり固定出来れば,デジスコで
使うスコープは直視型でも傾斜型でもあまり関係なくなるかもしれませんね.(^_^;
EVFの方は,ヘッドマウントディスプレイを分解する度胸さえあれば誰でも自作出来ると思いますよ.
もともとモバイルタイプだったので,電源等は改造不要で市販のバッテリーが普通に使えます.
ただ,ホームセンターで売っている金具を多用して作ったため,若干重くなってしまったのが残念です.
最後に両眼視撮影についてひとつだけ補足しておきます.
直視型スコープでのデジスコで両眼視撮影する場合,通常,照準器はスコープの真横に設置されますから,
左右の目で見える像の位置は,たとえずれるとしてもほぼ左右方向だけです.
今回ご紹介した傾斜型照準器では,目とプリズムの距離によっては,照準器本体(ドットサイト)が
スコープ光軸の真横よりも上にずれて設置されることになると思います.このため,左右の目で見える像の
位置が左右ではなく斜め方向にずれます.これは,一眼レフカメラやEVF付きカメラ等のようにファインダー
と撮影レンズの光軸が上下にずれているカメラで普通に(標準画角,照準器なしで)両眼視した時の見え方と
まったく同様のものです.左右の目で見える像の位置がずれていることで両眼視撮影が辛く感じる方も
いらっしゃると思いますので,過剰な期待はなさらないようにお願いします.
尚、ファインダーが汎用の外付けEVFのように上下左右に自由に角度調整出来る場合は,その角度を変える
ことで左右の目で見える像の位置関係を自由に調整出来ます.バリアングル液晶のデジカメでも同様かも
しれません.
2012/09/19(Wed) 18:02:58 [ No.14276 ]
m125さん、早速ありがとうございました。
>あちゃさんのお名前は掲示板で良く拝見していましたので,初めてという気がしませんよ.
・・・恐縮しております。
>傾斜型スコープ用の覗きやすい照準器ぐらい・・・あっても良さそうに思いますが,こういう製品って意外にないですね.
・・・全く同感です。
>しかし,・・・スコープは直視型でも傾斜型でもあまり関係なくなるかもしれませんね.(^_^;
・・・そうかもしれませんが、照準器とカメラの液晶モニターでは画角が違うので、やはり照準器は必要なのではないでしょうか。
また、両眼視撮影の補足につきましても、たいへん参考になりました。
各般に渡りご教授をいただき、ありがとうございました。
2012/09/19(Wed) 23:30:01 [ No.14277 ]
あちゃさん,言葉が足らなかったようでどうもすみません.
> >しかし,・・・スコープは直視型でも傾斜型でもあまり関係なくなるかもしれませんね.(^_^;
> ・・・そうかもしれませんが、照準器とカメラの液晶モニターでは画角が違うので、やはり照準器は
> 必要なのではないでしょうか。
傾斜型スコープとバリアングル液晶を組み合わせると直視型のように液晶フードを覗けるので,
照準器も直視型スコープの場合と同様に使える,という意味で書きました.
傾斜型スコープのメリットを生かしたまま,照準器を使いやすくするにはプリズム等の工夫が必要ですね.
逆に傾斜型の照準器があれば,直視型スコープとバリアングル液晶を組み合わせることで傾斜型スコープの
ようにも使えます.一眼レフ等でアングルファインダーを使う場合に相当していて,私がやっているのは
これです.
しかし,デジスコ向きのデジカメでバリアングル液晶付きというのはまだ少なかったかもしれませんね.
2012/09/20(Thu) 18:17:29 [ No.14278 ]
m125さん、詳しいご説明をありがとうございました。
納得いたしました。
それにしても、直視型スコープにアングルファインダーとは驚きです。
こういう発想は、あちゃでは出てきません。
発想の転換が大事なことを認識させられました。
またいろいろと教えてください。
2012/09/21(Fri) 08:53:57 [ No.14279 ]